ハノイ便り

久しぶりの海外転勤、日々の記録として書き綴ります。

ハノイにもどってきました

2009-09-27 10:21:36 | Weblog

9月28日

関空からの飛行機はベトナム航空との共同運航便なので、わたしの周りはベトナム人が多かった。

 帰る前は荷物の重量制限との戦いがはじまる。

 トランクを何回も体重計にのせては荷物の取捨選択をする時間がつらい。

機内持ち込み荷物も同様に大きさと重さに制限があるので、とりあえず小さくて重いものを手荷物にするが、私の場合は本がほとんどなので重いことこのうえない。

 なのにベトナム人はものすごい量の手荷物を持ち込む。

 肩にリュックを3個かけ、左右の手に紙袋が三つづつ、そのほかにパソコンの箱ももっている。

 わたしのお隣の人も同様、男性なのに棚に荷物をのせられなくて困っていたので、仕方なく通路側にすわっているわたしがのせてあげたけど、前の人の棚のところまで占領してしまう手荷物の量に驚いてしまった。

 空港にお迎えにくる人も多い。

 同席していたベトナム人のお迎えの人数は13人、車が来なくて暇だったのでつい数えてしまった。

 これだからおみやげが山ほど必要になるのだろうとか、国民性の違い、これがベトナムなんだという落ちになってしまう。

福岡では、友達とよく遊んでもらい、そこにはもれなく食事がついてくる。

なつかしいけいちゃん、オーコさん。

 お豆腐料理の有名なお店での食事では時間がたりず、喫茶店でおしゃべりの続きをした。

 おなかがいっぱいといいながら、きれいでおいしそうなケーキがめについてしまう。

 迷ったあげく違うものをオーダーして味見をしたが、「百地浜ストア」という番組で2位だったというモンブランが最高だった。

 ふたりとも元気そう、毎日が忙しいとこぼしているので、どっぷり日本の生活をしているのかと思いきや、周りが秋の装いの中で、いまだサンダル履き、ハノイの今夏大人気のバッグを持っていたりして、まだまだハノイが抜けきれていない様子だった。

 福岡のいいところは街がコンパクトに集中しているのでどこでも歩いて行ける。

その後、わたしは川沿いを歩いてキャナルシティーでお買い物。

 ここが中洲で、川沿いの歩道が夜になると有名な屋台街に変身するが昼間は清潔で静かである。

 福岡の友達とは、松茸会席を食べたり、

居酒屋さんで「明太子天ぷら」なるものをたべたり、

古民家でのランチとかを、

秋色に染まりゆく風景とか、カラッとした空気と青空がいろどりをそえてくれて、いっそう楽しむことができた。

とにかく美しく楽しい時がすごせたのはみんなのおかげ、みんなありがとう。

昨日は38度、今日も同様、暑さと湿気の混沌とした空気のこの街で過ごす元気をもらって帰りました。