スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~その318~

2017-04-02 07:02:45 | 食~うなぎ・寿司・天ぷら

鮨 ふく

浦和区高砂2-6-17 田口屋ビル 1階 (さくら草通り)

TEL 048-822-3000

休業日 月曜日 (祝日営業)

浦和駅西口、コルソの裏にあるさくら草通りにある田口ビル

(地下1階には浦和の有名老舗焼鳥屋さん田口屋がある。)に入居している。

浦和エリアの食べログ寿司部門でなんと第2位にランキングされている。

2010年7月オープンということだが、今まで縁が無く

今回初めての訪問となった。

道路沿いの壁には、目印のしゃもじの形をした看板が掛かっている。

江戸時代後期には、この様なお店の商品に関する看板が町中で見られたらしい。

「ふく」という屋号は店主の名前の一文字を取ったとか。大将は銀座の

日本橋の鮨屋で修業し、独立したと言っていた。当店は息が合ったご夫婦2人でやっている。

居心地の良い空間の店内はカウンター席が6席、応接セット風の

テーブル席2席とコンパクトだ。この位の規模の店が私は好きだ。

カウンターの檜はまだ木の香りがして食欲をそそられる。

おつまみメニューを見るとどれも頼みたくなるラインアップだ。

子持ちやりいか煮900円、すみいかげそ焼600円、ほたるいか酢みそ500円

のれそれ沖漬け(穴子稚魚)500円。いいですネー。

これが鮨のセットメニュー。にぎり鮨(すし8貫、巻物半分)1,800円。

2名よりのおまかせコース(お通し、お造り3点盛、焼物、季節の小鉢、

香物、鮨6貫・巻物半分、お椀)で5,000円だ。冬はてっちり、

寄せ鍋、クエ鍋コースもやっている。そして昼ランチもやっていそうだ。

お通し、青菜の下にお刺身が何種類か隠れていて、これ旨かったナー。

お刺身の盛り合せ1人前。全て寿司ネタは築地の仕入れだそうだ。

あじ、金目鯛、マグロ、すみいか、とり貝、アオヤギ、帆立貝、

マグロ、白身魚や光物などは旨みと臭みが紙一重。

その見極めが店主の技だと言っていた。

ほたるいかの酢みそ。ひとまわり小粒なほたるいかは活きがよく、

旨かったナ。添えられたきゅうりの輪切りを見ると

几帳面な性格の大将かもしれない。

玉子焼は自家製だと聞いて「ふく」さんのレベルをチェックしようと

ひねくれ根性が出て注文した。昔から鮨は玉から入れと

言われており、その店の技がわかると言われている。

聞いてみると江戸前鮨本来の芝海老すり身の玉子焼という。

出汁の味付けも絶妙で久し振りに上品で深みのある玉子焼きをいただいた。

麦焼酎も常蔵・潤の醇とあまり耳にしない銘柄のラインアップ。

どちらか忘れたが1つはVERY GOODだ。

これが本日の握りメニュー。赤身のづけ、白身魚の昆布〆酢〆は

特に拘っているとか。ガリも産地に拘っていて他店のものより厚みがあった。

いよいよお好みの握り、希望により一貫づつ握ってくれる。

〆鯖と小肌

ふくさんには車子があった。これも逸品だった。

今日の穴子はちょっと大きいんですけどと断りが入った。

確かに穴子特有の味が大味に感じだ。

中トロと赤貝。この頃は焼酎水割3杯も入ってちょっとほろ酔い状態。

今思うとこれはまずい状態だ。

平目の昆布〆。握りは小ぶりでシャリには赤酢が少々入っているとか。

握りをよく見ると空気が入っているようで

大将はかなりの腕の持ち主と見た。

バフンウニの軍艦巻きとのどぐろの炙り。

大将の仕草をじっと見るととても手際が良い。

いよいよお腹の方も〆の段階に来た。よし次はかんぴょう巻だ。

甘味が上品でちょうどいい。さすが食べログ2位。

期待にしっかり答えてくれて納得の「ふく」さんだ。

最後のおかわりみたいな気持ちでアジを追加。これも素晴らしかった。

入店一番で常連客に知人もいて、他の予約客が来る前に

話が盛り上がってしまい、もっと宣伝したらと余計な事を言ったら、

己からあまりPRするのは好きではない。口コミを大切にしているんですとの返答。

又、素晴らしいお店に出会い気に成る店が一軒増えた。


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