「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

ヨョ…

2007年02月28日 |   中2 
今日の中2は漢文。
書き下し文になおしたり、白文に訓点をつけたりと、返り点の練習が中心です。
書き下し文のひらがなを、白文にカタカナで書き写すわけですが、
その作業中に、ある生徒が
「カタカナの“よ"ってどんなんだっけ?」と言い出した。
すると、隣に座っていた少年が
「カタカナがわからないなんて小学生以下だぞ!こうだろ。」と言って
プリントの端に “E" と書いていた。( ̄ロ ̄lll)
2人とも小学生以下ですか…?

日本語を忘れないでちょうだい。(-_-)

問い合わせ

2007年02月27日 | 今日のお仕事 
春期講習+新年度の入塾勧誘の広告をだしたところ、けっこう問い合わせがきています。
お電話をくださる方、来訪される方などさまざまですが
かなり細かいところまで質問される方もいて、熱心だなあと思う一方
そういったニーズにどう対応していくか、PRの仕方なんかも考えさせられました。

ここ2・3日の最大の問題は、受験生からの受験校変更に関する相談と
入塾の問い合わせの両方に同時に対応しなくてはいけない場面があることです。
スタッフ数が少ないこともあり、どうしても受験生の対応に時間をかけがちで
せっかくのお客様を逃しているのではないかと心配です。

そこらへんのビジネス戦略をもう少し考えていかなくては…。
田舎なので何とかやっていけていますが、
ちょっとスキがありすぎだと思っています。(--;

倍率発表

2007年02月26日 |   中3 
県立高校一般入試の倍率が発表されました。

この倍率と、今までの模試の結果、学校で教えてもらったおおよその内申点から
危なそうな生徒と最終面談をしました。

以前から高倍率なら即変更すると公言していて
今日真っ先に塾へ来て「変更します!」と報告してきた生徒。
ご両親を交えて話し合った結果、落ちるのを覚悟でこのまま受験すると決めた生徒。
どうしても決められず、一晩考えると言って、目を赤くして帰っていった生徒。

面談では、私たちは現時点での見通しとアドバイスをするだけで
無理に志望校を変えさせたりしません。
どこでもいいから合格すればいいとは思っていないからです。
納得できずに受験して合格しても、高校中退することになってしまったら元も子もありません。
(だからといって、みすみす玉砕させるわけにもいかないのですが…)

周りの大人がいろいろ言っても、結局決断するのは本人。
15歳にとって、厳しい試練だと思います。
こんな思いをさせたくなくて、いろいろ手を尽くしてきたつもりなんですが
どうしても、毎年この時期に数名と面談することになるんですよね…。

帰り際に、「塾の評判に貢献できなくて申し訳ないです…」なんて言う
生徒・保護者がいましたが、全然そんなことないです。
塾の評判なんかより、悔いのない受験をしてほしい。
そして、合格してほしい。
入試まであと10日。頑張ってよ!

雛人形

2007年02月25日 | 今日の1品 
今日は、立派な七段飾りの雛人形が展示されている和風なお店で
お茶(とアイス)をいただきました。
雛人形の隣で、なぜかピアノの生演奏をしていました。
曲目は、「うれしいひなまつり」といった季節もの、「トロイメライ」といったクラシック、
それから、「冬のソナタ」のテーマソングなど、バリエーション豊富でした。
耳なじみの曲が多かったのですが、題名が思い出せなくて苦しむ場面も(冬ソナもその1曲)。
子供のころ、ピアノを習っていたので、また弾きたいなあと思いました。

天気も良く、なかなか優雅なひとときを過ごせました。(*^^*)

いつもの年なら、まだ雪がたくさん残っていて、「春なんてまだ先」という感じですが
今年は本当に雪が少ないので、この時期の雛人形に違和感がなく
春がそこまで来ているな~と実感しています。

正解はパンダ

2007年02月24日 |   中3 
卒塾後もその言動が語りぐさになるような個性的な生徒が、どの学年にもいます。

塾中で1、2を争う天然ボケっぷりといったら中3の○さんです。

「1972年、日本と中国は国交を回復して ( 日中共同声明 ) に調印した。」
という社会科の問題に関連して

「そのときの日本の首相は? ヒント:新潟県出身」 と聞いたら
 「田中角栄!」  さすが新潟県人。大当たり!(*^^)b

「そのとき中国からもらった動物は? ヒント:中国といえば…」 と聞いたら
 「カンガルー?」  なぜそこでカンガルー?それってむしろオーストラリアでしょ。(゜ロ゜;)

彼女の常識はかなりズレています…。
クラスに1人いると場が和んでいいのですが
この時期にきてもこの調子なので、さすがにちょっと心配。    

夢は…?

2007年02月22日 |   中3 
今年の中3の中で1番優秀な生徒は、学校でも常に学年トップの成績で
すでに英検2級を持っているという女の子です。
そんな彼女と1対1で話をする機会がありました。
学業が優秀といっても、反抗期まっただ中。
理系大学進学を勧める母親の言いなりには絶対なりたくない!
と決意表明していました。
中学生らしいなあ、と思う反面
じゃあ何になりたいの?と好奇心に駆られて聞いてみたら
「お菓子屋さんとか…」

あまりにも予想外の答えでビックリしてしまいました。

たぶんそれ聞いたら、アナタのお母さんひっくり返ると思うよ…。
ついでに、「きっと将来はバリバリのキャリア外交官だな!」
と言っていたウチのボスもひっくり返るだろうなあ。

定期テスト結果

2007年02月21日 |   中2 
そろそろ下級生の期末テストの結果が出始めました。

全体的には上々だったんですが、個別に見ていくと
点数を取れる生徒と取れない生徒の差が大きくなり、
各生徒ごとに点数を取れる教科と取れない教科の差が大きくなってきた感じです。
これから新学期が始まるまでの間に復習をしっかりやって
その差を縮めていきたいです。

今日はその手始めに、中2英語でちょっとした復習問題をやらせてみたのですが
春に学習した不規則動詞の過去形をすっかり忘れている生徒がいてガッカリしました。
おまけに、その生徒が
「数学はできるんだから英語ができなくてもいいでしょ」的な態度を
とったもんだから、カチンときてしまって
「英語ができなくて行ける高校なんてありません」と言ってしまった…
ちょっとキツかったかなあ、と反省。
生徒の言うことをいちいち真に受けてちゃダメだってわかってるんですけど…。

その生徒だって本気でそう思っている訳じゃなく
きっと英語だってできるようになりたいハズ。
何とかレベルアップできるように作戦を練らなければ。o(・`ω´・)○))

今年の3年生が優秀だっただけに、来年度はてこずりそうです。

読み間違い?

2007年02月20日 |   中1 
国語の授業では、基本的に本文を段落ごとに生徒に音読させています。
読めない語がそのままにならないように、という配慮と
とばし読みしたりして全文を読まずに問題を解くことがないように、という考えからです。
初見でもすらすら読める子、語の区切り方からめちゃくちゃな子など個人差が激しく
その子の国語力がある程度わかってしまう瞬間でもあります。

で、今日は中1国語。テキストを使って教科書の内容を学習しました。
例によって音読してもらったのですが…

「廃棄物を処理する問題の解決策として、
 微生物の働きを利用しようとする試みが進められている。」
   
ロウハイブツをショリするモンダイのカイケツサクとして、
 ビセイブツのハタラきをリヨウしようとするタクラみがススめられている。」

あまりにスラスラ読んだので間違いに気づかない子さえいた…( ̄ロ ̄lll)
気がついた子はクスクス笑っていましたが。
もちろんすぐにストップをかけ、正しい読み方を指導しました。

その後しばらく「廃棄物」のところは、「ロ…ハイキブツ」みたいな感じで読んでいました。
間違いを修正して覚え直すのもなかなか大変です。

それにしても、ちゃんと意味わかって読んでるのかな?
音だけ聞いているとすごいことになってますよ。

公立推薦入試 合格発表

2007年02月19日 |   中3 
今日は公立高校推薦入試の合格発表でした。
予想以上の合格率!\(^^)/
私立・国公立すべて合わせると、塾生の約3分の1が推薦入試で合格。
(ちなみに大殺界の少年も合格しました。)

喜びの報告が続く中、残った生徒たちが心細そうにしているが印象的でした。
3週間後の一般入試の合格発表は、全員笑顔で迎えたいな。