「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

体罰には反対ですが

2013年01月31日 | 今日のお仕事 
生徒から聞いた話ですが、学校で生徒が先生を殴る暴力事件が起きたらしい。
一部始終を見ていた生徒の証言では素行の悪い生徒の一方的な逆ギレだったそうです。
先生の方はいっさい手を出さず、反撃もしなかったとのこと。
生徒も先生が手を出せないことをわかっていて、やりたい放題だったみたい。
今までも何度か同じようなことがあって、警察沙汰になったこともあるそうです。

今、体罰が大きな話題になっているし
先生が権威を振りかざして一方的に、というのが許されないというのはわかります。
でも、こういう場合は生徒に手をあげても体罰とは言えないんじゃないかなあ。
悪いことは悪いと、言ってわからないなら多少痛い目に遭わせても仕方ない気がする…。
こんな生徒がこのまま野放しで大人になる方がよっぽど恐ろしい。

学校の中だから、相手が先生だから、許される暴力なんておかしいと思います。
それを教えるのも先生の役割…先生にそこまで求めるのは酷だと思いますが。

暴力ふるう人って、言葉で説得できない(できる自信がない)からそうなるわけで
「自分はアタマが悪いです」ってさらしているような行為だという
自覚がないからこそできるんだろうなあ。
こういう輩とは関わりたくないわ。

成長に期待

2013年01月30日 |   中1 
今日の自習時間中、席を移動したり関係ない質問をしたり暗記を面倒くさがってグダグダ言っていた生徒が
何を思ったのか「ボク、将来この塾でバイトしよー。」と宣言しました。
我々をの姿を見て、楽そうだとでも判断したのかな。

「数学は楽勝だし、英語もたいしたことないし~。」などと大口を叩くので
「じゃあ、とりあえず教科書に出てくる英単語をすべて暗記しないとね。
 ちょっとでも間違えるとうるさい生徒がいるからさあ…」と言ったら
「それってボクみたいな生徒ってこと?
さすがに察しがいいね。

その場で一部始終を聞いていたボスが
「オマエみたいな落ち着きのないヤツは生徒だけで手一杯!バイトまで面倒見切れん!
と言って終了ー。

この生徒、頭の回転はいいし記憶力もいいし口は達者だし物怖じしないし
実際はバイトとしていい戦力になりそうな気もするんですけどね。
とにかく落ち着きがなくて、独り言も含めて黙っていられない性分なのが惜しいところです。
まだ中1だし、もう少し大人になればそれなりに落ち着く…かな?

記憶量には個人差があります

2013年01月29日 |   中1 
今日の居残り自習教室では、英単語をまるで覚えていない生徒をつかまえて
ひたすら暗記練習に付き合いました。

まずは、今回のテスト範囲の中から重要単語を30個ピックアップ。
抜き打ち状態でスペルを書けるかどうか試したら、正解したのはたった2個
学校で英単語テストがあったはずなのにこれか~。
と、予想外のスタートにくじけそうになりましたが、気を取り直して
とにかく書かせて読ませての繰り返し。
暗記は五感を使って時間をかけるしかないですからね…。

15分ほどして、再びトライさせました。
結果は……6個正解。

言っておきますが、すべて教科書ではとっくに習っていて単語テストでも出題済みの単語です。
しかも、「chair」「computer」「swim」といった、比較的なじみのあるようなものばかり。
1回目の正解2問は、抜き打ちだったから…という言い訳をきくとしても
2回目は、出題される単語を全て5回以上ずつ練習した直後。
この調子じゃあ、今日中に全部覚えるのはムリか…。

単語練習の様子を見ていて、この生徒の場合、ローマ字読みを知らないというのが
覚えるのが遅い要因の1つになっていると思いました。
しかし、それ以前に、実はまだアルファベットを完璧には覚えていないということが発覚。
が判別不能。加えて pg も区別できていませんでした。

中1の今段階でこれじゃあ、英語に関してはほとんど手遅れ。
本人1人の力ではどうにもできないだろうし、我々も匙を投げてしまいたいくらいです。
「このプリントやってみて」とアルファベットの練習プリントを渡したら
言われたとおりにコツコツ書いていたけど、覚えてはいないという事態にまたビックリ。
それだけ書けば、覚えようと思ってなくても覚えてしまいそうなものだけどなあ。

こういうタイプの生徒は、ちょっと前までは全塾生中1人くらいだったのが
最近は1クラスに1人くらいいるのがまた怖いところ…。

馬耳東風

2013年01月28日 |   中3 
推薦入試を受ける生徒から
「本番まであと10日ですが、倍率が高いし、毎日作文練習をした方がいいですか?
と質問を受けました。ちなみに、この生徒が受けるのは比較的レベルの高い学校。

そうなると、今さら作文の練習を強化したところで
他の受験生と差を付けられるほどの力が付くとは思えません。
むしろ、倍率が高いんだから不合格になることを想定して
一般入試の対策をしていた方が時間の有効活用になると思います。

推薦入試は今さら何かしたところで合否にさほど影響ないので
作文練習も面接練習も気休め程度にしておくべきです。
…と言いましたが、腑に落ちないような顔をして、作文を書く気満々で帰っていきました。
目の前のことにしか(目前にならないと)本気になれない生徒が多いなあ。

とろっとろ かぼちゃプリン

2013年01月27日 | 今日の1品 
今日は天気もあんまり良くないし、体も本調子じゃないので、家で大人しく過ごしました。
で、暖かい部屋でぬくぬくしながら食べたおやつがコレ。
タカナシの「とろっとろ かぼちゃプリン」です。
「とろっとろ」というより、ふわふわな感じなプリンでした。
ホクホクしたかぼちゃの風味がして素朴な味わい。
とてもおいしかったです。

それにしても、暖かい部屋で食べる冷たいおやつって、なんでこんなにおいしいんだろう…。
今年の目標は「ダイエット」だったはずなのに、体重は減るどころか増えています。
まずいなあ…。

残業はいいけど

2013年01月26日 | 今日のお仕事 
定期テストが近いということで、今週後半から居残り自習教室を開設しています。
勉強道具持参で、あくまでも希望制。
講師が常駐して、質問があればいつでも受け付けるというスタイルです。

生徒が残らなければ業務終わりで我々も退勤できますが
残る生徒が1人でもいれば残業決定。
今日は天気は大荒れだし、インフルエンザが大流行しているし、明日は日曜日だし、
さすがに残る生徒はいないだろう…と思っていたのですが、甘かった。
いつものメンバーがやる気マンマンで残っていました。

というわけで、猛烈な吹雪の中を凍えそうになりながら、先ほどやっと帰宅しました。
手足が冷たくてカチカチ。
この時期の残業は、天気がいちばんの憂鬱要因です。

推薦入試倍率発表

2013年01月25日 | 今日のお仕事 
今日は県立高校推薦入試の倍率発表でした。
普通科を中心に大幅に定員削減された割には
倍率は例年とあまり変わりなかったのが、なんだか不思議。

低倍率の高校を受ける生徒は調子に乗って勉強しなくなりそうだし
高倍率の高校を受ける生徒は目の色を変えて作文練習ばかりしそうで怖いです。

希望者には、ここ数年間分の過去問を使って作文の添削指導をしています。
これまでの生徒たちの作文も、ずっと同じように添削して見てきたので
生徒たちの「書く力」「読み込む力」「思考力」いずれも
確実に落ちてきていると感じます。
今年は特に、当たり障りのない・上っ面な・どこか他人事な感じの作文に
仕上げてくる生徒が多いです。+見直しをきちんとしないから誤字脱字が多い。

全体のレベルが下がっているから合格はするんでしょうけど
「これは…!」と思うような解答に出会えないのが残念なところです。
きっと採点する高校の先生も同じことを思うんだろうな。


天気とは裏腹に…

2013年01月24日 | 今日のお仕事 
ここ数日の雨と今日の日中の日差しで雪がだいぶ消えました。
現在は雷が鳴って荒れていますが、降っているのは雨。
この時期に雪ではなく雨が降るなんて珍しいなあ。
明日からは雪ということですが、あんまり積もらないといいな。

雪はひとまず落ち着きましたが
インフルエンザの猛威はとどまるところを知りません。
今日はとうとう学年閉鎖になったところがでました。

仕方がないので該当クラスは授業を急遽中止し、希望者による自習教室としました。
というのは、本来なら感染を防ぐため自宅待機するべきなんでしょうけど
中止の連絡をしていたときに
「学校がお休みになって1日中ゲームしているんですけど、塾もお休みですか…」
という保護者の溜め息をきいたので。
本人が元気で保護者の承諾がある場合、自己責任で塾に来てもらえば勉強をみましょう
と言ったら保護者からたいへん喜ばれました。
(もちろん本人たちからは大ブーイング。

クラスによっては担任から電話がきて大量の宿題が出たらしい。
そうでもしないと勉強しないもんな~。
宿題が出たって踏み倒しちゃうような連中もいっぱいいるし。
定期テストが近いんだから、ゲームばっかりやってないで
ちょっとは勉強もやってほしいです。できれば自主的に。

治る気配なし

2013年01月23日 | 今日のお仕事 
インフルエンザによる学級閉鎖がまた増えたそうです。
罹患して休塾する生徒もいるし、外出禁止のために休塾する生徒もいますが
どのクラスも欠席は1~2名程度で、塾生は比較的元気です。
むしろ私の風邪の方がひどい。
徐々に鼻からノドに移行しつつあるようで、とにかく声が出ない。
生徒たちからも「センセー、声がヘンー。鼻声?」と言われる始末。

咳が出ないのは助かるけど、声が出ないと仕事にならないので辛いです。
熱が出ない割に、頭が痛くなったり歯が痛くなったりと
どこかしらなんとなく痛い…という症状も出ています。
本格的に忙しくなる前に、さっさと治したいなあ。

ピンチヒッターがダウン

2013年01月22日 | 今日のお仕事 
ここへきてインフルエンザが急激に流行りだしました。
小学校でも中学校でも学級閉鎖が出ているようです。

実は私も先週末から体調が悪くて、今は鼻水がピーク。
そんなに熱が出ないし市販の薬が効いているみたいなので
インフルエンザではなさそうなのが救いです。

これだけ流行ると講師の誰かがインフルエンザに罹患することもありえる…
そのときのためにと温存してきたバイト君が
真っ先にインフルエンザに倒れ、今週1週間お休みです。
「少なくとも、彼が戻ってくるまでは持ちこたえよう!」という
ボスの言葉は、まるで冬山に遭難する人のような悲壮感が漂っていました。

そうは言っても6年前に私が罹患して以来、
講師は誰もインフルエンザになっていなんですけどね。
そのへん、みんなタフというかプロというか…。
今期も罹患せずに(仕事に穴を開けずに)乗り切りたいです。