イギリスが軽空母アークロイアルを売却。日本が買えば諸島防衛に役立つ。

イギリスの保守党政権が経費削減のために軽空母アークロイアルとハリアー戦闘機を廃止してしまった。同型艦のインビンシブルは１９８２年にアルゼンチンが英国領のフォークランド諸島に上陸し、占領したときにハリアー戦闘機を載せて出撃し、アルゼンチン軍を撃破しフォークランド諸島を奪回した。
日本が軽空母アークロイアルとハリアー戦闘機を買えば、尖閣諸島を中国の侵攻から守り、北方領土をロシアの侵攻から守れるだろう。日本もヘリコプター空母を持つから侵攻防止、反撃上陸に使えるかもしれない。

東京大学エグゼクティブマネジメントプログラム。現代世界で活躍できる経営者を養成。

東京大学のエグゼクティブマネジメントプログラムのパンフレットをもらった。２００８年１０月に開講し、高い総合能力を備えた人材を育成する。人類共通の諸課題に直面して、本質を捉え、他者を感じ、先頭に立つ勇気を持ち、公正な社会や科学技術の進歩に貢献し、世界の文化を理解し、世界の人々と議論し、問題解決ができる４０代の将来トップになる人材を育成するという。
講義の内容は、世界の宗教、哲学、思想、経済学、法学、政治学、国際社会と日本、農学、医療、生命科学、脳科学、情報科学、メディア論、システム工学、物質科学、環境、物質循環、宇宙、建築、バリアフリー、教育、外交、マネジメント知識、コミュニケーション技能、サロンだという。自分も関心のある分野だ。中国や韓国が問題にしているのでここ百年の世界の歴史の講義もいるだろう。
現代世界で活躍できる経営者を養成するようだ。２０１１年４月１５日から９月１７日の午前９時から午後６時まで、受講料６００万円、東大図書館会議室で開催するという。

課題先進国日本。現代社会の地球温暖化、高齢化の課題に科学技術で対応。

課題先進国日本という講演を聴いた。某研究所顧問、元東大総長の化学者の話で、明治時代から日本は近代工業化を目指してきた、坂の上の雲をめざせばよかったが、今は近代化して雲の中に入って方向性を見失なっている。近代国家になり課題先進国になっている。自分で目標を設定しなければならない。日本はビルや、家屋、道路、車、電化製品という人工物で飽和状態になっている。車は二人に一台あり、６０００万台ある。国内は飽和して物が売れなくなり、内需が減っている。中国が成長しているが、道路やビルは作り終わっている。生産過剰になる。地球環境を考えるとCO2の削減は工場ではできている。家庭やオフィスがまだだ。自分の家を省エネハウスにした。太陽光発電と二重窓で省エネできる。初期投資の費用がかかるが回収できる。日本は資源がないと思われているが、鉄やアルミは回収できる。携帯電話から金やレアアースが回収できる。都市鉱山がある。日本は水資源が多い。高齢化社会になるとシルバー産業の大きな需要ができる。老人向けの買い物サービスや介護ロボットができる。日本人は英語が下手だ、教育が悪い。プラチナネットワ－クというオールジャパンで超党派の人間ネットワ－クをつくり自治体と大学が連携していくという。
科学技術で近代化、高齢化の課題を解決していけそうだ。