goo blog サービス終了のお知らせ 

ハノイ便り

久しぶりの海外転勤、日々の記録として書き綴ります。

ケアンズ

2010-02-22 18:43:43 | Weblog

2月22日

 4泊7日のケアンズ旅行の印象は、東南アジアからオーストラリアは遠いということ。

行きはハノイ~シンガポール、シンガポール~シドニー、シドニー~ケアンズで翌朝の11時着。

 帰りはケアンズ~メルボルン(3時間半)、空港で8時間待ち、メルボルン~シンガポール(7時間半)空港で5時間待ち、シンガポール~ハノイ(3時間)と、27時間もかかってしまった。

 直行便で日本から合流した息子は、料金も安いし、時間もそんなにかからない。

 ケアンズの印象は、雲。

 さかいのない空と海の間の手が届きそうなところに、圧倒的な量で広がっている。

オーストラリア全体の人口が2000万人、人口425万人のクイーンズランド州の片田舎の町ケアンズには、高い建物がなく、頭の上には青くてひろい空がいっぱいに広がる。

 そしてこの空とつながった海がグレートバリアーリーフとなっていくので、体がコバルトブルーに染まってしまいそうな気持になる。

 海が大好きなオットが、世界最大のさんご礁群の海に潜って、この先これ以上のものがないかもしれないと思うと寂しくなると、この先の不安を口にした。

 大陸を南北に横断したメルボルンで、待ち時間8時間を使ってダウンタウンをのぞいてきた。

からりとした空気と清潔な街並の都会は、ハノイに住む私にとっては夢の街だった。

 88階のビルをみつけ昇ってみると、まあるい地球が足の下に広がっている。

 ジミーコナーズが戦ったオーストラリアオープンの会場をみつけた。

 総じて素敵な印象をもったが、ベトナムから出かけていったので、物価が高いのには参ってしまい、ビール好きのオットが、メルボルンで8ドル50セントのビールのお変わりができなかったのには笑えた。