スミダマンのほのぼの奮戦記

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ハイソな街 成城

2020-01-22 06:38:40 | 旅 ~東京

成城学園前駅北口を出ると駅前にスーパー成城石井がある。

ここは成城石井の第一号店で、ある意味歴史的な店舗だ。

成城石井の創業は1927年(昭和2年)2月、1950年(昭和25年)に

石井食料品店として設立され、現在は95店舗、

フランチャイズ15店舗(2013年時点)ある。

浦和アトレにも出店した。

2014年以降はローソンの傘下に入っている。

当店は日本有数の高級住宅街の厳しいマダムの目にさらされて、

ワイン・チーズ・総菜・スイーツなど高品質な食料品、輸入食品を多く扱い、

高級ブランドのスーパーマーケットとして消費者に評価を得ている。

成城 風月堂 成城学園前駅本店は大正7年創業の老舗和洋菓子店で、

他に世田谷区に4店チェーン展開している。

1Fが店舗、2Fが喫茶店になっていて、トアルコトラジャ使用の

贅沢なブレンドコーヒー530円やケーキセット730円、あんみつ660円などの他に、

ランチタイムにはキッシュプレートのランチ1,130円や

オムライスとケーキのランチ1,130円など軽食も食べることができる。

歴史あるお菓子屋さんとして地元の方々に深く愛されている名店だ。

毎日焼きたてのフレッシュなパン、サンドイッチを提供している

キリーズフレッシュ成城店では1階にイートイン席があり、

2階はハンバーガーレストランになっている。

手づくりで新鮮な素材を活かした出来立ての商品は地元の人々に人気がある有名店だ。

他に広尾店もある。

http://kiriys-fresh.com/

成城学園の斜め前に意匠がすごく目立つクリニック病院あった。

産婦人科を中心に小児科、内科などを取り扱っている木下病院だ。

この病院は半世紀に渡って地域住民に愛され続けていて

3年前に木と緑の多い病院としてリニューアルされた。

この斬新なデザインは今話題の隈研吾氏の設計によるものだ。

木をふんだんに使った外観は周囲の街並みにスッと溶け込んで、

癒しと洗練にあふれた空間を形作っている。

駅名になっている成城学園は大正6年、澤柳政太郎氏によって作られた。

日本の初等教育改造を志し、実験的教育の場として

成城学校内に併設した成城小学校が始まりだ。

1925年(昭和元年)に現在地に移転した。(府下北多摩郡砧村喜多見)。

現在は幼稚園、初等学校、中・高等学校、大学と一貫教育を行っている。

教育理念は

1、個性尊重の教育(附 能率の高い教育)

2、自然と親しむ教育(附 剛健不撓の意志の教育)

3、心情の教育(附 鑑賞の教育)

4、科学的研究を基とする教育

丁度行った時は学園祭が行われていて学生もフェスティバルをエンジョイしていた。

成城学園界隈は学園前のいちょう並木、成城の桜並木、成城学園の池などで

「せたがや界隈賞」を受賞している。

閑静な住宅街の中に隠れ家的にある懐石料理 和食の「一宮庵」。

ここは昭和44年に料理教室が開かれ、

二代目斎藤宗厚を中心に基本の出汁の取り方から魚のさばき方、

本格的懐石料理まで教えている。

又、茶道体験教室もある。

和の趣が溢れる雰囲気の中で夜は一組のみ(一客一亭の貸切席)しか予約を取らない。

又、入口の所には昭和20年代のホーム、

昭和9年頃の銀杏並木の古き写真が展示されてあり、

成城の街にこだわっていることが伝わってくる。

この街はあくまで閑静でゆったりと時間が流れている。

桜並木をのんびり歩いている女性の姿は皆、成城マダムに見えてしまう。

うっそうとした木々の空き家の前に放置されてある車もさすが成城!

なんとセルシオだ。

街の樹木も世田谷区みどりの基本条例によって保存樹木に指定されている。

このクスノキ2本は邸宅内に生えているものだ。

ここ成城みつ池緑地は国分寺崖線上に位置していて湧水が4ヶ所ある。

神明の森みつ池とも呼ばれ水神の祠を祭ってある所だ。

東京都内23区内で2ヶ所しか自生していないゲンジボタルもおり、

貴重な自然の特別保護区になっている。

成城学園前北口を出て、気ままなブラリ歩きの成城散策をして2時間半。

成城学園前南口に到着。

心地よい疲れで一路帰路についた。

 

 

 


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