「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

『弱虫ペダル箱根学園篇‐眠れる直線鬼‐』

2013年06月30日 | 今日の1作 
今日の1本は『弱虫ペダル箱根学園篇‐眠れる直線鬼‐』です。
やっと見ました。やっと…

前作舞台がものすごく良かったので、すごく見たかったのです!
ただ、舞台本番は仕事休み無し状態の2月だったのでDVD待ちでした。

本作は主役校総北高校のライバル校、箱根学園のお話。
見始めたきっかけとなった役者さん2人とも総北キャストなので
今回の出演はなく、物足りなく感じるかも…と思っていたのですが
全くそんなことはなく。
2時間超があっという間で、ものすごく楽しかったです。

今回もやっぱりみんな汗だく。
そして、どのキャラクターも濃い!!

途中で「違う演題なんじゃないか?w」と思うところもあったり
深刻かと思ったら笑えるシーンも多くて、すごく面白かった!
1人で演じる総北1年生トリオもなかなかいい味出してました。
途中の歌は必要かなあ?ってのは前作も含めて思ったけど。

特典映像も90分近くあって盛りだくさん。
繰り返して見たいけど、全部見るのにそうとう時間かかるんだよな~。

でも、本編も特典映像も含めて、見終わって
仲間っていいなあと思う作品でした。

次作は8月公演。とうとうチケットゲットしました。
楽しみだなあ。

色彩効果

2013年06月29日 | 今日のお仕事 
久しぶりに中1クラスの授業に出ました。テスト結果はまずまずで一安心。
あとは夏期講習会に向けて、どうやって人数を増やすかだ…。

そんな中1クラスでの一コマ。↓

授業が始まるやいなや、最前列の男子生徒がでっかい声で独り言。
「今日はピンクのシャツを着てきたから集中できるぞ!
どういうこと?
ピンクが集中力を高める色とは聞いたことないけど…。

そして今日の小テスト。↓
日本語に直しなさい。 I like music. …男子生徒の答え「私はが好きです。」
ひょっとして music をローマ字読みしてる?
ピンクのTシャツの効果はどうだったのかなあ。

プラスマイナス

2013年06月28日 | 今日のお仕事 
定期テストが終わった月末、しかも夏期講習会を控えている時期なので
生徒の入れ替わりが激しくなっています。

思ったほど点数が取れなかったため去っていく生徒を見送るのは切ないです。
最近は、生徒本人は当塾を気に入ってくれていて、
保護者が「成績が下がったら塾をやめさせるからね!」といって
ホントにやめさせちゃうパターンが出てきてビックリしています。
まるでゲームを取り上げるような感覚。
見送る際に、「家でまじめにやったら、また塾に行ってもいいって親と約束したので頑張ります。
なんて言われて複雑な気持ちになりました。
家でしっかりできるなら、塾に通わなくていいんじゃない?

それから、あまりにもヒドイ点数で、本人にやる気も見えないのが明らかになり
「このまま塾を続けるか、お家の人と相談してきてください。」と通告した生徒もいます。
こういう生徒を見ると、ウチみたいな一斉指導の塾での限界を感じます。

去る生徒もいれば来る生徒もいて、さっそく何人か体験授業に来てくれました。
中にはたった1コマの授業で即決で「入塾します。」と言ってくれた生徒もいて
ありがたい限りです。

今のところ、プラマイゼロくらいですが
来週には夏期講習会のチラシもまくし、これを機に生徒が増えるといいな。

結果ぞくぞく

2013年06月27日 | 今日のお仕事 
1回目の定期テストの結果が出そろってきました。
やはりテスト範囲が広かった理科・社会で苦戦する生徒が多かったようです。

前学年の内容も範囲に入れて、理科なら1単元全部とか
社会なら鎌倉時代から江戸中期までとか、
とんでもない範囲だったところもあったからなあ。
覚えきれずにテスト本番突入してしまったんだろうな。

あれだけ口を酸っぱくして「ワークやれ!」と言い続けて
「家でできないんだったら持ってこい!」と言って場所を提供した割には
「ワークが終わらなかった」と言っている生徒もいて唖然としました。
よくよく話を聞いたら、家ではほとんど勉強できなくて、塾でしか勉強していないと白状。
それじゃあ全然時間が足りませんから。

中1クラスの結果はまだ見ていないのですが、似たような感じだったらイヤだなあ…。

今回の反省を元に、次のテストではしっかり勉強するよう誘導するつもりですが
なかなか思惑通りについてきてくれない生徒が増えているのが悩みの種です。



『ミュシャ展』

2013年06月26日 | 今日の出来事 
今日は休日出勤分の代休だったので、『ミュシャ展』へ行ってきました。

どこか見覚えのあるような美しいイラストの他に
油彩や写真やデザインした宝飾品など、約240点。
とても見ごたえがありました。

描かれた女性が美しいのはもちろん
草花や生き物、それをモチーフにした幾何学模様も美しく
また、細かいところまで手が込んでいるのがよくわかって感激でした。
女性が中心に描かれているものが多かったですが
花の効果か表情からか、柔らかさだけでなく気高さも感じられる気がしました。
それから、イラストもいいけど油彩もすごくよかったです。
平日昼間とはいえ、女性客がたくさんいて人気の高さがうかがえました。
 (展覧会の詳細はコチラ

せっかく街まで出てきたので、美術館を後にしたら買い物へ。
バーゲンが始まっていて、ついあっちへフラフラ、こっちへフラフラ。
すっかり足が棒になりました。
でも満足。

チラシ完成!

2013年06月25日 | 今日のお仕事 
夏期講習会用のチラシが完成しました。
来週早々に折り込む手はずになっていますが、その前に在塾生に配布する予定です。
これを見て、新規の生徒が増えるといいなあ。

細かい授業日程は、学校の行事予定を確認してから
さらに詰めていくのですが、これがけっこうタイヘン。
部活動や学年キャンプの他に、学校見学や体育祭準備など
生徒たちにとって、夏は意外に忙しいのです。

夏休みがあけたらすぐに定期テスト、という現実を忘れさせないように
授業内容と時間割の組み立てについての作戦会議も始まっています。
梅雨らしくない天気のせいか、夏がすぐ来ちゃうような気がして焦るなあ。

『悶絶スパイラル』

2013年06月24日 | 今日の1作 
今日は久しぶりにゆっくり本を読みました。
読んだのはコレ。三浦しをん『悶絶スパイラル』

相変わらずこの人のエッセイは面白いわ~。
そして、この人のディープさに比べたら、私なんてあまあまの甘ちゃんだわ~
と、ホッとしたというか勇気をもらったというか。
小説も好きだけど、エッセーのテンポの良さは格別。
同世代ゆえに共感できることが多いし、知っている作品の名前が出てくるのも楽しい。

今回いちばん笑ったのは
タクシーの運転手に結婚についてきかれて
「もう最近では、はっきりしない男なんてやめにして、
 一緒に暮らしてくれるなら犬でもいいかなと思っているんですよ。
 でも犬は毛が抜けるから、ぬいぐるみのほうがいいかしら」
と答えたというエピソード。
そんな理由で生き物以外を選ぼうとするとはw
毛が問題なら、犬ではなくヤモリのヤーさん(本書参照)という手もあるのでは…w
悲壮感を漂わせつつ状況を面白がっている感じがして楽しかったです。
まじめに受け答えしている運転手さんのアドバイスがまたナイス。
勉強になりました。


やわらかプリン

2013年06月23日 | 今日の1品 
久しぶりのお休み。
里帰りしている妹が息子を連れて婚家へ帰るというので、実家へ顔を見に行きました。

2週間ぶりに会う甥っ子は、顔立ちがずいぶんしっかりしてきたし
握る力も強くなったし、目で追うようになったし、指をしゃぶるようになったし
なによりもずいぶん大きくなっていました。我が家の体重計によると、推定6kg超。
抱っこするのに躊躇してしまいました。
手足もよく動くし、どんどん大きくなりそうです。
次に会えるのはいつかなあ。今から楽しみ。

そして今日のおやつは、頂き物の安田牛乳やわらかプリン。

濃厚でクリーミーでおいしいプリンでした。
サイズが小さいのがちょっと残念。
つい、もう1つ手が伸びかけましたが我慢、我慢。


熱血漢

2013年06月22日 | 今日のお仕事 
テストが終わったばかりで、ある程度は仕方ないのですが、生徒たちの気が緩みすぎ。
ただでさえ集中力がないのに、話を聞く気もなければ問題を解く気もない
まだ学校で習っていないところを教えようとなるとならなおさら…。
という態度にボスがブチ切れ。

勉強はなぜ大切か、なぜ今やらなくちゃいけないか、ということを
熱く語ったらしいですが、生徒たちの冷めた反応に
ますますカッカしながら事務室に戻ってきました。

聞く気のない生徒たちの心を動かすのは至難の業だけど
だからといって、語りかけることをやめるわけにもいかない。
どうしたらいいんだろうね~、と休憩時間は愚痴大会。
無気力な生徒相手に淡々と授業を進めることもできますが
ボス筆頭に、それができない性分の講師がそろっているもので。

ただ、あんまり熱くなると高血圧のボスの血管が心配。

助っ人の悩み

2013年06月21日 | 今日のお仕事 
高校生の期末テストが近づいてきたため、ここ数日は助っ人として高校生クラスに出ています。

一応数学オンリーで指導しているのですが
中学のときから引き続き来てくれている生徒ばかりなので
中学時代に5教科全部教えていた流れで、他の教科の質問も受けざるを得ない雰囲気。
英語や国語で難しい問題を聞かれやしやいかと、実は内心ヒヤヒヤしています。

さすがに物理の質問を受けたときは
「高1の理科Ⅰでやったきり、まったく勉強してないからムリ。
とパスして同僚に丸投げ。
世界史で「オリュンポス十二神ってナニ?」という質問もあったなあ…。
どのレベルの質問だろうか…。と生徒の顔を見ながらしばらく考え
「日本で言うところの『七福神』みたいな感じ。7人じゃなくて12人いるわけ。」
と言ったら「そういうことか~。」と納得してくれてホッとしました。
この程度でいいの?とかえって心配にもなったけど。

やはり、教えていていちばんラクなのは数学だなあ。
自分が高校時代いちばん勉強した科目だから、というのもあると思いますが。
ただし、放物線のグラフの下手くそさは目も当てられないレベル。
図が上手に書けないのを、なんとか克服したいものだ。

もうしばらく、こんな感じで助っ人を続ける予定です。
この前の中間テストで赤点ギリギリ、今回ピンチ という生徒がけっこういるので
なんとか頑張ってほしいなあ。