「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

こそあど

2012年05月31日 |   誤・迷答!
中1英語では this that it が一度に登場し、予想どおり生徒たちは絶賛混乱中です。
黒板に、「れは」→this 「れは」→that 「れは」→it 
と書いておいても間違うんだから、もうお手上げ。
しまいには「どっちでもいーじゃん!」と逆ギレする生徒も。
どっちでもいーわけない!!

たくさん言葉を知っていた方が、相手に伝わりやすいし
相手の言うことも理解しやすいんだから、簡単にあきらめないでよね。
脳ミソがやわらかくて記憶力が抜群(のハズ)の今の時期に
英語であれ日本語であれ、とにかく使える言葉・語彙を増やしてほしいです。

しかし、今日の小テストでは…。

英語を日本語に直しなさい。 smile → 「ほほえ

なんでも「~る」とすれば動詞になると思ったら大間違いだぞ!
と思ったけど、おそらく単なるうっかりミス。
頼むから、見直しも手を抜かずにしてください…。

ごーいんグ マイウェイ

2012年05月30日 |   誤・迷答!
第1回の定期テストが近づいてきました。
範囲表が配布された学校もあり、こちらも準備が忙しくなってきました。
新教科書になって初めてのテストなので、範囲がどのくらいになるのか
どんな問題が出題されるのか興味津々です。

一方、生徒たちはいたってマイペ~ス。
上級生は前年と同じ過ちを繰り返さず、早めにテスト勉強を始めてほしいんだけどなあ。

さて、今日は国語の時間に漢字の書き取りをやったのですが
クラスいちばんの元気少年が張り切っていました。
漢字の読みの問題で「豚肉をいためる」というのを発見して
「ボクこれ得意です!」と不規則発言。
まわりからは「得意なのは食べる方なんじゃないの~。」と突っ込まれていましたが
私としては漢字を得意になってほしい。

続いての問題に「売り業を営む」というのがあったのですが
彼の答えをチラッと見たら「おし売り業を営む」となっていてビックリ。
押し売りはマズイでしょ。
たった一文字で意味がガラッと変わってしまうんだから、気をつけて書いてよね。

電話ベタ

2012年05月29日 | 今日のお仕事 
授業開始の30分ほど前に電話が鳴ったので、また欠席連絡かなあと思って受話器を取ったら
「えーと、えーと…」という若い男の声とハアハアという荒い息づかい。
これが自宅の電話だったら即ガチャ切りするところですが
ひょっとしたら…と思ってしばらく待ってみると
「ええと、そちらの塾で勉強している、…あのー、○○クラスの□□と申す者なんですけど…」
というわけで、なんのことはない、塾生本人からの電話でした。

名乗った後もごにょごにょ要領の得ないことを言っていて
何が言いたいのかなかなかわからなかったのですが
早い話が「30分ほど遅刻する」ということらしい。
それくらいのハナシ、一息で言えそうな気もするけどな~。

メールならともかく、電話で話すことがめったにないから緊張したんでしょう。しかも大人相手だし。
それに、私が用件を全部言い切るまで何も言わずに待っているもんだから
根掘り葉掘り先回りして聞かれることに慣れている生徒にとっては話しにくいんだろうな。
こういう生徒は作文を書かせても言葉足らずで不自然な日本語を使うので気になります。
今のうちは恥をかくことを恐れずにいろいろ経験を積んでコミュニケーション能力をつけてほしいな。

シャッキリしろ~

2012年05月28日 | 今日のお仕事 
今日はたまたま教室に余裕ができたため
先週部活動のために塾を休んだ生徒(男子数名)をよんで補講をすることになっていました。
しかし、時間になっても誰も姿を現さず…。
先週本人たちと直接相談して決めた日程だったはずなのに、いったいどういうことだろう
と電話してみたら「やっぱり補講あったんですか!」というお母さんの声。
息子は月曜日に補講があると言ったけど、予定表を見ると空きコマはないから
息子が聞き間違えたんだと思ったそうです。
もうちょっと自分の息子を信用してあげてください。

男子生徒の補講を組んですっぽかされたことは、これまで幾度となくありましたが
本人がうっかり忘れているケースがほとんど。
今回のはちょっと本人がかわいそうな感じでした。
でも、もう少し自信を持ってお家の人に伝えてほしかったな。

これが女子生徒だと、こういうことはありません。
補講があることをしっかりお家の人に伝えるし、お家の人も娘の言葉を信用する。
普段の家での態度というか、親子関係の違いなのかな…。
面談をやったとき、「息子とは家でほとんど口をきかない」って嘆いているお母さんがいたし
男子は私と話をするのでもハッキリしない言動の子がけっこういるもんな~。

というわけで、今日の教訓。
「男子生徒の補講は必ず保護者と相談すべし。」

リヴィエールヴィヴァンのケーキ

2012年05月27日 | 今日の1品 
今日は天気もよかったので、ちょっと遠くまで買い物に出かけました。
同じことを考えている人が多いらしく、道路もお店も混んでいました。
時間の割にたいした買い物もせず、ドライブと言うべきかも…という状況でしたが
今月は個人的ケーキ食べ放題月間ということもあり、帰りにケーキを購入。
で、上の写真はベリーのロールケーキ(正式名は失念)。
ふわふわでおいしかったです。 運転の疲れが一気にふっとびました。


こっちはナッツのケーキ。
一口味見させてもらったけど、濃厚な感じでなかなかグッド。

ここしばらくは免許更新の写真撮影を気にして
ちょっとだけ甘いものをひかえていたのですが
タガが外れそう…





最高の欠席率

2012年05月26日 |   中3 
部活の市内大会が近いせいか、今日は中3クラスの出席率がすごく悪かったです。
ひどいクラスだといつもの3分の1の人数というところもあって
思いがけず少人数の授業になりました。

休んだ生徒には「休んだ分は来週補講をするので、よかったら参加してください。
と伝えてあるのですが
補講に出るのが嫌で、今日の授業終了10分前に来る生徒がいてビックリ。
しかも「テキスト忘れました。」なんて言うからちょっとイラっとしました。
だからといって「帰れ」とは言えないのでプリントをやってもらいましたが…
観念して補講に出てください。

補講は無料で自由参加。保護者には好評だけど生徒には敬遠されています。
気持ちはわかるけど。
ちなみに我々にとってはサービス残業。
誰がいちばん得をしているのか、当事者がいちばんわかってないのよね。


免許更新

2012年05月25日 | 今日の出来事 
今日は5年ぶりに運転免許証の更新に行ってきました。
免許センターは意外とすいていて、1時間もかからずに終了しました。

今回から本籍地の記載が無くなるかわりに
暗証番号4桁×2つ設定しなければならなかったのですが、数字が思いつかない…
誕生日と電話番号以外の数字で、となるとどうしよう…と固まってしまいました。
世の人々はどんな数字で設定するのかなあ。
ほんとにまったくのランダムというのは覚えていられる気がしなくて…。

そして、今回もまた古い免許証を記念にもらってきました。
新しい免許証も合わせると、いちばん始めの1枚以外の4枚の免許証が手元にあります。
自分の顔は毎日見て見慣れてるから普段は気づかないけど
やっぱり老けたなあ!

Do your best.

2012年05月24日 |   中3 
今日から市内陸上大会が始まり、生徒たちは授業のかわりに応援に行くというのでタイヘンそうです。
「授業よりはマシ」と言う生徒もいますが、気温は高いし紫外線は強いし
私だったら屋内にいられる方がいいけど。
くれぐれも熱中症と日焼けに気をつけてほしいなあ。

明日も引き続き陸上大会があるので、陸上部員と応援リーダーの何人かは
居残り補習をせずに帰って行きました。
彼らにとっては、この3年間でいちばんの頑張りどころかもしれないので
ベストを尽くしてほしいです。

そういえば、今日の英語の授業のテキスト穴埋め問題で
「ベストをつくしてね。」→(   ) your (   ). というのがありました。
教科書のすみっこにあった表現なので、みんなすっかり忘れている様子。
とくに最初の(   )は空欄が目立ったので、ヒントとして「この文は命令文です。」と言ったら
Please ) your ( best ).  と書く生徒が何人かいました。
お願いしてどうする。 「命令文」といったら動詞の原形から始めるんでしょ!

陸上大会の応援に行っている場合じゃないような気がしてきた…。

わたし

2012年05月23日 |   誤・迷答!
中1クラスの英語で、ちょうど I my me をすべて学習し終わったので
黒板に大きく
   わたしは →
   わたしの →
   わたしに →
と書いて、「英語でなんていうか、わかる人ー?」と聞きました。

ほとんど全員が「オレが答える!」と張り切って手を挙げてくれたので
普段からいちばん元気のいい生徒に聞いたところ
   わたしは→ 「アム!
   わたしの→ 「アム。
   わたしに→ 「アム?
と、全部 am と答えて全問不正解。
確かに「わたしは( I )」の次は am だけどさ…。

「違います!」と言ったら
「じゃあ、ユーだ!」と即答するもんだから、さらにガクーとなってしまいました。

他の生徒はきちんと答えられたので
こんなとんでもない勘違いをしていたのは彼だけだと信じたいところです。
が、be動詞の意味がイマイチわかっていない生徒はけっこう多く
「わたしは」→ I am と書いてしまう生徒がチラホラいました。

今までの一般動詞から始まる教科書で指導するのに慣れてしまったせいか
「~だ」「~です」を使わない文を平気で書く生徒を相手にしてるせいか
be動詞を理解させるって意外にタイヘンだなあ…と感じています。

でもそれはそれとして、 I my me の区別をきちんとつけさせなくちゃ!

島原・浅草一揆

2012年05月22日 |   誤・迷答!
今日の居残り補習では、中2クラスで社会のワークをやっている生徒につかまり
いっしょに江戸時代初期の勉強をしました。

時代劇フリークの彼は「光圀が『天下の副将軍』てことは、将軍は誰?」とか
「吉宗って『暴れん坊』なんだよ。知ってる?」と
およそワークとは関係ないことを語り出すので相手をするのがタイヘンでした。
他にもなんだかよくわからないネタ話がいっぱい出てきて
どこまで史実なのか、単なる彼の記憶違いなのか、私の方が考え込む場面があったり。

そして、彼のビックリ発言の極めつけがコレ。

「問題。1637年、重い税とキリスト教禁止に反対して九州の農民たちが起こした一揆は?」
「島原・浅草一揆!」(←私の頃は「島原の乱」で習ったなあ
「じゃあ、この一揆の中心人物は?」
「天草四郎!

と、ここまでは順調だったのですが…

「そういえば、あの人は天草四郎の関係者?ええと、…タロウだっけ?
まあ、四郎の兄で太郎という人物もいたかもしれないけど、知らないなあ。
「…思い出した!アマクサじゃなくてモノグサだった!」
ものぐさ太郎!?(御伽草子!)
アマクサシロウとモノグサタロウが関係者かもしれないなんて発想どこから出てくるの!?

これを聞いて、彼のネタ話に史実はほとんどないと確信しました…