「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

仕上がりは上々…?

2015年02月28日 |   中3 
今日は昼過ぎから入試対策授業を実施しました。

入試対策授業の英語・国語は長文読解が中心で、より本番に近い実践的な内容になっています。
はじめの頃に入試の過去問をやって、どれだけ本番の問題が難しいか知ってもらったので
みんな真剣に取り組んでいます。

新潟県の入試問題に対応するために
国語では記述量の多い設問、英語では自由英作文も練習させているため添削がタイヘン。
「部分点狙いでとにかく何か書け!」と指導している以上、仕方がないんですけどね。
去年までは推薦入試で人数が半分になったから、そこまで枚数が多くなかったもんなあ~。
オマケに、筆頭試験対策の英語・国語の添削も任されちゃっているので
デスクの上がプリントの山です。毎回「次の授業までに終わるかしら!?」と格闘中。

しかし、添削を続けていると、明らかに生徒たちの力が付いていることがわかって嬉しいです。
英作文がどんどん上達していく生徒に話を聞くと「家でも英語の勉強してる。」と言うし
ほとんど進歩のない生徒に聞いてみたら「家では社会しかやってない。」と言ってたし
やはり家庭学習の力は大きいなと思いました。いくら時間をかけるといっても塾だけではムリ。

本番間近の今の時期、家庭学習については
「英語や国語に時間をかけるより理科・社会を徹底的に!」と指導していますが
だからといって、英語や国語を全く勉強しなくていいということではありません。
英語・国語・数学の計算はカンを鈍らせないように、ほんの少し(30分以下)でもいいので
毎日必ず問題に触れてほしいです。

明日も昼間から入試対策授業を実施します。
早めに出勤してプリントの山を片付けなくちゃ。

やる気スイッチon

2015年02月27日 |   中3 
今日、中3クラスの男子生徒数名から「ちょっと相談があるんですけど~。」と言われて話を聞いたら
「明日、夜11時半まで残って勉強してもいいですか。」だって。
すごいヤル気だなあ~。中3クラスは明日は昼から授業なのに、延長で勉強したいとは…。
立派な受験生になったわね~。感慨無量。

この生徒たちは市内トップ校志望で、このまま普段通りに過ごしていても合格間違いナシ!なんですが
そういう生徒ほど「もしかしたら落ちるかもしれない。」と不安に思っているようです。
「公民で最近学校で習ったばかりのところはまだ覚えていないので、一気に覚えたい」と
何を勉強すべきかもしっかり把握しているあたり、受験生としてよく仕上がっているなあと感心しました。

しかし、残念ながら、明日は夜の時間帯は全ての教室が埋まっているため
延長は次の授業が始まる直前まで、ということに。
とりあえず、明日の分はそれで納得してくれましたが、来週1週間は猛勉強に付き合わされそうです。

時間外に塾に来ようとする生徒の中には
保護者の小言から逃れたいだけ、塾で時間をつぶしているだけ、という生徒もいて
ガッカリさせられることもありましたが
こんなふうに純粋に、集中して勉強できる場所として来てくれる生徒がいることにやりがいを感じます。
私たちが監督していなくても、自分のやり方で勉強できる=伸びる生徒の証。
志望校合格は当然として、高校入学後も楽しみな生徒たちです。

生徒たちに「やる気」を見せられると、できる限りのことをしたい!という思いが強くなるなあ。

女は度胸

2015年02月26日 |   中3 
今日から志望校変更の受付開始ということで、当塾塾生も数名変更することになりました。

例年だとボーダーライン上にいる生徒は推薦入試で押し込んできたのですが
今年はボーダーライン上の生徒が最後まで迷って結局変更するパターンが多く
結果として変更者は例年より多くなりました。

中には、模試の点数的にはギリギリいけそうなのに、1.2倍の倍率にビビって
私たちに相談することなくあっさり変更した生徒(男子)もいました。
相談してくれたら「変更しなくても大丈夫!」と言ってあげられたんだけどなー。
でもまあ、この程度の数字でビビるなんて気持ちで負けてるわけで、変更して正解だったかも。

生徒の様子を見ていると、同じ状況に置かれても
女子だと「私は変えない!変えたくない!」とハッキリ宣言して、本当に合格する生徒が多いし
男子だと「心配だから変えます。」とあっさり変えちゃう生徒が多いです。
女子の場合、変更しても「変えたんだから、絶対受かります!」とデッカイ声で宣言する生徒が多いのも特徴的。
性別関係なくそれぞれの生徒の性格もあるだろうけど、それにしても、明らかに女子の方が強気。
受験会場では男子にもそれくらい気持ちの強さがほしいなあ…。

残るは入試のみ

2015年02月25日 | 今日のお仕事 
少し遅くなりましたが、今年度最後の定期テストの結果が出そろいました。
範囲が広かったことを勘案すると、まずまずの点数だったし
生徒たちも満足している様子だったので、ひとまずホッとしました。
今回はかなり時間をかけたからなあ~。
努力の成果が点数として現れたのは素直に嬉しいです。
あとは、この結果が評判になって生徒数が増えるともっと嬉しいんだけどなあ…。

最後の面談

2015年02月24日 |   中3 
今日は当初の予定通り、下級生の通常授業と同時進行で
志望校変更を考えている中3生の面談をしました。

これがまたいろいろなパターンがあって、大ざっぱにわけても
・本人は変えたいけど保護者は変えさせたくないケース
・本人は変えたくないけど保護者が心配で変えた方がいいと思っているケース
・親子共々どうしていいか途方に暮れているケース
とあり、これを必要に応じて、保護者を援護して生徒を説得したり
生徒を援護して保護者を説得したりと、かなり精神的にハードな面談でした。

立場上、少しでも合格確率が高い高校を勧める意識が働いてしまいますが
そうはいっても、とにかく両者が納得して入試に臨めるようにすること
そして、一刻も早く迷いを解消させて勉強に集中できるようにすることが
私たちの役目だと思ってアドバイスをしました。

面談を希望していない生徒でも、この倍率を見て不安に思っている生徒もいるし
逆に脳天気に自分が危ないことに気づいていない生徒もいるので
ボスが空き時間に必要な生徒に電話で激励したりアドバイスしたりもしました。
夕飯前の時間帯に電話したら「寝てた…」などという生徒がいて血圧が急上昇したり
実は親に隠れて夜中にゲームをしていたことが発覚した生徒がいて呆れ果てたり
私が授業をしている間にいろいろなやりとりがあったらしい…。

受験生に残された時間はあとわずか。
できることは何でもやって、合格を勝ち取ってほしいです。

倍率発表

2015年02月23日 | 今日のお仕事 
県立高校入試の志願倍率が発表されました。
ウチの塾生が受けようとしている学校は、例年の傾向とは違う数字が出ていて戸惑いましたが
激戦になると思ったところがそれほどでもなかったのはちょっとほっとしました。
ボーダー得点が上位の学校で例年より倍率が高いところが多く、志望校変更を勧めるかどうか悩むところ。
変更したことが吉と出るか凶と出るか…。そのあたりは、長年指導していても難しいです。

とりあえず、今日のところは、明らかに変更を考えた方がいい生徒には話をして
もし必要なら明日面談を受け付けると伝えました。
即答で「変更する!」と言った生徒もいたし、「変更しない!」と言った生徒もいたし
迷っている様子の生徒もいました。
どんな選択をするにせよ、後悔しないように、しっかり考えてほしいです。

そして、今日声をかけた生徒は、今のままでは危ないということを自覚して残り2週間を過ごしてほしいです。
(意外と楽天的な生徒が多くて、毎年驚かされます…。

さて、明日は何組と面談することになるやら…。

ズコット「雪さらし」

2015年02月22日 | 今日の1品 
妹一家が実家に遊びに来ると昨日聞いて、休日を1人でのんびり過ごす計画を返上し
急きょ実家に帰ってきました。
ここのところ休みのたびに実家に帰り、甥っ子に会っているので
すっかり懐いてくれて、おばちゃんは嬉しいです。
今日も雪遊びや散歩、つみき等々いっしょに楽しみました。
今日はいっしょに遊んでいるうちにアンパンマンの仲間をだいぶ覚えたなぁ…。

さて、今日の一品は妹夫婦の手土産。
ことうのオススメ商品のズコット「雪さらし」です。
箱から出すとこんな感じ。↓↓↓

越後の伝統織物「越後上布」を雪にさらす『雪さらし』の情景をイメージというだけあって
雪のように白くてふわふわ。

1切れはこんな感じ。↓↓↓

さわやかな甘さで、口の中でふわっと溶けて、あっという間に完食。
おいしかった~。

このところ仕事が立て込んでいてい疲れがたまっていたのですが
甥っ子の無邪気な笑顔とおいしいスイーツ&母の手料理でだいぶ回復しました。
あと2週間、頑張れそう。

卒塾!

2015年02月21日 |   中3 
昨日、高専の合格発表があり、ウチの生徒も合格していました!
今日は保護者と一緒に挨拶に来てくて、満面の笑顔を見せてくれました。
本番1週間前くらいから緊張して気もそぞろで、入試後は結果が気になって上の空という
困ったちゃんだったので、合格してくれて助かった、というのが本音です。
「合格したら、しばらく勉強のことは考えたくない」と常日頃から言っていたので
今日をもって 卒塾 ということになりました。
まあ、しばらくしたら課題に追われる日々が待っているんでしょうけど。
高校クラスでは高専生は募集しないので、あとは自分で頑張っておくれ!
とにかく、第一志望校合格おめでとうございました。

そして、実は残念ながら不合格だった塾生もいて、今日は少し気を遣いながら授業をしました。
「記念受験」と言っていただけあって、本人はケロリとしている様子でしたが
保護者の話によると、昨日はだいぶ落ち込んでいてタイヘンだったそう。
そりゃそうだろうなあ…。
ただ、本命の県立高校はボーダーラインを大幅に上回っているので、そんなに心配していません。
倍率しだいでは、もう1つ上のランクの学校を目指してもいいとさえ思っていて
「高専も受けてみる」と決めてから、だいぶ力が付いたなあと感心しています。
もうちょっと早くその気になっていたら、合格できていたかもしれないな…。

とはいえ、振り返るのは全てが終わってから。
今は3月13日の合格発表で全員の笑顔が見られるように全力を尽くすのみ。
まずは月曜日の倍率発表が気になります…。


散歩にしては大荷物

2015年02月20日 |   小学生 
今日の小6国語で漢字のドリルをやらせていたら
生徒から「この問題はオカシイ!」と抗議を受けました。

その問題というのがコチラ↓↓↓



「散歩で国語辞典を持って行く人なんているのー?
確かに。

長年使っているテキストで、少なくともここ10年改訂されてないものなので
ときどき、イマドキの小学生には難しかったか… という問題があるのは気づいていましたが
(この前は「とうふをサンチョウ」の意味がわからない と訴えられました)
漢字にばかり目がいって、文の内容まで気にしたことがありませんでした。
探したら、まだまだありそうだなー。

秘密の招待状

2015年02月19日 |   中3 
先日の最終模試の結果を踏まえて、時間外に社会科特訓を実施することになりました。
これまでも各教科で何度か実施してきましたが、今回で最後になる予定。

今日の授業終了時、該当者にこっそり日時と持ち物をメモしたプリントを渡したのですが
「ついにオレにも来た~!!」と言う声が飛び交い、こっそり渡した意味ナシ。

時間外だし、公にしていないので、一応「秘密の特訓授業」なのですが
毎回こんな調子なので、塾生の間では、その都度あっという間に広まってしまい
その存在を塾生全員が知っているという…。

不公平にならないように考えて人選してはいますが、趣旨が趣旨だけに
何度も呼ばれる生徒もいるし、滅多に呼ばれない生徒もいます。
だから、中には「次は私も呼んでください!」と言ってくる生徒もいるし
「え!オマエまた呼ばれたの!!ダセ~。」と言う生徒もいるし、反応はさまざま。
基本的に、勉強に積極的な生徒は参加意欲も高いです。

上の「ついにオレにも来た~!!」も「やっと呼ばれた!待ってました!」という生徒と
「呼ばれたくなかったのに…」という生徒と2種類いて
後者からは「不幸の手紙(が来た)…」とつぶやかれました。
別に、嫌がらせでやっているわけじゃないんだけどなあ。

あと少し足りなくて不合格になる方がよっぽど不幸。
志望校合格への招待状だと思って、しっかり取り組んでほしいです。