「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

セイジン

2019年10月05日 |   中3 
中3クラスでは今週と来週、
秋休み中に実施する模擬テストに先駆けて
特別講座を実施しています。

今日の国語は、生徒たちが苦手な「古文」の読解と
「文法」の基本的なところを少し。
そして最後に小6レベルの漢字の書き取りを30題。
(最近の入試では漢字の書き取りは小学校レベルの問題がよく出ているので。)

「小6レベルだから簡単です!」と言って配ったので
生徒たちは安心しきっていましたが
プリントに取り組み始めたとたんに
「わかんない!」「難しい!」などと言い出す始末。

問題部分のカタカナを読み間違えたり
カタカナしか見ていなくて関係ない漢字を書いたり
「問題外」な生徒も見受けられました。
情けないな~。

中でもいちばん生徒たちが頭を悩ませた問題が
セイジン君子」

まず、意味がわからないというクレーム(?)があり。
「セイジンきみこ?名前?」と勘違いする生徒がおり。
それに乗っかって
「ああ!どこかの星から来た人!」と言い出す生徒もいました。
ちなみに「星人」だと小2レベルです…。

結局「成人」と書く生徒がいちばん多かったです。(←これで小4レベル)

「聖なる人」とヒントを出したけど
「聖人君子」の具体例を出すことが難しく
わからないのも無理はないと思いました。
いちばん身近な「セイジン」=「成人」なわけだしなあ。

知らない言葉や難しい言葉であっても
習った漢字であれば容赦なく出題されます。
漢字だけでなく、それを使った言葉も語彙として
身につけていってほしいです。
 


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