カマキリ

ランチの準備中に、家のゴミを出しに行って、公園のつつじの脇を通ると、
「ジジジジ・・・」と、捕まえられた時に鳴くせみの声。
僕は目を凝らして、つつじの葉の中を覗き込む・・・
すると・・・いたいた、カマキリが！！
両手でしっかりとアブラゼミを捕まえて、覗いてる僕をジーっと三角の顔で見ている。
セミは、羽を動かそうとジジジっといっているが、カマキリは動じない。
とりあえず僕は、パートさんを呼びに行く。彼女も大興奮！！
「シェフ、カメラ、カメラ」と連呼。走ってカメラを撮りに行く僕・・・。
２人でみているとカマキリもこっちを見ているだけで進展ナシ。
とりあえず、写真を撮って退散。

　　

その後、仕事の合間に見に行くと、確実にセミが小さくなっていく。
でも、ランチ終了後に行った時、ちょうど最後のかけらが残っていたので、
セミ１匹、３時間ぐらいかけて食べたみたいです。
その間、何度見に行っても同じ場所で食べてました。

　

その最後のかけらを持っているところを、２人で見ていると、
カマキリはこっちを向いたまま「フン！」と言って、かけらを落とし悠然とつつじの葉の奥に去っていきました。

本当に人間社会には「カマキリ人間」が居なくて良かったです。（笑）
後ろから羽交い絞めにされて、頭かじられたら・・・イヤだろうなぁ～。

　　　　　それでは、また。