四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

第一部「口語短歌・水曜サロンの会」(その133)

2024年05月22日 05時53分58秒 | 短歌

第一部「口語短歌・水曜サロンの会」(その133) 短歌の投稿を歓迎します!!

 ☆☆☆ 能登地震で亡くなられた皆様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
     また、被災され避難を余儀なくされている皆様にお見舞い申し上げます。

 ☆☆☆ 楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。
 ☆☆☆ 短歌の投稿と共に、投稿歌の歌評、感想、ご意見等もお寄せください。
 ☆☆☆ 「水曜サロン」は以下の通り第一部、第二部構成に区分して運営致し
     ていますので、それぞれに詠歌、返歌を出詠願います。
     第一部 「口語短歌・水曜サロンの会」:従来通り三首まで出詠願います。
     第二部 「ネット短歌」       :返歌専用です。
 
 「口語短歌・水曜サロンの会」は、このブログにお立ちより頂いている皆様の
 詠まれた短歌を、毎週水曜日に掲載し、その作品の鑑賞を行うサロンです。
 短歌の初心者の方から、ベテランの方まで、所属する短歌会等を越えて、自由に
 短歌を投稿し鑑賞しあえる「賑わいのあるサロン」を目指したいと思っています。
 皆様の短歌の投稿と、歌評、ご意見、ご提案等をお寄せ頂ければ幸いです。


     「薔薇 デンティベス」

「ブログ友の投稿短歌 交流コーナー」

【詞書】源氏物語や紫式部日記・紫式部集には和歌(巻名歌等)が沢山
  ありますが、その和歌の返歌を口語短歌で提出します。返歌は源氏
  物語の内容や進行に合わせてではなく、短歌に沿った言葉・単語や
  自然・地名からヒントをもらい詠みます。今週は源氏物語巻名歌から
  2首、紫式部集より1首の計3首提出します。
註)源氏物語巻名歌・18常夏(とこなつ)
  歌の背景
  光源氏三十六歳。夕顔の面影がある玉鬘への思いがつのる源氏は、
  玉鬘の父である内大臣に、夕顔の遺児である玉鬘を対面させることを
  検討する。
〇撫子の とこなつかしき 色を見ば もとの垣根を 人や尋ねむ    光源氏
〇山賤(やまがつ)の垣ほに生ひし撫子の もとの根ざしを誰れか尋ねむ 玉鬘
(返歌)
☆撫子に 光源氏の 誠実は 隠しきれない 妄想が出て
☆謙遜は 若々しくて 優しくも ひとしお募る 苦しい思い
註)紫式部集・18
〇あひみむと思ふ心は松浦(まつら)なる 鏡の神や空に見るらむ   
(返歌)
☆肥前国 遠く離れた 松浦は 広がる海辺 美しき景色
                         浅間山明鏡止水さん
【解説】
 一首目、「撫子」は別に「常夏」の異名を持ちますが、これは撫子が
 秋の七草にも数えられるように、夏を越え秋にかけて花を咲かせる
 ことに由来しています。この歌は「撫子はいつ見ても心ひかれる色ー
 美しいあなたにお会いになったら、その人(内大臣)はきっと母上の
 行方をお尋ねになるでしょう」と意訳できます。
 ここで撫子は「玉鬘」を指し、源氏はこの女性を養女としていましたが、
 玉鬘にぞっこんでよからぬ心を起こしていることが、歌にも滲んでいます。
 したがって、作者の返歌は「妄想が出て」との光源氏の思惑を指摘し、
 的確な返歌となっていると考えます。
 三首目の歌、「あなたに逢いたいと思う私(紫式部)の心は、あなたが
 住む肥前の松浦の鏡の神が空から見てくださっていることでしょう」と
 意訳できます。作者の返歌は松浦の雄大の景色を讃えて、友の住む
 海辺の景色を思い浮かべる良い歌と感じます。
 なお一歩進めて「あなたに今でも会いたいと鏡の神に届けたい」との
 想いを込めて返歌してみましたが、いかがでしょうか。
【ご参考】
 ★松浦なる鏡の神に伝えたし あいみむ思い今も秘めると

【詞書】スポーツの世界の光と影を、三首詠みました。
☆華やぎし日は過ぎされど 葉桜の ひかり駆け抜く引退ランナー
☆熱狂の四万人へ勝どきの 拳突き上げポクサー立てり
☆快音を響かせ投手打たれけり 五月の土に膝崩折れて
                         みっちっちさん
【解説】
 詞書にありましたように、スポーツの世界にある「光と影」を詩情を
 湛えつつ印象深く詠んで頂きました。
 二首目は、2024年5月6日に東京ドームで行われた井上尚弥とルイス・
 ネリのプロボクシング4団体統一世界スーパーバンタム級タイトル
 マッチの試合を詠ったものと推察します。この試合結果は、6回
 1分22秒で井上尚弥のTKO勝利となりました。このとき、井上尚弥は
 拳をき上げ、熱狂する四万人の観客とともに勝どきを挙げましたね。
 まさに、その瞬間を詠った歌は臨場感とともに熱狂を熱く表現して
 います。ちなみに、井上尚弥はこの試合で日本人初となる4団体統一
 王者として防衛に成功しました。
 三首目の歌、投手と打者の一騎打ちの結果、ホームランを打たれた
 投手がピッチャーマウンドの土に膝を落とす光景が詠まれています。
 まさに「光と影」、選手にとっての「天国と地獄」が同時に展開
 されるスポーツの醍醐味であり、厳しさでもありますね。このような
 テーマにも表現力を磨くため、私達も挑戦していきたいものです。

【詞書】6月の始めに孫と遊園地を約束したことを詠ませて頂きました。
☆迎え梅雨 孫と約束遊園地 おてんと様に快晴祈願
【詞書】子供の日を過ぎても鯉のぼりが飾られていることを詠ませて
  頂きました。
☆男の子婚期が遅れないものか 5月10日に見る鯉のぼり
【詞書】富雄丸山古墳について詠ませて頂きました。
☆鏡に剣 国宝級の出土品 富雄古墳の被葬者誰ぞ
                         西BOOさん 
【解説】
 一首目の歌は季節の移り変わりと、人間の深い想いを巧みに結びつけて
 おり、強い共感を誘います。
 上の句の「孫と約束遊園地」のフレーズには、孫との絆、孫への愛情、
 さらに孫とともに過ごす楽しい時間への期待感が込められています。
 下の句の「おてんと様に快晴祈願」は、天候に対する願いを表現し、
 迎え梅雨にもかかわらず、遊園地での約束を果たすために晴天を祈る、
 その一心から、孫へのさらなる愛情が感じられる歌となっています。
 三首目、古代史へのロマンをかき立てられる出土品ですが、作者の
 研究に繋がる分野でもありますね。解析の経緯を興味をもって見守り
 たいと思います。

     「ジャーマンアイリス」

【詞書】木陰に露草が咲き始めました。いっぱい蕾をつけて咲き
  続けますが、一日花の儚さを詠みました。
☆露草は一夜さごとの夢を見て すぼめば色もうたかたのごと  
【詞書】知らない街を歩いてみるのも 思わぬ発見があります。
☆この場所は地図にない里のんびりと 五月の風に吹かれて歩く
【詞書】琵琶湖に遊んだとき、水鳥が二羽仲良く並んで行く様子、
  水脈の美しさを詠みました。
☆頬に受く風も和みて鳰の海 番の水鳥 水脈長く引く
                         夕庵さん
【解説】
 一首目の歌は、露草が一晩ごとに夢を見ているという、自然の
 生命力と神秘性を表現し、夢から覚めるとき、あの瑠璃色の花は
 既に萎れているという様を詠んでいます。ひと日花の儚さへの
 哀歓を込めた味わい深い歌と感じます。
 なお、「一夜さごとの」における「さ」は、いくつかの解釈が
 ありますが、ここでは「さへ(さえ)」の詰まったものと解釈
 し「一晩ごとに」の意味としました。
 二首目の歌、現在、人気の観光地はいずれもインバウンドの
 オーバーツーリズムが種々問題となっていますが、誰にも知られ
 てない街のたたずまいに思わぬ発見があります…。そんな様子を
 詩情をこめて詠って頂きました。「五月の風に吹かれて歩く」の
 下の句の軽やかさがいいですね。

【詞書】夕庵さんの「ピリピリ痛む舌先の~」に触発されて詠み
  ました。 
☆手術後の たいへんだったね 返答は 極楽でした 孫に世話され
                         時の関守さん
【解説】 
 手術後、入院が続く中、お孫さんに諸々お世話になり、その交流を
 通して感じられ、見直した諸々の事。それらを「極楽でした」と
 詠えることは、お孫さんの看護がいかに心の籠ったものだったかを
 物語っていますね。
 そのような家族に囲まれている幸せが、しみじみと感じられる歌に
 なっています。また、私達の世代の多くの方の共感を呼ぶ歌でも
 あると感じます。

【詞書】YouTube短歌:マイ ネーム ビューディフル・ネームを
  聴いて
☆私はXXXX-YYYY-ZZZZ(ナンバー)ではありません
  伯母が付けてくれました
         すてきな名
【短歌説明】自閑さんご自身の説明です。
 マイナンバーカードを初めて使ったのは、2016年、
 ネットで購入した商品を、郵便局不在郵便窓口で受け取った時。
 身分の証明を求められ、見せると、郵便局員も見たことがなく、
 「これは何ですか?」と聞かれたので、「これは、ここの2階で、
 貴方方が交付に大変尽力されたカードですよ」と言うと、感慨深く
 見ておりました。
 その後、ネット認証にトライし、挫折し、引っ越しの際の住民登録に
 利用しました。その後は、あまり利用していません。
 どんな頑丈なシステムも破られ無い事は無いと思っており、最近、
 偽造詐欺事件も発生しましたので。ナンバーで、自分自身の証明
 される事に違和感を感じていました。その方が便利だとは分かって
 おりますけど。
 大した名前ではないが、祖父、父、伯母が、こう言う人に育って
 欲しいと願って付けたそうです。その後、その期待は裏切って
 生きてきたと思っています。
 ゴダイゴのビューディフル・ネームは、1979年の『国際児童年』
 協賛歌として、NHKで放送していました。
 下記URLに、曲を貼付しておりますので、お聴き戴ければ幸いです。
 https://blog.goo.ne.jp/jikan314/e/6d0b3303d86f80a33616a9a8a5546a89
                         自閑さん
【解説】
 ご紹介頂いたゴダイゴの「ビューディフル・ネーム」のYouTubeを
 改めて視聴させて頂きました。その中で次の歌詞が響いてきました。
   ♪名前、それは燃える生命
    一つの地球に一人ずつ ひとつ
    どの子にも一つの生命が光っている
 それぞれの名前は「燃える生命」象徴であり、唯一無二の存在なのだと
 高らかに歌っていると感じました。
 詠まれた歌は、個人のアイデンティティと名前の由来についての深い
 想いを表現していると感じます。ナンバーとしての識別ではなく、
 愛情を込めて伯母様が付けた「すてきな名」を大切にする心情が
 伝わってきます。自由律の形式を取り入れることで、伝統的な短歌の
 枠を超えた自由な表現が可能になり、歌の主題に新たな意味を付け
 加えることを可能としています。
 また、この歌は名前が単なるラベルではなく、家族の歴史を踏まえた
 人間関係や愛情の象徴であることを思い出させます。伯母様から
 与えられた名前には、家族の絆や歴史が込められており、それを
 大切にすることで、自分自身を尊重し、肯定することができるのだ
 とのメッセージが澄明に響いてきます。
 この歌は、作者が決してご家族の「期待は裏切って」いないことを
 証明しています。

     「アマリリス」

【詞書】5月15日未明にネットのニュースで見ました。“浪速の
  モーツァルト”ことキダ・タローさんが亡くなられました。
  数多くのCMソングやテレビ番組のテーマ曲(聞く機会はほぼ
  無いんですが、市歌や町歌、校歌も多いらしいです。四条畷市歌は、
  昔「探偵!ナイトスクープ」で「今度作りますねん」みたいに
  言われたので知ってましたが。…その際“探偵”のタレントたちに
  めちゃめちゃイジられてました…w)最近ではももいろクローバーZ
  にも曲書かれたとか…。関西テレビの「ちゃちゃいれマンデー」
  (火曜の放送ですが)で、よく「関西人なら知ってて当然!」な“知識”
  として♪有馬兵衛の向陽閣へ♪や♪と~れとれぴ~ちぴちかに
  料理♪とかがよくネタ的に使われてました。子供の頃から耳に
  馴染んだメロディの数々はきっとこの先も何かの拍子に口ずさむ
  でしょう。悲しいと言うより寂しいという気がします。
  キダ先生、お疲れさまでした。楽しいメロディ有難うございました。
  ご冥福をお祈りします。
  PS.いまだにスーパーで「出前一丁」を買おうする時は
    ♪あ~らよっ♪って言うてまうんですよね…。
☆数々の心楽しきメロディを
        遺し“浪速のモーツァルト”逝く
【詞書】20日、カンヌ国際映画祭(フランス)で、スタジオジブリに
  「長年の映画界への貢献を讃える」と「名誉パルムドール」が授与
  され、宮崎駿監督の息子さんの吾朗氏が出席して、トロフィーを
  受け取られました。1984年の「風の谷のナウシカ」以降、発表された
  数々の(「ナウシカ」の頃は“スタジオジブリ”ではありません
  でしたが)ジブリ作品は日本のみならず海外にも多くのファンを
  得て、長く愛されるものもたくさんあります。授与は、子供の頃から
  宮崎駿氏や高畑勲氏の作品に親しんだ私達日本のファンにも、
  とても喜ばしいことです。「団体」では初とのこと。過去作品に、
  近年の作品に関わられた全てのスタジオジブリの関係者の皆様、
  本当におめでとうございます!!
☆日本から世界へ熱風(ジブリ)吹き抜けて
           “名誉パルムドール”に輝く
【詞書】大きい物の洗濯や植木、庭の手入れは本格的な梅雨入りの
  前にやらんとなあ…ということです。梅雨もないといけないん
  ですが、あまり激しい雨が続いたりするのは…。「線状降水帯」の
  名前が一般的にテレビとかで言われる前の2012年お盆頃に降り
  続いた大雨でバイト先がえらいことになりましたから、大雨も
  続くのはかなわんよなあ…、今年はあまり酷い大雨の被害が
  なかったらいいなあ…と思いもしたりします。
☆なるべくは“晴れ”を有効利用せな
          沖縄・奄美は梅雨入りだそうな
                         ちがやねこさん
【解説】
 今回も、「浪速のモーツァルト」「名誉パルムドール」「梅雨入り」
 等、今日的テーマを深堀りし、興味深く詠んで頂きました。
 一首目、キダ・タローさんの「浪花のモーツァルト」との愛称は
 『探偵!ナイトスクープ』で共演していた桂ざこばさんが命名したと
 言われていますね。詠われているように彼は「心楽しきメロディ」を
 遺し多くの人々に慕われ、日本のポップカルチャーにおいて重要な
 役割を果たした作曲家であったと考えます。なお、関西地方を中心に
 活動し、地元の文化振興にも貢献していたことで知られています。
 改めて、心からご冥福をお祈りします。
 二首目、現在ここ横須賀美術館でも「鈴木敏夫とジブリ展」が6月18日
 まで開催されていますが、詠われているように「世界へ熱風(ジブリ)
 吹き抜けて」いますね。海外の方の姿も見られ、ジブリへの熱風が
 感じられます。改めて、スタジオジブリ関係者の皆様の長い歳月に
 わたる映画界、さらには文化への貢献を讃えたいと思います。
 三首目、詠われているように沖縄・奄美は梅雨入りしましたが、
 今年の梅雨が「線状降水帯」を伴わないよう祈るばかりですね。
 世界的に異常気象が出現していますが、地球温暖化対策を遠回りでも
 真面目に取組んでいかねばと考えます。

☆夏日からいきなり冬日となる皐月 さらに極まる異常気象は
                         ポエット・M
【解説】
 今年の5月、17日には赤井川、阿寒湖畔、旭川の一部地域で積雪が
 観測され、一方石川県加賀市・加賀中津原で33.8℃、福島県伊達市
 梁川で33.7℃と、真冬日と、真夏日が同一月に観測されるという
 気温の乱高下が発生しました。
 異常気象が当たり前となって久しいのですが、気象のあまりの変化に
 身体がついていけない事態となっています。
 ウクライナ、さらにガザの惨状に注視しつつ、停戦に向けて英知を
 傾けるとともに、地球温暖化という事態の対策にも世界の英知を
 結集することが今求められていると考えます。そんな想いを込めて
 現下の異常気象の実態を詠ってみました。詩情には欠けますが…。


     「ハマナス 白色」

「山法師 短歌の章」鑑賞 紅林茂夫著(40)

  「山法師」はエコノミストでもありました著者の経済学の論文を始め小説、
  短歌等を著者により厳選され著作を集めた著者渾身の著書でもあります。
  その著書から、短歌を抄出し三首づつ紹介させて頂きます。
     
21.「短歌の章」 永平寺(1)

   永平寺七百年をへだてる
           道元の遺偈一山を圧す
            
   七堂伽藍寂莫のうちに暮れ行きて
           永平寺いま老杉に没す

   修行僧のひとみに会へばすがやかに
              かかるとき世にかかる人あり
 
【短歌入門・質問・紹介・提案コーナ ー】
 チョウキチさんからのコメントです。
   声はせで 身をのみ焦がす 蛍こそ 
           言ふよりまさる 思ひなるらめ 玉鬘
 自身のことを詠んだのだとするとかなり強烈ですね。一般論を
 述べたのなら、ちょっと興ざめかもしれません。
 解説有難うございました。

 ポエット・Mの返答
 「水曜サロン」へコメント頂きありがとうございます。
 源氏物語に描かれた平安時代の女性たちは皆、自らの想いを巧みに
 表現していて驚かされます。もっとも紫式部によるフィクション
 ですが、歌とストーリーが一体となって、それぞれの方のより深い
 想いも表現されていますね。
 このような物語が現代に著わされたら、面白いですね。


【運営にあたって】
 (1)投稿期間は、原則として毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
   なお、変更がある場合は、その都度ご連絡致します。
 (2)おひとり様 3首まで(1首でも可)コメント欄に投稿願います。
   なおブログの字数制限(コード30,000字)等により詞書等編集させて頂く
   場合もありますのでご容赦願います。詞書は一首200文字以内にまとめて
    頂きたくご協力願います。
 (3)口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
   仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
 (4)投稿頂いた短歌は、そのまま掲載します。皆様から感想等頂ければ幸いです。
 (5)作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
 (6)掲載順序は、原則本ブログのコメント欄への到着順と致します。
 (7)掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
                     了


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14 コメント

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短歌投稿 (knsw0805)
2024-05-22 06:03:49
24年5月22日分短歌を「団地総会議長を」に午前1字25分に投稿致しました。よろしくお願いします。
返信する
ポエット・Mさんへ (西BOO)
2024-05-22 06:18:11
おはようございます。
早速、三首出詠させて頂きたいと思います。

初夏の空を詠ませて頂きました。
春、メジロあえず空を眺むれば 茶色のヒナが必死に飛びゆ

YouTubeで、葵祭を見て詠ませて頂きました。
夏を呼ぶ葵の列が大路ゆく いつしか京のいにしえに入り

朝のルーティンを詠ませて頂きました。
神棚に子供と孫の健康を祈願し給ふ あさなあさなに

よろしくお願い致します。
返信する
Unknown (みっちっち)
2024-05-22 06:34:33
おはようございます

「緑さす」は今の時期、若葉のみずみずしい初夏の季語になります。
乗り物シリーズで三首詠みました。

⭐️きらきらと緑さす森 疾走の ペダルの君のふくらはぎ美(は)し

⭐️夏暁(なつあけ)のクルーズ船の千の窓 エーゲ海へと開け放たるる

⭐️新緑に触るる小窓の観覧車 緑のひかり濃く淡く浴ぶ

よろしくお願いいたします。
返信する
源氏と現代 (チョウキチ)
2024-05-22 15:10:16
源氏はこの女性を養女としていましたが、
 玉鬘にぞっこんでよからぬ心を起こしていることが、歌にも滲んでいます。
 作者の返歌は「妄想が出て」との光源氏の思惑を指摘し、 的確な返歌となっていると考えます。

 平安な世で公達たちは、色恋に熱中、同じ平安でもかなりぼけた現代の政治家達は金に熱中。どちらもどちら、妄想を捨てて、まじめに生きてほしい。
 
返信する
今週の詠草です。 ( 夕庵)
2024-05-23 12:36:50
こんにちは。

詞書
顔と名前が一致しないにわかフアンですが、5月場所大相撲をTVで見ていての即詠です。

☆大銀杏 大きく崩れて白星を 若き力士にみなぎる闘志

☆両手足 テープを巻きて取り組みの 満身創痍の美男の力士

☆一敗の勝負に泣きて天仰ぐ 異国の力士は口固く閉ず
返信する
Kenさんへ (ポエット・M)
2024-05-25 15:50:03
Kenさん こんにちは。
いつも早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

歌評、解説等は5月29日掲載の「水曜サロン(その134)」に
掲載させて頂きますので、よろしくお願いいたします。
返信する
西BOOさんへ (ポエット・M)
2024-05-25 15:52:46
西BOOさん こんにちは。
いつも早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

歌評、解説等は5月29日掲載の「水曜サロン(その134)」に
掲載させて頂きますので、よろしくお願いいたします。
返信する
みっちっちさんへ (ポエット・M)
2024-05-25 15:55:01
みっちっちさん こんにちは。
いつも早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

歌評、解説等は5月29日掲載の「水曜サロン(その134)」に
掲載させて頂きますので、よろしくお願いいたします。
返信する
夕庵さんへ (ポエット・M)
2024-05-25 15:57:10
夕庵さん こんにちは。
いつも早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

歌評、解説等は5月29日掲載の「水曜サロン(その134)」に
掲載させて頂きますので、よろしくお願いいたします。
返信する
チョウキチさんへ (ポエット・M)
2024-05-25 16:13:01
チョウキチさん こんにちは。
いつも「水曜サロン」への的確なコメントを頂き
ありがとうございます。

おっしゃる通りですね。いずれも妄想の中で己の「利」を優先する
為政者の姿が明らかですが・・・、「まじめに」まつりごとを遂行して
欲しいものですね。

源氏物語は、当時の「まつりごと」を担う方々の実態を鋭く批判し、
追及していますね。
雅につつまれた王朝の絵巻を、人々の心理まで洞察し、ここまで
あからさまに描いた筆力には感歎し驚かされます。

これからもよろしくお願いいたします。
返信する

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