語る、シェフ

小さなレストランのオーナーが、日々の出来事を語ります。

  本当に必要なもの!?

2008-06-13 02:01:22 | Weblog
今日は、バイトが帰った後仕込みをしていると・・・・
「筆箱」が作りたくなった。

                     
   仕込み                仕込み           で・・・筆箱が作りたくなった。   

僕の家では、妻の提案で、伝言ノートを作って息子と文通?している。
と言うのは、彼は、字を読めるようになったのは結構早かったんだが、(と思う)
書くのは苦手、と言うか、あんまり好きじゃあないみたい。
そこで、この方法を使って、「少しでも書いてもらおう」というおせっかいな親心なんです。
僕は、結構コツコツタイプなので、毎晩ノートに律儀に書いてます。
最初のうちは、結構書いてくれたんだけれども、最近は・・・・。
催促しないと書かない日が多くなってきました。

今のアルバイトは、大学生にしろフリーターにしろ、はっきり言って字が下手です。
10年前のアルバイトは、そんな事はありませんでした。
なぜでしょう?
やっぱり字を書かなくなったからでしょうか?
いや、書く必要がなくなったからでしょう。
携帯や、パソコンのメールなど、確かに便利で早いです。

自分の心を他人に伝えるのは、言葉にせよ、書くにせよ難しいものです。
でも、手紙をもらって心ときめいた事は、誰にでもあるんじゃないでしょうか。
さっき、「字が下手」と書きましたが、下手と言うか、「気持が感じられない」とでも言うんでしょうか?
僕が思うには、文字は他人に物事などを伝えるために、あると思うんです。
だから、伝えたい人に、本当に伝えたいと思うならば、分かりやすく書けると思うんです。
別に書き方のお手本のように、形のことを言っているのではなく、
読む相手のことを考えながら、書くという気持が大切なのではないでしょうか?
そういう気持ちを持って、いつも書いていれば、そんなにメチャクチャな字にはならないと思います。

もちろん、うちの息子にも言いました。
理解はできてないと思いますが、
何でもそうですが、理解できるようになってから言っても遅いと思います。

そんな訳で、彼が書いてくれないのは、僕の書いてることがつまらないからだと・・・。
だから、筆箱を作りました。もちろん牛乳パックで、です。
本当は、紙でも張ろうかと思ったんですが・・まあ、牛乳パックそのままって言うのも
なかなか味があって良いかな・・と、いい訳ですかね。(笑)

  
 写真より実物の方が絶対イイ(笑)      ふたは、なんと磁石でくっ付くのだ。

とにかく、筆箱からえんぴつを出して書く。なんか楽しそうじゃないですか。
明日の朝は、返事が期待できそうな、そんな期待に胸を膨らませ・・・お風呂入ってきます。




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