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ハノイ便り

久しぶりの海外転勤、日々の記録として書き綴ります。

チェンマイソーセージ奮闘記

2011-02-10 21:11:49 | Weblog

2月10日 晴れ 27℃

「チェンマイに行ったら、チェンマイソーセージを買ってきて…、以前お土産にいただいてすごくおいしかったから」と、オットが会社の人に頼まれた。

チェンマイソーセージなるもの、「サイウーア」と呼ばれ、チェンマイではポピュラーでどこの市場でも買えるとあるが写真がない……?

チェンマイに着いて、ホテルの人に聞いたり、ゴルフ場のキャディーにきいたりしても要領を得ない、ナイトバザールとかの屋台にあるかも、と歩いてもそれらしきものはみあたらない。

旅行雑誌でみつけた名物のチェンマイソーセージもメニューにあっるというレストランに、トクトクに乗って行ってみた。

確かにメニューにあった、が、運ばれてきたプレートには野菜とかこまごま並んでいて、それらしきものの薄切りが4ピースくらい、これかなあ?こんなんじゃあわからない。

その帰り、コンビニにあるかもと寄ってみると、数種類のソーセージや薄切りの袋が並んでいる、発酵ソーセージとあるし、レストランと同じ薄切りだし…と、それも買ってみる。

ゴルフ合宿と称したチェンマイ旅行の中休みの一日、タイにきたらゾウでしょう…と、エレファントキャンプツアーを旅行社に申し込み、個人的な買い物にガイドさんに付き合ってもらいたいとエキストラ料金の支払いに応じる。

「チェンマイソーセージを買いに連れて行って」と聞いたガイドさんはびっくり、そんなものどこにでも売っていますよ、空港でも買えます、とあきれながら市場でとぐろを巻いているのをさして、これです。

うーん、これを持って帰っても衛生上問題があるので空港で買おう、ならば味見用にとりあえず10cmばかり切ってもらって、50バーツ(15円)。

ホテルでさっそくビールのおつまみで味見したが、スパイシーなのと脂っこいのとでわたしはギブアップ。

やっとチェンマイソーセージなるもののイメージがつかめ、お土産用は空港で買えると安心し、いさんで空港へ。

「先に通関してしまおう、どこでも売っているというから中できっと買えるから」、というオットに従い、パスポート審査も終え中に入ると、ディーティーフリーにはソーセージは売っていない。

「もうあきらめようよ」という私を尻目に、ダメというパスポート提示の人に何度も交渉し、パスポートを取り上げられ、なんとか外にだしてもらい、やっと買えたという…長ーいソーセージ物語。

「まさにこれです」、というお言葉をもらい、オットはホット胸をなでおろしたらしい。