MA社会研究所情報

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アポロ13号は月着陸を目指したが爆発を起こした。いろいろな対応をして飛行士は無事帰還できた。

2014-07-25 16:44:02 | Weblog
 テレビでアポロ13号の事故対応の様子を見た。アポロ13号は月着陸を目指して打ち上げられたが、本体が爆発して半分のパネルが吹き飛んだ。燃料と電池がなくなり、月着陸は難しくなった。月着陸船に燃料と電池があったので、3人の飛行士は月着陸船に乗り移った。すぐに地球に帰還するにはロケット噴射の燃料が足りないので、月をめぐってから地球に戻るコースをとった。大気圏に突入するためには限られた角度しかない、角度が浅いと大気にはねられて宇宙のかなたに飛んで行ってしまう。深いと大気で燃え尽きる。ロケットを噴射して微妙な角度で降下する。着陸船から船内にもどり月着陸船を切り離す。大気圏突入時には管制本部との交信が途切れる。1分半たったが何の連絡もない、もうだめかと思った1分後に宇宙飛行士の声が聞こえた。管制本部は喜びに沸いた。予想もしなかった事故に対応して多くの人々が英知を傾け宇宙飛行士救出のために努力した。担当者の判断を重視するアメリカのシステム管理を見るようだった。宇宙での事故に対応することも研究しなければならないだろう。日本のように何段階か下の下請けが作業する原発事故対応とは違っているようだ。