スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編270~

2019-09-13 06:32:00 | 食~番外編(海外)

RESTORAN Zlatna Ribica

Krapanjskin Spuzrara46 22010 Brodarica

TEL +385-22-350-695

https://zlatna-ribica.hr/

このレストランは海沿いにある海鮮、シーフード、地中海料理のお店。

トリップアドバイザーによるとスプリプトにある

418軒のレストランの内で61位にランキングされている。

今迄は内陸の旅であった為、肉料理、川魚料理がほとんどであったが、

いよいよ海の幸料理に変わってきた。

今回の全ての料理の中で実はここが一番旨い店であった。

店内はそこそこの大きさでちょうど良い感じ。

全体的に白を基調としたカラーで清潔感がある。

片面はすべて窓になっていて目の前のアドリア海が見渡せ、

素晴らしい眺望が拡がり、明るくて地中海地方のレストランの様だ。

厨房スペースを覗いてみたら整理整頓がよくされており、

整然とした気持ちの良い空間であった。

こんな所にもオーナーの姿勢を感じ、料理の方も期待してしまう。

店内には新鮮そうな食材として魚介と

サラダ用の野菜がディスプレイされていた。

特に魚は近くに市場があるようで、

その鮮度に自信があるかのようにアピールしているようだ。

サラダの方はオリーブオイルやワインビネガーなど置いてあるが、

やはりここにもドレッシングは見当たらない。

何かの参考に成ればとメニューとワインリストをアップしてみた。

クロアチアは有名なワインの産地でもある。

ナプキンの折り方も海辺のレストランの為か

ヨットの帆に見えてしまうから不思議だ。

まずはスープ。

コンソメ系のスープの中にライスと魚の白身が入っていて

なかなかオツな味だった。

ひょっとしてブイヤベース系のスープだったかも。

これがメインの名物スカンピ(手長エビ)のグリル。

シャコ系のエビということでこれが旨いんだナー。

これなら何匹でも入ってしまう。

出てきた時は5匹もあると思ったが、もっともっと食べたい逸品であった。

盛り付けも1匹を立たせ塩気も丁度よい。

この旨味は鮮度がそうさせるのだろう。

このツアーの旅行社の良い所はいくつも感じたが

このイカの揚げ物は旅行社のおごりで追加されたもの。

これも美味しかったナー。

デザートのチョコレートケーキ。

お皿のデザインもグッドだった。

このレストランはいろいろな賞を獲得している様だ。

お店の入り口の棚にはいくつものトロフィー、壁には賞の額が飾ってあった。

当店はひょっとして有名店なのかもしれない。

そのせいかどうかわからないが、食事中にちょっとしたハプニングがあった。

数名のクロアチア人グループから声が掛かり、

「どこから来たのか?」と聞かれたので

「日本からだ」と答えたら、そのグループのリーダーらしき人から

「私はサッカーで何回も日本へ行った。浦和レッズも知っているよ」と

歓待を受け、ワインをご馳走になってしまった。

このワインがまた旨いんだなー。

相当高いワインを飲んでいたのかもしれない。

旅とは本当に楽しいことに出会うものだ。

今迄、海沿い、海辺と書いてきたが、これがレストラン前のアドリア海。

ここは湾らしく波がほとんどない。

子供も大人も夏の陽を浴びて楽しそうに海水浴に興じていた。

30年前程に激しい内戦があったとは思えない平和な風景であった。

 


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