1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

ル・グラン・マカーブル 公演終わりました!

2009年02月08日 | Weblog
連日、大入り袋をいただきました。
うれしいです。

劇場内のカフェテリアで打ち上げがあり、先ほど帰宅しました。
たくさんの方のお話を聞き、改めてこのオペラの公演がどれほど大変なことだったかを感じました。

オペラに出ることも滅多にないのに加えて、現代曲にも慣れていない私は、今回とても苦労しました。
百戦錬磨のオケのみなさんや歌手の方は、余裕でこなしていらっしゃるんだろうと思っていたら、みなさんそれぞれがそれぞれに相当なプレッシャーだったそうです。
もちろんその上で本番で完成度の高い演奏をされているところが、プロのプロたる由縁だと思います。

ほぼ好奇心のみで引き受けてしまった今回の仕事。
譜面と音源を手にして、安請け合いを後悔しました。
初練習のときには、自分だけ場違いなような感じがました。
逃げ出したいような気持ちもありましたが、どうにかこうにか最後までやり遂げることができてよかったです。
ピットの中では、みなさんの熱演する姿に注目していました。
素晴らしかったなぁ・・・

最初は珍妙だと思った曲も、今となってはあの独特のリズムが頭から離れず、つい口ずさんでしまいます。
せっかくやっと馴染んだのにもう終わりだなんてさみしい。
再演の声もありましたが、どうでしょう。
そのときは、また呼んでもらえるかしら。

打ち上げのとき、フルートの方が話しかけてくれました。
マンドリンオケに賛助で出たことがあるそうです。
ご自分が今まで抱いていたマンドリン奏者のイメージと私が、全然違う、と言われました。
マンドリンオケは大人数、今回はひとりぼっち。さらには演奏してる曲が特殊ですからねー。
でもなんだかとてもほめてくださったようなので、ありがたく受け止めました。

いろいろあったけれど、本当にいい経験になりました。
なんでもやってみるものですね。
それにしても私はリズムのキレが悪いな、と痛感しています。
そのへんを今後改善していきたいです。

昨日の夜公演には、姉と娘が来てくれました。
終演後に待ち合わせていたら、開口一番、とてもおもしろかったと言ったので驚きました。
私の演奏する席から見えるのは、舞台のほんの手前だけなんですが、奥のほうではいろいろおもしろい演出があったそうです。
ストーリーは確かにR指定っぽいところもあるけれど、それをいい演奏と素晴らしい歌でやっているので、変な感じ(?)がしないそうです。
特に照明がよかったとも言ってました。

カーテンコールではブラボーの嵐(特に土曜日がすごかった)、拍手もたくさんいただいて、本当にいい公演だったんだなと思いました。
コメント (4)
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