発表会前、最後の個人レッスンでした。
1回通してみて、先生に言われたことは、
「シルベスさんらしさがない」
でした。
私らしさって何だろう。
「深く」「ていねいに」ばかりにこだわりすぎて、出すべきところも中途半端になっていたようです。
ていねい=慎重ではないので、もう細かいことは気にしないで、自分の好きなようにのびのびと歌ってみて、と言われ、もう一度弾いてみました。
そうしたらなんだかとても自然に弾けて、「次の音はなんだっけ」と思う隙もなく、弾き終わったときは体温がかなり上昇したような、そんな感じでした。
粗い部分もあったと思うけれど、全体の流れはよくなったようです。
そういえば、この前のピアノ合わせのとき、
「今年はいつものシルベスさんの感じと違いますね」
と言った人がいたんです。
私は「笑いあり涙あり」のような起伏に富んだ激しい曲が好きで、そういう曲を選ぶ傾向にありました。
たまにはしっとりとした曲もいいな、と思って今年はコンチェルトの2楽章にしたんです。
「いつもと違う感じ」というのも、曲のせいだろうと思って、特に気に留めていませんでした。
今思うと、彼女の言おうとしていたことは、先生と同じで「らしさ」がないということだったのかも。
「自分らしい演奏」を、具体的に言葉では書けないけれど(たぶん、当たって砕けろタイプ)、とにかく本番は気持ちの趣くままに弾こうと思います。
1回通してみて、先生に言われたことは、
「シルベスさんらしさがない」
でした。
私らしさって何だろう。
「深く」「ていねいに」ばかりにこだわりすぎて、出すべきところも中途半端になっていたようです。
ていねい=慎重ではないので、もう細かいことは気にしないで、自分の好きなようにのびのびと歌ってみて、と言われ、もう一度弾いてみました。
そうしたらなんだかとても自然に弾けて、「次の音はなんだっけ」と思う隙もなく、弾き終わったときは体温がかなり上昇したような、そんな感じでした。
粗い部分もあったと思うけれど、全体の流れはよくなったようです。
そういえば、この前のピアノ合わせのとき、
「今年はいつものシルベスさんの感じと違いますね」
と言った人がいたんです。
私は「笑いあり涙あり」のような起伏に富んだ激しい曲が好きで、そういう曲を選ぶ傾向にありました。
たまにはしっとりとした曲もいいな、と思って今年はコンチェルトの2楽章にしたんです。
「いつもと違う感じ」というのも、曲のせいだろうと思って、特に気に留めていませんでした。
今思うと、彼女の言おうとしていたことは、先生と同じで「らしさ」がないということだったのかも。
「自分らしい演奏」を、具体的に言葉では書けないけれど(たぶん、当たって砕けろタイプ)、とにかく本番は気持ちの趣くままに弾こうと思います。