今日はこの時期らしい寒い一日でしたね。子どもたちを楽しませていたイチョウの葉もすっかり落ち切りました。今日は、礼拝の中で、園長(教会の司祭・牧師でもあります)が子どもたちの頭に手を置いてお祈りをする「幼児祝福式」が行なわれました。
自分の子どもたちを祝福していただくために、イエス様のもとに子どもたちを連れてきた母親たちの物語が聖書にはこんな風に記されています。
~そのとき、イエスに手を置いて祈っていただくために、人々が子どもたちを連れてきた。弟子たちはこの人々を叱った。しかし、イエスは言われた。「子どもたちをそのままにしておきなさい。私のところに来るのを妨げてはならない。天の国はこのような者たちのものである。」そして、子どもたちに手を置いてから、そこを立ち去られた。~
当時のユダヤ社会で価値を認められることのなかった子どもたち「こそ」大切な存在であることを、言葉と行為で示されたイエス様の姿が、キリスト教の広がりと共に、世界中での子どもたちの命と尊厳の回復のための働きと、幼児施設の創設へと展開していきました。私を通して「イエス様が」手を置いてくださっていると受けとめる幼児祝福式、手を置いて祈られた子どもたちのこれからの人生に、神さまの豊かな祝福と導きがありますように。(EY)