コーヒーとクレープの店 ありす
さいたま市浦和区仲町1-12-1
TEL 048-831-8810
定休日 日曜日・祝日
浦和駅西口から高架下沿いを北へ行くと先日ブログで紹介したカフェドカファ(2020-5-20付~その478)の
大雑把に斜め前にある「ありす」さんは語れば長い思い出の店であります。
帰りがけにもらった小さなマッチには「コーヒータイムをあの曲で・・・」。
このお店は青春の時にタイムトリップできるコーヒーショップです。
実はこのビルのオーナーと暫くコロナで会えなかったので
午後のコーヒータイムをしようと、ありすで待ち合わせた。
このオフィスビルは建物配置に余裕がありパブリックスペースに大きな面積を割いている。
誰でも座れるベンチがあるのは素晴らしい。
これがありすの店内。
昔のカフェのイメージを残しながら重厚なモダンさも兼ね備えている。
特に壁に表現しているポイントポイントのインテリアが素敵だ。
今の若い人には「これ何?」と思うだろうデザイン的にも素晴らしいジュークBOX。
ここからの音楽を聴いてみたいものだが鳴らないそうだ。
実は現在のありすさんには過去1回来ただけでほどんど馴染みがない。
ここに移転して約30年弱経ったそうだが本当に申し訳ないと思う。
とてもポエムを感じる1枚。
この女性も常連らしく、絵に成っている。
やはりここには時の流れの重みがある。
ここに移転する前のありすさんは現在の浦和パインズホテルの所にあった。
その隣の薬局屋の2階に自分が所属していた団体の事務局があった。
約10年間この地をベースに昼に夜に30代という怖さを知らない時代を過ごした。
その時代の青春(?)の憩いの場がありすさんだった。
あれからの時を振り返ると人生そのものを想い出す。
この日はそんな望郷の場をありすママとその団体の先輩と過ごせて、
まるで巣ごもりしていた老鳥が止まり木でゆったりと
午後のあたたかい陽を浴びているような夢心地の世界を楽しんだ。
ありすのメニュー。
ありすブレンドが500円、コーヒーフロートが650円。
こだわりのコーヒー、紅茶には全てコメントがやさしく書かれてある。
メニューに目を通していくと軽食の中に
昔懐かしい焼きサンドイッチ(ツナとタマゴのコンビ・サラダ付)600円があった。
ママから「2人で1つ食べてみる?!」との提案が。
ささやかな会話に30年の歳月が甦ってくる。
そんな数十年前を思い出させてくれる焼きサンドイッチとコーヒーフロートだ。
そして30代の熱き最後の青春時代(?)を供に語り合ったありすのママがこの方です。
当然だが昔は都会的でインテリジェンス豊かな麗しの美人ママだった。
「きれいに撮ってネ!」と言われても素人の私には人生の深い所まで撮り切れる腕もない。
ましてこの時はデジカメをSONY製からキャノン製に変えたばかりで
全くカメラを使いこなせておらず、ありすママ「ゴメンナサイ。」