1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

朝ほめ

2005年06月08日 | Weblog
以前、新聞の記事で「朝ほめのススメ」というのを読みました。

朝、出掛けに子どもに小言を言ったり、夫婦でケンカをしたりすると、交通事故に遭いやすいという話は前にも聞いたことがあります。
朝のスタートが不愉快だと、事故に遭わないまでも、丸1日嫌な気分を引きずってしまいますね。

そこで、「朝ほめ」です。
朝ほめ、とは、その名の通り、朝にほめること。
ほんのささやかなことでいいんだそうです。

たとえば、「朝1人で起きられて偉いね」とか、「今日は余裕で支度ができたね」とか、「朝ごはんをきれいに食べたね」とか。
例えがちょっと小さい子ども向け過ぎるかもしれませんが、ほめ言葉と言っても、その程度のことです。

それ以来、私もなるべく小さなことでもほめてあげるように、それが見つからない時でも、最低限、朝から怒らないようにしています。
なかなか起きなかったり、学校の持ち物の準備ができていなかったり、場合によっては宿題をやってないことが発覚したりするけれど、その場ではあまりうるさく言わずに、すんなりと送り出します。
幼児ではないので、帰ってきてから注意をしてもちゃんと覚えているし、朝と違ってお互いに気持ちに余裕があるから冷静に話せるし、素直に受け入れてもらえるようです。

私は、2人の子どもの幼稚園の送り迎えから始まって、娘の小学校高学年くらいまでの習い事の送り迎えもしていました。
この数年はそれから解放されていましたが、今年になってまた子どもを車に乗せるようになったんです。

ひとつは、電車通学をするようになった娘を駅まで送迎。
入学後に体調を悪くしてから通学がつらそうだったので、せめて最寄り駅までと思い、朝送ったりしていました。
今は、部活の帰りがあまりにも遅い時や、大雨の日は迎えに行っています。家で心配しているより早いので。

もうひとつは、息子の柔道の送迎。
当初は家から自転車で通うと言っていたんですが、練習でかなりくたくたになってしまうことと、男の子ながら慣れない夜道を自転車で走るのはなんだか嫌みたいで、車を出して、と頼まれます。

ちょっと面倒ではあるけれど、どちらも距離は短いので、自分の都合のつく限り送迎しています。
というのも、そのほんの10分弱の時間が楽しみなんです。
家で一緒にいてもあまり言わないような話を、子どもたちがするからです。
子どもと私の一対一の状態がいいのか、密室の感じがいいのかわかりませんが、学校のことや部活のこと、友達のこと・・・、以前よりいろいろ話してくれるようになりました。
こんな時間がもてるのも、きっとあと数年だけなんだろうと思うと、子どもが望む限り車を走らせようと思います。
コメント (2)
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