国道121号線を北上し、何度か行ったり来たりしながら、
なんとか「日中線記念館」に辿り着く。
なんか「ほっと」するような緑に囲まれた田舎にポツンとある。
もちろん誰もいない、誰も来ない・・・。
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この先が喜多方
喜多方駅から熱塩(あつしお)駅11.6kmを結んでいた日中線。
そもそも日中線は1938年(昭和13年)に、
栃木県今市市~会津田島・会津若松・喜多方を経由して、
山形県米沢まで向かう、壮大な路線の1部として開業した。
熱塩の先に「日中と呼ぶ温泉集落があった」のが、線名の由来だ。
1984年(昭和59年)に廃止。1974年(昭和49年)までは、蒸気機関車が走っていた。
なんと僕が中学2年生の時だ。
まあ、そんな歴史のある熱塩駅舎が現存し、記念館として資料を展示している。
駅の木製のベンチに座って目を閉じると、蒸気機関車の音が聞こえてくる・・・じゃなく、
少年の頃の僕になったような気がした・・・。
僕たち3人は、思い思いの場所で時を過ごした。
当時活躍したラッセル車や客車も展示されているし、転車台の後も残っている。
僕たちが帰るまで、もちろん誰も来なかった。
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当時の踏切が残っている(たぶん)
今日も読んでくれてありがとうございました。
それでは、また。