テレビで認知症に対応する方法の番組を見た。脳が壊れて認知症になると自分がどこにいるのか、今日はなん日か分からなくなる。誰かが自分の物を盗んだと思い込んでしまったり、幻覚にとらわれているが否定してはいけない。一緒になってなくなったものを探してみつけてやる。否定してはいけない。大声で怒鳴ったりしてはいけない。怖がって言うことを聴かなくなる。家にいるのに家に帰るといって出かけようとする。外出すると言い出したら一緒に付き添って外出し散歩して帰ってくるといい。今したことをすぐ忘れて、まだ食事や歯磨きをしていないという。昔の記憶は失われていないので昔の写真を見せたり、音楽を聴かせたり、衣類をみせたり、昔の味の料理を食べさせると若いときに戻って元気になってボケが治る。患者は日本で200万人いて高齢化で増える、中年の認知症もあるので対応を学ばないといけないようだ。
放送大学で教育の話を聴いた。1970年代は日本の教育は世界のトップレベルだった。世界のお手本になった。学力をつけ、集団的で、教員の質も高かった。放課後のクラブ活動や習い事も盛んだった。掃除を生徒がしたり、給食時に席を並べ替えて、給食を生徒が配ったりして、集団生活を身体で覚えた。しかし、最近は生徒の学力が低下し、集団生活ができず、教員の質も悪くなった。海外で教育を受けた帰国子女が増えた。留学は一年だと現地になれたところで帰ってしまうので、二年いくといい。日本は試験で点を取るために勉強するが、外国では自分の答えを考える。シニアも海外留学が増えているという。