「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

いいこと

2007年11月30日 | 今日のお仕事 
定期テストが終わると、冬休み前に学力テストをする中学校が多いです。
というわけで、今週からちょっとした復習をしています。

いつもだったら、英語は小テストと宿題を出すのですが
復習をやる日は出しません。
とういうわけで、今日は小テストも宿題もナシ。

と生徒に話したら
「センセー、今日、優しい~!何かいいことあったの~?
と言われてしまった。
そういうことじゃないって言ってるのにな~。
まるで普段が鬼みたいじゃないか。

終いには
「もしかして、サイフを拾ったとか!なんて言い出す生徒も。
キミたちの「いいこと」のレベルはその程度なのね。

「いくら入ってたんだろーなー?」と心配している生徒もいましたが
拾ってないよ? それに、拾ったら警察に届けると思うよ…。


失恋少年

2007年11月29日 |   中1 
定期テスト終了後の授業はどうしてもザワつきがちになってしまいます。
「何点だったー?」という会話が頻繁に行われたり
テストの内容を報告しようとしたり
騒がしいのに便乗して関係ないことを話そうとしたり、と
落ち着いて授業を始めるには少し時間が必要なクラスもあります。

さすがに中3クラスでは少ないのですが
中1クラスではとんでもないことを言い出す生徒もいて困ってしまいます。

ちょっと早めに教室に入ったら、ある男子生徒が
「センセー、左手見せてください!」「指輪してないんですか!」
「いつ結婚したんですか!」「中学生のとき彼氏いましたか!」
「○○先生(←同僚)は結婚してるんですか!」
「来年までに身長10㎝伸びると思いますか!」
と、「息継ぎしなよ。」と思わず言っちゃうくらいのスピードで
次から次へと質問攻め。
しかも、どれもビミョ~に答えにくいものばかり。

いつもと様子が違うなあと思って、「どうしたの~?」と尋ねてみたら
「ボク、今日失恋しました!」と明るく即答。
あらら~。

「身長があと10㎝あったらな~」とぼやいていましたが
そういう問題なのかなぁ、とは言えませんでした…。

「人生のセンパイとして相談に乗ってください!」なんて言っていたけど
授業中はずっと鼻歌まじり。   ? 

なんと声をかけるべきだったのか、正解がわからない…。

リフレクソロジー

2007年11月28日 | 今日の出来事 
今日は友達が勤めているサロンでリフレクソロジーを受けてきました。

私はものすごい冷え性で肩こり症なので
前から整体とかマッサージとかに興味はあったのですが
お店に行くこと自体が緊張してリラックスできる気がしないので
今回が初めての経験でした。

子供の頃からの慢性的なしもやけで足の指が変形しているし
(しかも、今期も既にしもやけの初期状態だし
普段ヒールの高い靴を履いて仕事をしているのでタコが数カ所あるし
カサカサだし
もう、友達が施術してくれるんじゃなかったら行けなかったと思う…。
友よ、ありがとう。


今日は「プチ&オイル・リフレ」という、
足裏20分+ふくらはぎ20分のコースをお願いしました。
40分間たわいのない話をして(もちろんためになるお話も聞きました)
リラックスできたし、
「ものすごく痛い」なんてことはなく(←これがちょっと心配だった)
非常に気持ちよかったです。


今は何となく全身の力が抜けたような感じ。
今日は早く眠れそうな気がするなあ。

モテモテ

2007年11月27日 | 今日のお仕事 
各中学校で推薦入試希望者の受付が始まったようです。

提出書類には生徒本人の志望動機や自己PR文のほかに
保護者の一筆が必要なものもあったりするようで
それも含めた添削依頼が殺到しました。

国語指導責任者としては一手に引き受けるしかなく、予定外の忙しさ。
何組もの母娘に囲まれてモテモテの気分…、というわけにはいかなかったなぁ。
確かに昨日の面談で「推薦入試の作文添削指導もしますよ。」と
言ってしまったんだから仕方がないか。

今回は、校内選考用の書類ということでもあるし
添削とはいっても「誤字脱字」「てにをは」をチェックする程度にしました。
上手く書くことよりも熱意が伝わる方が大事だと思ったので…。

私には伝わってきたけど、学校の先生がたにも伝わるといいな!

分岐点

2007年11月26日 |   中3 
やっとテスト対策授業が終わりました。

定期テストが終わると、そろそろ入試に向けての準備が始まります。
学校では、三者面談をやったり
推薦入試の希望者に書類を提出させるところも出始め
生徒たちの表情が早くも引き締まってきました(ほんの一部ですが )。

そういうわけで、今日は学校の面談に合わせて
3年生の一部の生徒と三者面談をしました。

推薦入試を受けると意気込んではみても
まだ第1志望校を決定していない生徒がいたり
高校に行きたいけど努力するのはイヤというわがまま娘がいたり
と、なかなか手こずりました。

今まで薄ぼんやりとした目標でしかなかった高校入試が
急に形を持って迫ってきたみたいに感じる生徒もいるらしく
とまどっている様子がよくわかりました。

普通科を受けるか、職業科を受けるか
私立専願で行くか、ダメ元で県立に懸けるか
ここへきて、究極の選択を迫られている生徒もいます。

個人的にはここで逃げずに挑んで欲しいんだけどな…。
(↑塾的には安全策をおすすめせざるを得ないことが多いですが)
生徒の頑張りに期待しています。

『月魚』

2007年11月25日 | 今日の1作 
三浦しをん 『月魚』 角川書店

今日は久しぶりに本を読みながらのんびり過ごしました。
天気が良くて暖かかったので途中で居眠りしてみたり…。なんて贅沢

この本は読書好きな友達のお薦めで、前から読もう読もうと思っていたものです。

古書店の若き当主・真志喜と、その幼馴染みで同じ業界に身を置く瀬名垣は
小学生の夏に起きた事件以来、密かな罪の意識をずっと共有してきた。
田舎町の旧家へ買い付けに行った先で出会った人物は二人の罪を呼び起こし…。

という内容なのですが
淡々と語られているのに、繊細で脆くて複雑な心情がよく伝わってきました。
一つの出来事に対して、それぞれがいろいろな思いを抱くけれど
それを相手に伝えるのか、伝えたとしてうまく伝わるのか…、
なんてちょっと考え込んでしまったり。
設定は現代日本でありながら、なんだか一昔前を思わせるような
独特な雰囲気があり、ひっそりと静かな夜に読みたい一冊だと思いました。

上記は「水底の魚」で、もう1編「水に沈んだ私の村」が収録されています。
こちらは主人公たちの17才のときの物語なんですが
意外と楽しかったな、なんて自分の高校時代に思いを馳せました。

3連発

2007年11月24日 | 今日のお仕事 
今日もテスト対策授業で長時間授業でした。

生徒たちも疲れているのか、とんでもないミス連発で
力が抜けてしまいました。

すべて英文和訳の問題です。↓↓↓

<中3英語>
I have a computer made in Japan.
→「私は日本で作られたコンピュータです。」もしかしてあなたは…

正解「私は日本で作られたコンピュータを持っています。」


<中1英語>
How many books do you have?
→「あなたは何枚本を持っていますか。」えらく薄そうな本だな!

正解「あなたは何冊本を持っていますか。」


Where is your mother?
→「あなたはどこのお母さんですか。」どういう意味?

正解「あなたのお母さんはどこですか。」


しっかり見直しをしてくれ!

韓流

2007年11月23日 |   中2 
今日は祝日なので、本来ならお休みなのですが
休み明けに定期テストを控えているため
いつもより長めに仕事をしました。
天気良かったのにな~。

今日も明日も
授業というより自習監督がメインなので、準備は楽なのですが
どんな質問が飛んでくるかわからないため気が抜けません。

今日は生徒から突然
「国際連盟を提唱した人って、ウォン・ビン
と聞かれてしばし沈黙。
ウィルソンでしょーが!

「あー、おしい。」って喜んでるけど
最初の と最後の しか合ってないんですけど!
おまけにウィルソンはアメリカ人だ。なぜ韓国人の名前を挙げるかなー。

月曜のテストが心配だよ…。

丸1年

2007年11月22日 | 今日の出来事 
ブログを開設してからちょうど1年が経ちました。

変わりばえのない毎日を過ごしているので
今日あったことを忘れないようにメモしておこうと
備忘録がわりに始めたブログでしたが
よくも毎日更新できたなあ、と我ながら驚いています。

基本的に三日坊主で、プライベートではいろんなことが放置状態なので
このブログもいつ突然放ったらかしになるかわかりませんが…。

ちなみにHNのスミレはsmileに由来しています。
某キャラクター(写真参照)に顔が似ている(←丸いところが
ということもありますが、いつも笑って過ごせるようにという願いもあります。

いつも見に来てくれている皆様、たまにのぞいてくれる皆様、
偶然見てしまったアナタ、どうもありがとうございます。
これからもあたたかく見守ってくださいませ。

エール

2007年11月21日 | 今日のお仕事 
今週も引き続きテスト対策授業をしています。
この週末が最後の山かなあ…。

今日は、授業終了まであと5分というときに
英文→日本語訳の解答を一気に板書していたら
時間を気にしていた生徒から
「センセ~、頑張ってー。と励まされた。
早く帰りたい気持ちはわからないでもないが、そんな風に言われても…。

頑張るのは私ではなく、君たちなんだけどな。