鮎川俊介の「幕末・明治の日本を歩く」

渡辺崋山や中江兆民を中心に、幕末・明治の日本を旅行記や古写真、研究書などをもとにして歩き、その取材旅行の報告を行います。

東海道の「いちはつ」の花  その1

2009-05-04 07:22:34 | Weblog
ゴールデンウィーク中に行きたいと思っていた川崎市市民ミュージアムに、昨日行ってきました。いつものように家を早朝に出発し、市民ミュージアムの駐車場に車を停め、さてどこを歩こうか(開館時間は9:30)としばらく思案し、多摩川べりを大山街道まで歩き、そこから大山街道を西へ進み、時間を見てどこかで左折して9:30に戻ってこようと考えました。コースをあらかじめ設定して、そのように歩くのも、それはそれで面白いのですが、現地で大雑把にコースを考えて、足の向くまま気の向くまま、行き当たりばったりに歩くのも面白い。図書館や博物館などの開館前までの時間を、そのような感じで早朝ウォーキングするのも楽しいものです。何にぶつかるかわからない。ガイドパネル、お寺、お寺の墓域、神社、神社の古木や巨木、散歩をしている地元の年輩の方、まだ店開きしていない老舗のお店、軒先の花、川岸に咲く花……。二子(ふたこ)の渡しのところ(西側)で大山街道に入り、途中で左折して市民ミュージアムに戻って、現在行われている企画展をみてから、午後は予定通り「川崎市立日本民家園」へ。市民ミュージアムは午前で見学が終わるだろうから、午後は近くのどこか、と考えて思いついたのが民家園。妻は小学校の時の遠足で行ったことがありますが、私はまだ行ったことがない。前々から一度行ってみたいと思っていましたが、いい機会なので、市民ミュージアムの帰途、立ち寄ってみることに。そこで出会ったのが古民家の棟の上に凛とした姿で並んで咲く「いちはつ」の花。屋根の棟の上に「いちはつ」の花が咲く民家とはこのようなものであったんだ、とたいへんな感動を覚えました。以下、そのことを含めて昨日の報告を。 . . . 本文を読む