四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

第一部「口語短歌・水曜サロンの会」(その134)

2024年05月29日 05時20分59秒 | 短歌

第一部「口語短歌・水曜サロンの会」(その134) 短歌の投稿を歓迎します!!

 ☆☆☆ 能登地震で亡くなられた皆様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
     また、被災され依然として避難を余儀なくされている皆様に
     お見舞い申し上げます。

 ☆☆☆ 楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。
 ☆☆☆ 短歌の投稿と共に、投稿歌の歌評、感想、ご意見等もお寄せください。
 ☆☆☆ 「水曜サロン」は以下の通り第一部、第二部構成に区分して運営致し
     ていますので、それぞれに詠歌、返歌を出詠願います。
     第一部 「口語短歌・水曜サロンの会」:従来通り三首まで出詠願います。
     第二部 「ネット短歌」       :返歌専用です。
 
 「口語短歌・水曜サロンの会」は、このブログにお立ちより頂いている皆様の
 詠まれた短歌を、毎週水曜日に掲載し、その作品の鑑賞を行うサロンです。
 短歌の初心者の方から、ベテランの方まで、所属する短歌会等を越えて、自由に
 短歌を投稿し鑑賞しあえる「賑わいのあるサロン」を目指したいと思っています。
 皆様の短歌の投稿と、歌評、ご意見、ご提案等をお寄せ頂ければ幸いです。


     「薔薇 スヴニール ドゥ ラ マルメゾン」

「ブログ友の投稿短歌 交流コーナー」

【詞書】源氏物語や紫式部日記・紫式部集には和歌(巻名歌等)が沢山
  ありますが、その和歌の返歌を口語短歌で提出します。返歌は源氏
  物語の内容や進行に合わせてではなく、短歌に沿った言葉・単語や
  自然・地名からヒントをもらい詠みます。今週は源氏物語巻名歌から
  2首、紫式部集より1首の計3首提出します。
註)源氏物語巻名歌・19篝火(かがりび)
  歌の背景
  光源氏三十六歳。源氏と玉鬘は、琴を枕に臥して、互いに歌を
  とりかわす。
  源氏が引き上げるとき、消えかかっている篝火を明るくさせる。
〇篝火に たちそふ恋の 煙こそ 世には絶えせぬ 炎なりけれ  光源氏
〇行方なき 空に消ちてよ 篝火の たよりにたぐふ 煙とならば 玉鬘
(返歌)
☆篝火の 煙になぞう 恋情を 断ちがたい気持ち そこはかとなく 
☆玉鬘 恋の歌こそ 複雑で 見事にかわす 返歌の作法
註)紫式部集・19
〇行きめぐりあふを松浦(まつら)の鏡には 誰をかけつつ祈るとかしる 
(返歌)
☆松浦の 鏡の神は あなたこそ 心かけつつ 祈っているも
                         浅間山明鏡止水さん
【解説】 
 今回も、「源氏物語」「紫式部集」から三首の返歌を読んで頂きました。
 一首目の光源氏の歌は、「この篝火とともに立ちのぼる恋の煙こそは、
 いくつになっても燃え尽きることのない私の恋の炎だったのです」と
 意訳できます。
 二首目の玉鬘の歌は、「そんな煙のような恋ならば、空にあとかたもなく
 消し去ってくださいませ」と詠んでいますね。
 これらの、光源氏と玉鬘のやり取りを踏まえての作者の返歌は、いずれも
 状況を理解しつつ見事な詠歌となっていると考えます。
 なお、玉鬘の返歌を「見事にかわす返歌の作法」と讃えられ共感を呼ぶ歌と
 なっている考えます。
 光源氏をすげなくかわした、玉鬘の想いの裏の裏を推察して少しひねりを
 加えて詠んでみましたが、いかがでしょうか。
【ご参考】 
  ★篝火の燃えて煙と消える夜の 闇のおとずれ 切なく泣ける
 三首目の紫式部集の歌は、紫式部の友の歌ですが「行き巡り逢うのを待つと
 いう松浦の鏡の神は、あなた(=紫式部)のことを思っているのですよ」と
 意訳できますので、作者の返歌は、その神の想いをズバリと詠んで返歌と
 していて潔さが出ていると感じます。

【詞書】初夏の空を詠ませて頂きました。
☆春、メジロあえず空を眺むれば 茶色のヒナが必死に飛びゆ
【詞書】YouTubeで、葵祭を見て詠ませて頂きました。
☆夏を呼ぶ葵の列が大路ゆく いつしか京のいにしえに入り
【詞書】朝のルーティンを詠ませて頂きました。
☆神棚に子供と孫の健康を祈願し給ふ あさなあさなに
                         西BOOさん
【解説】
 今回も、「メジロのヒナ」「葵祭」「孫の健康祈願」と、作者らしい
 テーマを取り上げ三首詠んで頂きました。
 二首目の「葵祭」は他の方も詠まれていましたが、京都市の下鴨神社と
 上賀茂神社の例祭を言い、毎年5月15日に行われます。7月の祇園祭や
 10月の時代祭とともに京都三大祭の1つに数えられる、京都を代表する
 お祭りですね。「路頭の儀」等もあり、作者も詠まれている
 「京のいにしえに入り」のように、800〜1200年前の平安時代に
 タイムスリップしたかのような想いになりますね。その様子を
 さりげなく詠われ、共感を呼ぶ情趣深い歌と感じます。
 三首目は、作者の辛い経験を踏まえたお子さん、お孫さん思いが滲む
 歌ですが、このような親御さんの想いの中で育つお子さん、お孫さんは
 さぞ幸せと心から思います。「あさなあさなに」の表現がいいですね。

【詞書】「緑さす」は今の時期、若葉のみずみずしい初夏の季語に
  なります。乗り物シリーズで三首詠みました。
☆きらきらと緑さす森 疾走の ペダルの君のふくらはぎ美(は)し
☆夏暁(なつあけ)のクルーズ船の千の窓 エーゲ海へと開け放たるる
☆新緑に触るる小窓の観覧車 緑のひかり濃く淡く浴ぶ
                         みっちっちさん
【解説】
 詞書に記されているように、まさに「緑さす」今の季節にふさわしい
 三首の歌を爽やかに詠んで頂きました。
 特に三首目の歌、新緑と観覧車が絶妙に組み合わさった風景を描写して
 います。新緑の季節は、自然が目覚め、生命力が溢れている時期ですが、
 小さな窓から覗く風景は、観覧車の回転や緑の光が、特別な瞬間となって
 作者に伝わっていると感じます。傍らに座る方の存在もあり、その有様を
 「濃く淡く浴ぶ」と、
視覚のみではなく体感として表現される手並みは
 優れています。
この歌は繊細で瑞々しい風景を描写しており、作者の感性と
 観察眼が
光り、しかも詩的な視点が感じられます。
 なお、一首目の「ふくらはぎ美(は)し」には作者の想いと、「君」との
 関係性が密かに覗われます。

【詞書】顔と名前が一致しないにわかフアンですが、5月場所大相撲を
  TVで見ていての即詠です。
☆大銀杏 大きく崩れて白星を 若き力士にみなぎる闘志
☆両手足 テープを巻きて取り組みの 満身創痍の美男の力士
☆一敗の勝負に泣きて天仰ぐ 異国の力士は口固く閉ず
                         夕庵さん
【解説】
 TVの相撲中継をテーマとした三首の歌ですが、いずれの歌にも作者の
 確かな観察眼と、それぞれの力士の「全霊をかけて闘うもの」への
 リスペクトが感じられる良い歌と感じます。
 一首目の歌は、相撲の様式美と、それを踏まえつつ越えて闘う力士の
 情熱を「大きく崩れて白星を」に凝縮して表現されています。
 自分の限界に挑戦し成長していく「若き力士」の闘志を称賛し、感銘を
 与える歌となっています。また、この歌には作者の感受性の豊かさと、
 詩的な視点とが十分に盛り込まれています。
 二首目の歌、両手足にテーピングし、まさに「満身創痍」の力士が結構
 いますが、それだけ厳しい稽古と、勝負に明け暮れ身体を酷使する
 大変な世界なのかも知れません。そんな中、夏場所で能登半島出身の
 大の里関が史上最速で初優勝を決めましたね。心から拍手を送りたいと
 思いますし、角界もこれから少し変わっていく予感がします。


     「咲き初める テッポウ百合」

【詞書】短歌:心の線 マティス 自由なフォルム展を
☆心から湧き出た線を
         そのままに
 たとえ筆をもてなくなっても
【短歌説明】自閑さんご自身の説明です。
 マチス 自由なフォルム展を東京新美術館で観てきました。
 アンリ・マティスは、フォーヴィスム(野獣派)の画家と言うより、
 フォーヴィスムを超え、20世紀を代表する巨匠だと思います。
 歳を取って筆を持つことが出来なくなったそうです。そこで、
 切り絵に切り替えて、弟子が用意した切り紙を貼り付けていった。
 その自由な発想が、後世に大きな影響を与えました。
 彼の樣な自由な発想で、線の単純化、色彩の純化を目指し、
 線と色のバランスを考えて貼り付けています。そう言う短歌が
 出来たらと思っているが、愚才では無理ですね。真似すら出来ない。
 彼の心の中にある線を、切り絵にしていた。自分の線なので、
 誰からも批判すらないです。
                         自閑さん
【解説】
 「マチス 自由なフォルム展」を東京新美術館で鑑賞されたとのこと。
 「短歌説明」にもありますように、アンリ・マティス(1869-1954)は
 自然に忠実な色彩から解放された大胆な表現が特徴のフォーヴィスムの
 中心人物としてパリで頭角を現しましたね。
 また、作者の「自由な発想で、線の単純化、色彩の純化を目指した」短歌を、
 との発想もかなり大胆なものですが、そのような短歌の領域があっても
 良いのではないかと思います。
 もともと自由律の短歌は31音にも、韻律にも拘束されない「自由」を
 標榜し、詠う内容で新たな歴史を切り拓いてきたものと理解しています。

 それらの様式や拘束を取り外した後に、人々を感動させる「芯」を
 表現することが、その短歌のもつ神髄と私も考えてきました。
 まさに「心から湧き出た線を」もって、人々の心にじかに届く感動を
 表現できたらと思います。そんな想いにさせる作者の歌と考えます。

【詞書】5月23日は満月で、アメリカでは5月の満月は“フラワームーン”
  と言うそうです。数日前からぜひとも見よう!と楽しみにしていた
  のですが、夕刻が近づく時分はけっこう雲が出だして…
  「どうかな~?」なんて思ってた割には、月の出の時刻を忘れてて、もう
  10時に近いぞーという時分に「あ゙ー!」と思い出し、慌てて外へ出て、
  東南東か南南東かその辺の空を探すと…あちゃー!雲の中!!とは言え
  さすがに満月で、雲越しの光もけっこう強いので、その一点を
  「ちょっとでいいから出てくれ~!風吹け!!」と祈るように見てると、
  見かけ手前の厚い雲が流れて、煙のようなうっすらとした雲が
  掛かっていたものの、煌々と光る君…もとい満月さんがお出ましに
  なりました!すぐに次の雲に隠れてしまいましたが、とにかく一瞬でも
  見られたことで、思い出して出て来た甲斐がありました。…でも、
  ちゃんと6時台ぐらいに見に出たらどうやったんかなあ…。
☆天つ風 吹きて姿をしばし見ゆ
     雲隠れにしフラワームーンよ
【詞書】去年11月から解読不可能なほどのけったいなデータを地球に送り
  続けていて、現在約243億キロの彼方(“へびつかい座”の方向)で
  星間飛行中のボイジャー1号が4月20日に5ヶ月ぶりに通信が一部回復し、
  正確なデータを送って来たと、NASAが発表したそうです。それまでには
  NASAの技術チームの皆さんが少しの可能性にでも賭けるような緻密な
  努力をされたのだとか…。(頭が下がります)もう一機のボイジャー2号は、
  木星や海王星の探査の後に、“くじゃく座”の方向へ向かって、約203億
  キロを星間飛行しているんだそうな。そちらからは、正常なデータが
  送られているんだそうな。
  …どちらにせよ、すごいよなあーと思う一方で、5月27日に知った
  「“月探査機SLIM”通信確認出来ず」の報に思う訳です。過酷な状態の
  中で、超低温、超高温に耐える仕様じゃなかったはずだったのに、3度も
  “越夜(えつや)”したSLIMさん凄い!って思ってましたが…。4度目の
  越夜は……。…いや、きっとまだ大丈夫!JAXAのスタッフさん達は
  いろいろ回復を試みているといいます。また月からデータが送られて
  来るのを信じたい!ボイジャー1号だってあんなとんでもなく遠い
  宇宙からの通信が回復したんですから!!ここで終わるな、頑張れ
  SLIM!と祈ることしかできませんが…。
  何か、空や宇宙(そら)ばかり見てますね。「小さな世界」な地球は悲しい
  ニュースがやたら多くて…。今、京都はすげー大雨です。
☆200億キロの遙かな宇宙(そら)越えて 旅するボイジャー1号2号
☆ボイジャーは通信を回復したという
        だからあんたも頑張れSLIM!
                         ちがやねこさん
【解説】
 今回は、「フラワームーン」「ボイジャー1号2号」「月探査機SLIM」を
 テーマに、作者の得意分野について新たに確認された情報も盛り込んで
 興味深く詠んで頂きました。
 一首目の歌、詞書に記されているように満月には英語圏で様々な呼び名が
 あり、4月は「ピンクムーン」、6月は「ストロベリームーン」などと
 月ごとに呼び方が変わります。5月の満月は、多くの花が咲く頃とのこと
 から「フラワームーン」と呼ばれています。作者の日ごろからの心がけの
 故でしょうか、雲間からフラワームーンを眺める僥倖に恵まれ、その感動が
 歌に率直に詠まれ、結実されています。
 二首目の歌、ボイジャー1号2号を追尾しデータ捕捉に、持てる技術の全てを
 注ぎ込んだ、NASA技術チームの皆さんの尽力には頭が下がります。その意味
 でこのように歌で、その事実を表現する意義は大きいと考えます。
 三首目に詠われているように、月世界の過酷な超低温、超高温に耐える
 仕様でないにも関わらず三度にわたって「越夜」した「SLIMさん凄い!」と
 讃えたいですね。この歌はJAXAのスタッフさんへの何よりの励ましとなると
 考えます。

☆ハマの灯は闇をつらぬき耀ようも 色それぞれに たつきも滲む
                         ポエット・M
【解説】
 夕暮れに東京湾を隔てた、横浜(ハマ)「みなとみらい」の灯を眺める
 ことが時々あります。波間に揺れる漁火も情趣深いものもありますが、
 それとは趣を異にする街の煌きは、諸々の思いを甦らせてくれます。
 さまざまな色合いを持つ遠い街明かり。ささやかであっても、確かな
 生活(たつき)を整え歩みを営々と重ねる人々。その胸に去来する想いを
 映すかのように灯は揺れ、温かく輝いていました。それぞれの思いの結晶の
 ように儚くも確かな光を放つともし火。祈りのともし火にも似た灯りは、
 対岸の闇を埋める確かな力を秘めた光の乱舞でもありました。そんな想いを
 こめて「ともし火」を詠んでみました。


     「咲き初める アヤメ」

「山法師 短歌の章」鑑賞 紅林茂夫著(41)

  「山法師」はエコノミストでもありました著者の経済学の論文を始め小説、
  短歌等を著者により厳選され著作を集めた著者渾身の著書でもあります。
  その著書から、短歌を抄出し三首づつ紹介させて頂きます。
     
22.「短歌の章」 梅雨(1)

   竹の秋竹のわくら葉散り敷きて
           黄なるを踏めば さらに散り敷く
            
   梅雨くるとつぶらに赤きゆすら梅
           妻と取りつつ手にあまりたり

   柿生の空に虹かかりたり 妻呼びて
           近頃珍しきことを喜ぶ
 
【短歌入門・質問・紹介・提案コーナー】先週に引き続き掲載致します。
 チョウキチさんからのコメントです。
   声はせで 身をのみ焦がす 蛍こそ 
           言ふよりまさる 思ひなるらめ 玉鬘
 自身のことを詠んだのだとするとかなり強烈ですね。一般論を
 述べたのなら、ちょっと興ざめかもしれません。
 解説有難うございました。

 ポエット・Mの返答
 「水曜サロン」へコメント頂きありがとうございます。
 源氏物語に描かれた平安時代の女性たちは皆、自らの想いを巧みに
 表現していて驚かされます。もっとも紫式部によるフィクション
 ですが、歌とストーリーが一体となって、それぞれの方のより深い
 想いも表現されていますね。
 このような物語が現代に著わされたら、面白いですね。

【運営にあたって】
 (1)投稿期間は、原則として毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
   なお、変更がある場合は、その都度ご連絡致します。
 (2)おひとり様 3首まで(1首でも可)コメント欄に投稿願います。
   なおブログの字数制限(コード30,000字)等により詞書等編集させて頂く
   場合もありますのでご容赦願います。詞書は一首200文字以内にまとめて
    頂きたくご協力願います。
 (3)口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
   仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
 (4)投稿頂いた短歌は、そのまま掲載します。皆様から感想等頂ければ幸いです。
 (5)作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
 (6)掲載順序は、原則本ブログのコメント欄への到着順と致します。
 (7)掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
                     了


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15 コメント

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Unknown (みっちっち)
2024-05-29 05:39:55
おはようございます。

夏暁(なつあけ)は夏の朝、白南風(しらはへ)は初夏の気持ちいい風、そして梅雨入りももうすぐですね。
この三つの季語で短歌を詠みました。
私は俳句もよく詠むのですが、短歌にも情報を伝えやすいと感じ、季語を入れて詠むことが多くあります。俳句から短歌を詠むこともよくあります。

⭐️夏暁(なつあけ)の小鳥の声に目覚む丘 君と生きぬくために来し街

⭐️三千のたましひ眠る異人墓地 白南風(しらはへ)の海はるか望みて

⭐️刻々と伊根の舟屋に灯ともれば 舟帰り来る梅雨入りの夕

よろしくお願いいたします。
返信する
ポエット・Mさんへ (西BOO)
2024-05-29 06:03:36
おはようございます。
早速ですが、三首出詠させて頂きたいと思います。

衣替えをしたことを詠ませて頂きました。
日長し照りの厳しさ耐え切れず 布団とともに今日更衣

神社へお詣りしたことを詠ませて頂きました。
今日カメラ持たず神社へ参拝す 祈願集中「かしこみかしこみ」

25日の楠公祭(なんこうさい)を詠ませて頂きました。ちなみに家の神棚は崇敬神社に守口市の高瀬神社とその境内社の楠稲荷神社を祀らせて頂いております。
正行と生き別れして湊川 楠公祭の供養に合掌

よろしくお願い致します。
返信する
短歌投稿 (knsw0805)
2024-05-29 07:20:23
24年5月29日分を午前2時33分「横浜スタジアムへ」に投稿しました。よろしくお願いします。
返信する
Unknown (knsw0805)
2024-05-29 09:48:50
光源氏と玉鬘の関係も微妙というか、まあ物語の一面性を持っていますね。その中をShouさんは見事なまでに「篝火の 燃えて煙と 消える夜の 闇のおとずれ 切なく泣ける」と詠んでくださいました。私のはいつもながら平面的で歌に深みがないと思い知らされます。

それはそうと26日日曜日「光る君へ」で清少納言が中宮定子に「春はあけぼの~」と枕草子を献呈されていました。それでその清少納言を少し調べていましたら何と父が周防の守に任じられ、一緒に山口県防府市に来ています。考えてみれば防府市に国衙跡がありまして記念碑があったのを記憶しています。実はその国衙跡が実家の会社の近くだったのです。凄いエピソードですよね。
返信する
みっちっちさんへ (ポエット・M)
2024-05-29 10:15:14
みっちっちさん おはようございます。
いつも、早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

歌評、解説等は6月5日「水曜サロンの会」(その135)に
掲載させて頂きますのでよろしくお願いいたします。
返信する
西BOOさんへ (ポエット・M)
2024-05-29 10:16:02
西BOOさん おはようございます。
いつも、早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

歌評、解説等は6月5日「水曜サロンの会」(その135)に
掲載させて頂きますのでよろしくお願いいたします。
返信する
Kenさんへ (ポエット・M)
2024-05-29 13:35:04
Kenさん こんにちは。
早速コメント頂きありがとうございます。
また、私の添削を鷹揚に受止めて頂き嬉しいです。

おっしゃるように、光源氏と玉鬘の関係は「物語の一面性」を示していますね。
紫式部は主人公、光源氏の人間性について、かなり突き放して書いていますが、
親近憎悪とも言えるか所も結構垣間見えますので、少し割り引いてみることも
必要と感じることがあります。ただ、玉鬘は異母姉妹の哀しい状況も見知って
いますので光源氏への想いには揺れるものもあったと感じます。

Kenさんの歌には、決して「深みがない」とは思いません。今のままご自分の
信じる感性でアプローチされることをお勧めします。男女の機微には、私より
はるかに実践を積んでおられると考えますので。

なお、国衙跡がKenさんの実家の会社の近くであったとは「凄いエピソード」
ですね。平安の時代から強力な縁で繋がっていたんですね。
源氏物語の次は「枕草子」をターゲットにしてみましょうか。

これからもよろしくお願い致します。
返信する
今週の詠草です。 ( 夕庵)
2024-05-29 19:09:01
こんばんは。

詞書
季節の移ろいの速さ、卯の花の揺れる公園です。

☆卯の花の白き花びら風を呼び 古墳の丘は夏間近なり

詞書
旅行で訪れた場所が少しづつ復興するのは嬉しいことです。

☆白米の千枚田にもボランティアの復興掛けた田植え始まる

詞書
終日降り続いた日のこと

☆眉も引かずアリバイなき日暮れんとす 雨は終日降り止まずして

よろしくお願いします。
返信する
夕庵さんへ (ポエット・M)
2024-05-29 20:49:01
夕庵さん こんばんは。
いつも、早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

歌評、解説等は6月5日「水曜サロンの会」(その135)に
掲載させて頂きますのでよろしくお願いいたします。
返信する
光源氏 (チョウキチ)
2024-05-31 09:00:44
光源氏の歌は、「この篝火とともに立ちのぼる恋の煙こそは、いくつになっても燃え尽きることのない私の恋の炎だったのです」。玉鬘の歌は、「そんな煙のような恋ならば、空にあとかたもなく消し去ってくださいませ」。
 幾つになっても成長しない光さんより、玉鬘の方が1枚も2枚も上手ですね。
 状況を理解しつつ見事な詠歌に私も感心です。
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