1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

桃饅の中身

2009年02月10日 | Weblog
画像は、昨日の桃饅に入刀した後の姿です。
中には桃饅が入っていたのでした。
これを蒸したものが、デザートのひとつとして出てきました。
考えてみれば、この大きな桃饅はきっと捨てられてしまったんだと思います。
もったいないなぁ。
そして、この桃饅入刀サービスは1万1千円もするんです。
そのわりには、店員さんがいまひとつ段取りが悪くて、スムーズにできなかったのが少々不満です。
やはり小規模であれ、こういうパーティーにはちゃんとした司会進行役が必要なんだな、と実感しました。

もうひとつのデザートは、亀ゼリーでした。ふふ。

今日は1日自宅でレッスンでした。
昨日の東急セミナーから引き続き、何人もの生徒さんの演奏を見ていると、人それぞれ個性があって、本当に楽しいと思います。
レッスンを始めた頃は、一体どんなアドバイスをしたらいいのかなどと考えたものですが、今は変に構えることなく自然にあれこれ提案できるようになりました。

絶対にこうしなさい、と押し付けるようなことはしていません。
私自身、何が絶対かはわからない。
より弾きやすく、より好きな音色が出せるように、いつも試行錯誤しながらやっています。
その結果、生徒さんが問題点を越えることができたとき、本当にうれしい気持ちを一緒に味わえます。
こういうのって、いいなぁ。

明日は東急フェスタに参加します。
カルチャーセンターの文化祭のようなものです。
生徒さんはお客様の前で演奏するのが始めて。
緊張すると思いますが、これを経験するとこのあとのレッスンが一段と楽しくなるはずです。
弾き終わった後、みんなの笑顔が見られますように。
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She is my life.

2009年02月09日 | Weblog
土曜日、従妹の結婚お披露目パーティーがありました。

従妹は大学を卒業後、単身アメリカに渡り、勉強しながらアルバイトをし、現地で就職した努力と信念の人です。
そして、国際結婚。
結婚式はアメリカで昨年済ませていて、今回こちらの親戚に彼を紹介する会が開かれたんです。

会場は中華街の萬珍樓。
私の成人式のお祝い、両親の還暦パーティー、そして結納など、おめでたい席にはよくこちらを利用しています。

せっかくだからケーキ入刀をやりたい、と思ったら、大きなケーキの手配はできず、持込もダメだそうです。
で、その代わりが、「桃饅入刀」。
画像は入刀前の状態です。
切ったらどうなったか、は明日載せます。

従妹のお相手は、韓国系アメリカ人。
見た目はまったく韓国人(というか、ちょっと朝青龍に似てる)なんですが、韓国語は話せないそうです。
で、話し方も行動もまったくアメリカンスタイル。

スピーチもとても上手でした。
その中で特に印象に残ったのが、
"She is my life."
あぁ、こんなこと言われたらしあわせですね。
あらゆる言葉を駆使して、従妹を絶賛する彼。
会場の中(と言ってもそんなに広くない)を歩くとき、いつも従妹の腰に手を回している彼。
常に熱い視線を送る彼。
完璧にレディーファーストな彼。

そんな2人を見ていただけで、しあわせな気持ちになりました。
私はパーティーの後に本番を控えていて楽器を持っていたので、桃饅入刀のときに結婚行進曲を弾きました。
マンドリン1本だとあまりにぎやかにはなりませんが、何も音がないよりはよかったと思います。

考えてみると、身内に国際結婚が多いような。
伯母(父の姉)、アメリカ人と結婚。
叔母(母の妹)、アメリカ人と結婚。
従妹(母の弟の娘)、韓国系アメリカ人と結婚。
おまけに、義兄の兄、韓国人と結婚。

よそのお宅はどんなものかしら。
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ル・グラン・マカーブル 公演終わりました!

2009年02月08日 | Weblog
連日、大入り袋をいただきました。
うれしいです。

劇場内のカフェテリアで打ち上げがあり、先ほど帰宅しました。
たくさんの方のお話を聞き、改めてこのオペラの公演がどれほど大変なことだったかを感じました。

オペラに出ることも滅多にないのに加えて、現代曲にも慣れていない私は、今回とても苦労しました。
百戦錬磨のオケのみなさんや歌手の方は、余裕でこなしていらっしゃるんだろうと思っていたら、みなさんそれぞれがそれぞれに相当なプレッシャーだったそうです。
もちろんその上で本番で完成度の高い演奏をされているところが、プロのプロたる由縁だと思います。

ほぼ好奇心のみで引き受けてしまった今回の仕事。
譜面と音源を手にして、安請け合いを後悔しました。
初練習のときには、自分だけ場違いなような感じがました。
逃げ出したいような気持ちもありましたが、どうにかこうにか最後までやり遂げることができてよかったです。
ピットの中では、みなさんの熱演する姿に注目していました。
素晴らしかったなぁ・・・

最初は珍妙だと思った曲も、今となってはあの独特のリズムが頭から離れず、つい口ずさんでしまいます。
せっかくやっと馴染んだのにもう終わりだなんてさみしい。
再演の声もありましたが、どうでしょう。
そのときは、また呼んでもらえるかしら。

打ち上げのとき、フルートの方が話しかけてくれました。
マンドリンオケに賛助で出たことがあるそうです。
ご自分が今まで抱いていたマンドリン奏者のイメージと私が、全然違う、と言われました。
マンドリンオケは大人数、今回はひとりぼっち。さらには演奏してる曲が特殊ですからねー。
でもなんだかとてもほめてくださったようなので、ありがたく受け止めました。

いろいろあったけれど、本当にいい経験になりました。
なんでもやってみるものですね。
それにしても私はリズムのキレが悪いな、と痛感しています。
そのへんを今後改善していきたいです。

昨日の夜公演には、姉と娘が来てくれました。
終演後に待ち合わせていたら、開口一番、とてもおもしろかったと言ったので驚きました。
私の演奏する席から見えるのは、舞台のほんの手前だけなんですが、奥のほうではいろいろおもしろい演出があったそうです。
ストーリーは確かにR指定っぽいところもあるけれど、それをいい演奏と素晴らしい歌でやっているので、変な感じ(?)がしないそうです。
特に照明がよかったとも言ってました。

カーテンコールではブラボーの嵐(特に土曜日がすごかった)、拍手もたくさんいただいて、本当にいい公演だったんだなと思いました。
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マエストロからのお願いです

2009年02月06日 | Weblog
ゲネプロに行ったら、私の譜面台にメモが置いてありました。

一体どんなダメ出しだろう、とドキドキしながら読んだら、
「全体的にもう少し大きく(可能な限りでいいです)弾いてくれますか。
お願いします」
とのこと。
代筆なので、日本語でした。

そうかそうか、やはり音量が小さいのね。
今日はとにかく大きく弾こう。

マエストロが指揮台に向かう途中、直接声をかけてくれました。

「サイゴノホウノ、ジャラジャラーン、ッテトコ、オオキクネ」

「ワカリマシタ」

一応、英語の会話でした。
そんなわけで音質は二の次にして、全体的にとにかく大きく弾きました。
私の弾くところは、ほとんどf、ffffなんてのもあるんです。
でももともとの楽器の音量が管弦打より圧倒的に小さいし、マンドリンは1台だし、つらいところです。

劇場に向かうとき、たまたま一緒になったほかのパートの人に、「マンドリンをきっかけに出てます」と言われたので、聴いてくれてるんだ、何かしらの役にはたってるんだ、とマンドリンの存在意義をほんのりと感じました。

それにしても、歌の人はドイツ語が堪能な方が多いんですね。
歌の勉強の本場はドイツなのかしらー。
マエストロと歌手のやりとりはドイツ語なので、さっぱりわかりません。
歌もじょうずでドイツ語もできて、おまけにオペラの人は演技もするんだからすごいです。

この不思議な(と思ってるのは私だけかも。現代音楽をよくやっている人には普通らしい)オペラ、見に来る人がたくさんいるのは、日本初演であること、そして今後もそうそう上演されないであろうから、だそうです。
歌の人は何ヶ月も練習して、2時間で終わってしまうなんてもったいないですね。
全国ツアーとかしたらいいのになー。
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ビーフシチュー?

2009年02月05日 | Weblog
夜仕事なので、午前中からビーフシチューを仕込みました。
ほどよい感じにできて、あとはただ煮込むだけ。

ときどき混ぜてね、と娘に頼んで出かけました。
完成したビーフシチューを楽しみに帰ってきたら・・・

鍋の中身は「シチュー」とは別ものになっていました。
たぶん、よっぽど念入りにかき混ぜてくれたんでしょう。
混ぜ過ぎたせいで、牛肉のカタマリがほろほろの繊維状になり、大きめに切ったメークインも親指大。
そして全体がぼってり。
それでいて、肝心のなべ底は焦げ付いているんです。

人にものを頼むのは難しい。
ビーフシチューの醍醐味は、大きい肉がスプーンでほろりとほぐれるところなんだけど・・・。
味はいいんですが、食感が残念な感じでした。

明日はしあわせな朝食を計画しています。
食べることが充実していると、元気が出ます。
仕事の都合で、間に合わせのものを慌しく食べることが続くと、精神的に参ってくるんです。
睡眠と食事をきちんととって、週末の本番に備えようと思います。
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今日から

2009年02月04日 | Weblog
オペラの公演が終わるまで、5日間新国立劇場に通います。
舞台装置はとてもシンプルでした。私の席から見上げた限りは。
もともとのストーリーがそういうものなんですが、演出もかなり大人向けでした。
なんと、トキエ(すべらない話を見た方はおわかりでしょう)が、2人(?)も吊る下がっているんです。
他にもドッキリ小物や、びっくり衣装がいろいろ。

チケットは両日とも完売だそうです。
木曜日・金曜日のゲネプロの見学はできるそうなので、もし興味がおありの方は私に連絡ください。
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アメデオ演奏会のDVD

2009年02月03日 | Weblog
メンバーが個人で撮影したDVDをいただきました。
客観的にステージを見ると、やはりかなりの出演者の多さ。
すごいです、この人数。

1部の、小学生が出入りするところや、曲間で一所懸命着替えをしている姿がかわいらしく、目が釘付けになります。
「ありがとう」は、やはり涙なくしては聴けません。

かなり引きの固定カメラなんですが、その視点で見ると、私の腕の動作って他の人と比べるととても小さいように感じます。
右手の動きのことです。
周りの人より手抜きをしているようにも見える。
もちろんそんなことはないんですが、どうしてかなー。
やはりアクションは大きいほうが舞台映えしていいかしら。
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横浜にも火山灰

2009年02月02日 | Weblog
帰宅したとき、ふと見たら、車に灰が落ちていました。
浅間山からこんなに遠くまで降ってきたとは。
近隣の方のご苦労はいかばかりでしょう。
驚いたので写真を撮ってみました。
こんな一部分でも、わかる人には車種がわかるかしら。

今日は四重奏の練習。
昨日の帰りが遅かったせいか、朝がつらかったです。
でもなんとかこうして練習ができるのは、仲間がいるおかげですね。
1人だったらたぶんさぼると思う。

練習中の曲を通したあとは、今後取り組む作品の選曲。
ハ音記号での初見は読み間違えが増えます。
どの曲もそれぞれに魅力があり、即断はできませんでした。
しばらく他の曲もさらに試して、徐々に絞っていくかな。
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昨日は発表会

2009年02月01日 | Weblog
生徒さんは欠席することなく(当たり前のようだけど、当日体調が悪くなる場合もあるので)、ステージで最後まで演奏できました。
よかった、よかった。
みなさん緊張しながらも、なんとかがんばって演奏しました。
これをステップにして独奏の発表会にもチャレンジしてくれますように。

今日はプレソの練習日でしたが、私はオペラの歌合わせで欠席。
でも午前中のプレソ・別バージョン練習は参加しました。
初回なので選曲会も兼ね、とにかくいろいろ合わせてみました。こういう時間はとても楽しい。
一緒に音楽を作る仲間がいるのはしあわせなことです。

オペラはソリストとコーラスを加えた練習でした。
ダブルキャストなので通しを2回。
歌が入ってわかりやすくなった場所とその逆もあり、大変なことには変わりありません。

次回は劇場での舞台稽古。楽しみです。
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