月曜の不安

白ご飯

豚肉の南部焼き
豚肉は卵・醤油・みりん・しょうが汁の漬け汁に漬けておく
表面にすりごまをふる
オーブントースターで15分加熱する
添えはオクラの酢の物
オクラ・ちくわ・スライス玉ねぎをミツカンかんたん酢につけておく

ごま豆腐
市販のもの

ほうれん草のお浸し
平茸・ゆでたほうれん草
麺つゆで和える

麩とわかめのお味噌汁


ようやく体調が安定してきたまだら君
週末ごとに帰ってくるが
顔色もずいぶんよくなってきた
それでも月曜日は憂鬱で
実家から一人暮らしの部屋へ向かう時が一番「鬱」な感じで
「昔剣道部の練習に向かう時を思いだす」のだそうだ

体調が崩れ続けたのは新生活に慣れないという精神的なものだったのか
同時期に同じようにぶち君が体調を崩していたのでやっぱり感染症だったのか

とらじまは心配でラインをよく送っているが
「何かあったら連絡するからそんなにラインいれなくても」
とまだら君からけん制されてしまった

まだら君が憂鬱になるように
とらじまも心がざわざわする
朝に　夜に
ラインでまだら君とぶち君から不調の連絡を何度か受けてから
ラインの着信音が怖くなって
自分で先にラインを送るようになった
・・・さっき送った返信だよね、と思ってふるえずにラインを開けられる

まだら君に注意が行くと狙いすましたようにぶち君の調子が悪くなることが多かった
だからついつい　不安な気持ちでまだら君を一人暮らしの部屋に送り出した後
ぶち君の顔ばかり見て　しつこいほど体調を聞いてしまう
「何？？」と
ぶち君は迷惑そうな声を出す

日曜から月曜に向かうこの時間

この時間が大きらいだ