語る、シェフ

小さなレストランのオーナーが、日々の出来事を語ります。

  迷子?

2009-01-30 09:34:34 | Weblog
まだ夜店を開けて間もない頃、すみませーんと女性の声。
僕は「は~い」とホールに出ると女性がひとり・・・
「×××さんのお宅知りませんか?」との事。
訳を聞けば、犬の散歩をしていると迷子のお年寄りと出会ったと言うのだ。
×丁目で#$屋さんの近くの×××さんだと言うらしい。
ラ・ポンムの近くにも#$屋さんがあるので、聞いてみようと寄ったのだった。
外にでてみると、おばあさんがしきりに恐縮している。
話を聞いてみると、「私はバカだから、家がわからなくなっちゃったのよ。息子夫婦と住んでいるのよ。」
とまあ、簡単に言うとそんな感じだ。
息子さんの名前を聞くと、自分の名前を言ってしまう。
何回目かでようやく息子さんの名前がわかったので、すぐ自治会名簿で調べてみると、
確かに、×丁目で#$屋さんの近くだった。僕はすぐ電話した。
電話には奥さんが出て、もちろん心配していて、すぐに迎えに来てくれた。
本当に怪我が無くてよかったし、良い女性の方に助けてもらえて彼女は幸せでしたね。
本当に良かったです。

僕も妻も、まだ親は元気に健在だけど(僕の父は12年前に他界したが・・・)
いつ、どうなるかはわからない。
心身ともに健康なのが1番だけど、こればかりは注意していてもなかなかどうなるか解らない。
まあ、とにかく心構えだけはしておかなければ・・・と思った出来事でした。

  それでは、また。
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