スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

地下鉄駅と下町の風景

2019-07-12 05:31:06 | 旅 ~東京

清澄庭園へ行くのに地下鉄銀座線・三越前駅から

大江戸線へ乗り換える為、長い距離の地下道を歩いて行く。

途中三越デパート日本橋本店の地階の前を9時55分に通過。

そうすると10時の開店を待つ多くの人達が待っていた。

そこへリーダーらしき女性職員の凛々しい挨拶が始まった。

そんな光景の一枚です。

この出入口の隣の壁には「照代勝覧」という絵巻が

平成11年に展示された。

これは地域の団体が主体的に行う情緒ある

街並み整備の取り組みを促進する

「江戸東京・まちなみ情緒の回生事業」の一環として

東京都・中央区の支援を受けて実施されたものである。

これを見ると今から200年ほど前の江戸一番の

にぎわいを堪能できる。

清澄白河駅の地下通路にまたおもしろいものを見つけた。

深川周辺に位置する清澄・白河には江戸情緒を

今に伝える緑豊かな日本人の細かな感情を育んで

四季の豊かな移ろいを江戸時代の伝統工芸である

江戸小紋の文様を用いて趣のあるデザインテーマとしたもの。

アートウォール・椅子などは水景都市である

深川地域に因んで水面を表現している。

この深川江戸資料館も清澄白河駅から徒歩3分の所にある。

江戸深川の長屋、路地、火の見櫓などの町並が

実物大で想定復元されている。

ここでは現代に続く庶民の暮らしぶりが体感できるようだ。

清澄庭園の入口の斜め前には、江戸時代中期の国学者で

歌人の村田春海の墓がある。

氏は賀茂真淵の門人で仮名遣いや五十音の研究に造詣が深く、

歌人としての古今調の流麗な一派を立て江戸派と称された。

この周辺は深川芭蕉庵の散歩コースになっている。

そしてお寺、神社が多くあり、著名な人のお墓もある。

(たとえば、寛政の改革を行った大名、老中の松平定信など)。

それにしてもステンレス製の案内板は見やすくて良いですネ。

あまり乗る機会が少ない都営大江戸線は

新宿西口から光ヶ丘まで38駅あり、駅数が最も多い地下鉄路線だ。

しかも日本の地下鉄では最深部を走行しており、耐震性に富み、

災害時には救助作業の大動脈として利用されることになっている。

尚、車体、路線図のラインカラーはマゼンタ色。


最新の画像もっと見る