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ハノイ便り

久しぶりの海外転勤、日々の記録として書き綴ります。

新年 新しものづくし

2015-01-14 19:56:49 | Weblog

1月14日 はれ 16℃

ハノイにもどってきて、一週間も過ぎると、日本での事、ハノイに戻って来たときの気持ちなど吹き飛んでしまうくらい、毎日が刺激的なのではあるが

1月4日、ノイバイ国際空港ターミナル、ニャッタン橋(日越友好橋)、空港と市街を結ぶ連絡道路がオープンした

翌5日、私は日本から戻ってきたわけで、できたての空港は、建設途中から美しいと思っていたが、明かりのともった美しさは最高、飛行機から見たとき、わくわくした

        ターミナルもぴかぴか

空港から帰り道、夜道を何気なく見ていたわたしは、なんか変、これって新しい道路?…と聞くと、昨日オープンしたと運転手…そうなんだできたんだ…

夜間にもかかわらず、見物する人で橋の上は歩行者あり、バイクあり、止まった車あり、記念撮影者あり、逆走する車あり、しかも車は80㌔で走っている

後日の写真     ベトナムで一番大きいつり橋

空港、橋、道路の建設費は、合計1831億円(うち、円借款1316億円)日本のODAの援助によるもので、日本はすごいことしている

2007年、ベトナムの南で日本の協力による橋が建設途中に崩落したことが原因で、ハノイの工事が1年延期になり、その後再会するものの遅々として工事が進まず、開通式が延期となっていた

建設計画からおよそ10年の年月をかけてここまでこられたことに、建設に携わった人たちは感慨深いことと思う、大変大きな仕事をやてのけた

これで、空港までの時間が10分から15分短縮になるというが、わたしの運転手は5分しか短縮にならないといいながら、いつもこの道路と橋を使う

それも理解できる…道路が新しくきれい、片道4車線、側道を走るバイクとの距離が大きくて圧迫感を感じない、まっすぐな道はとても気持ちがよい

ところが新し物好きのベトナム人、とはいいながら誰しもと思うが、見てみたい、行ってみたい、ということで、物見遊山で橋を上ってくる

感覚は通常の道路と同様、橋を歩行者が横断したり、バイクの走行車線に車が止まるのでバイクが車道にはみだしたり、交通ルールはなく、危険

橋の上に綿菓子売りがでていたという情報もあったりして、まるで観光地

この橋の通行量は無料、メンテナンスの得意でないベトナム人がいつまで安全、清潔を保ってくれるのか、とにかく美しいままでいてほしいと願っている

日本はすごいことをやっていると、みんなにいってまわりたい気分である