1月7日 くもり 18度
1月5日、寒い日本から帰ってきて、意外とハノイが暖かいのに安心していたら、今日から寒くなるという予報
私の運転手は運転中もコートを脱がない……ベトナム人にとってはそれくらいの寒さのようである
新年あけましておめでとうございます、
年末年始をあわただしく過ごしたわたしにとって、ハノイに帰ってきてやっと普段の生活がはじまりほっとしている
年末28日羽田着、29日と30日で、新年早々台湾に赴任する長男夫婦とお嫁さんのご両親とで石和温泉(山梨県)で過せたのが唯一のご褒美かな?
わが家の旅の定番、ワイナリー巡りで、うっすら雪景色の河口湖、山中湖近辺をドライブ
富士山が大きすぎて、カメラに入らない、と叫びながら、空の青さ、白くて大きなお山、きれいな空気にひたりながらも
ワインの試飲、また試飲、買い物と続き、ワインの詰まった袋を引きずるようにあわただしく家に戻り、お正月の買い物をしている最中、三男の帰宅
彼の何を食べさせてもらえるのかわくわくする…という嬉しい言葉をきいて舞い上がって料理したが、なにを作ったのかは忘れてしまう始末
31日は、実家の前の海で獲れる牡蠣をお取り寄せし、友達を呼んでのパーティー、ここであらかた買ってきたワインはなくなってしまう
今秋結婚する友達のお嬢さんと一緒に台所に立ち生春巻きを作りながら、この子が小さい時もこうして一緒に台所に立ったことがあることを思い出し、
こんなこと前にもあったねと話ながらなんだか胸がいっぱいになる私、 様々なかたちはご愛嬌
年末価格か生春巻に入れるエビがあまりにもお高くて買えず、サーモンやマグロで代用するが、いろんな人がいろんな大きさに巻き、それを比べて、わいわい騒ぐのも楽しいひと時だった
お元旦は、時間切れで調理できなかったものをちょこちょこ作ったり、買ったもの、残り物で、とりあえずおせち風にとりつくってみる
今年の試作品は味付けたまご、友達に教わったのを何度も作って、まあまあといえるほどになった時、40個の卵を使いきってしまっていたのも思い出
家族三人遅いおせちを頂いているとき、雪が降りそうなのではやめに東京にでてくると、山梨から長男夫婦がいきなり戻ってきておおあわて
そこから大人5人家族になってみると、老後のためにリフォームした、2部屋しかない我が家
私の部屋を長男夫婦に明け渡すとベッドの足元には息子のチェロが2台おかれている、布団難民のわたしはオットの部屋に間借りすることに…
チェロは台湾に持って行くつもりだったが、手荷物が多すぎ、湿気も気になると、結局これを断念したため、これからずーっと私の部屋に居候となることに
海外出張の多い長男でも赴任となると勝手が違うようで、少し緊張気味、お嫁さんは疲れでダウン、わたしも緊張が移った気分で落ち着かなかったが
1月5日、長男は6時45分のバスで羽田空港から台湾へ、私たちは1時30分のバスで羽田空港からハノイへと戻ってきた
年末年始、掃除、買い物、料理、洗濯、と毎日があわただしく過ぎ、これが日本の生活と実感したが、ばらばら家族の我が家にとって
次にこんなことができるのはいつのことか、一期一会を実感しながら、今年がはじまった
今年はどんな年になるのか…皆様、今年もよろしくお願いいたします