1月12日 はれ
ネームプレートを製作した。
生まれたときから知っている次男と同い年のお嬢さんが、今日北京に帰る。
ともちゃんは、大学を卒業し勤めていた企業をやめ、中国に語学研修にいった。
詳しいことはしらないけど、中国人の男性と結婚し、日本商社の社長秘書を勤めながら年末に男子を出産した。
日本と違い産休は3ヶ月、中国国籍取得の問題があるので出産は北京、ひと月のあわただしい里帰りとなった。
中国の春節明けに職場復帰するらしい。
赤ん坊に会いに行った時、部屋をよく間違えられるので、ネームプレートが欲しいなあ、と聞き、わたしでよければ描くよと、約束した。
若い夫婦の明るい未来を祈って、そして楽しい家庭で幸せに暮らして欲しいとの思いを込めて、井上ゆか子さんの作品をアレンジして描いてみた。
親や親戚のいない外国での子育ては不安がいっぱいだと思う、しかも、すぐに働きにでないといけない生活は、心にも体にもきびしいものがあると思う。
わたしのはじめての駐在は、3男が3ヶ月の時にはじまった。
予防注射があわず救急車をよんだり、骨折で入院させたこともある。
そんなおり、日本の常識と違う医療に戸惑い、子供が死んでしまうかもしれないと強い不安をもった思い出がある。
強みは3人目の赤ん坊だったということだが、彼女は最初の子、しかも中国は一人っ子政策なので、子供はこれ以上もつことは許されない。
文化、慣習、環境の違う中で、しかも働きながら子育てをやってゆこうとしているともちゃんに、なんとかして幸せになって欲しいと気持がいっぱいになる。
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