スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

明治記念館

2015-06-26 07:46:01 | 建物

明治記念館は、JR信濃町から徒歩3分、元赤坂の明治神宮外苑の一角にある

明治14年、当時の赤坂仮御所の別殿を今の迎賓館のある場所に移設。

その後、昭和22年11月1日リコーの市村清氏の主導で

憲政記念館を明治記念館として開館した

明治神宮による結婚式場として知られている。

本館玄関車寄せは、宮殿造りで壮厳な姿を今に残している。

明るく開放的なエントランスロビー。大きなシャンデリアが立派だ

緑豊かな庭園に囲まれた歴史ある建物。都会の真ん中なのにビルが見えない。

都心であることを忘れてしまいそうなほど美しい緑に抱かれている。

芝生の手入れが、素晴らしいの一語だ。

結婚式の挙式がとり行われる儀式殿

ここは人生の寿ぎをすべてまごころをこめてお手伝いする祝いの館だ

丁度一階で結婚式が行われていた。

記念館は気品、行儀のよさが自慢だそうだ。

1000坪の庭園に2000本、50種類の樹木が植えられている。

正面左側のラウンジ「キンケイ」は

明治憲法草案を審議した歴史ある空間だ

日本建築の屋根の棟の両端に雨仕舞いとして

取り付けられた装飾瓦の「鬼瓦(獅子口)」

上部の菊花紋を配した鬼瓦は、御所の重要な建物に使われる「御所型」だ

国歌、「君が代」の歌詞、「千代に八千代に さざれ石の

巌となりて 苔のむすまで」と謳われている

天然記念物のさざれ石。

女流日本画家、上村松園の有名な作品「序の舞」

これが本物なら、この日最大の発見だ。

重要文化財が、さりげなく廊下の壁に飾られているのだから。