ときどりの鳴く 喫茶店

時や地を巡っての感想を、ひねもす庄次郎は考えつぶやく。歴史や車が好きで、古跡を尋ね、うつつを抜かす。茶店の店主は庄次郎。

夏の花

2015-07-28 18:27:15 | 草・木・花 風に吹かれて

夏の花

鶏頭が咲いています。
赤い花穂の形状がニワトリの鶏冠(とさか)に似て、この名がついた、らしい。
そういえば、そんな気も ・・・

 ○暮れ泥み 帳に残る 鶏冠紅  ・・庄

真夏の、夏の黄花の群生です。

それにしても、この暑さに逞しい生命力。



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2 コメント

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鶏頭 ()
2015-08-01 15:41:48
庄次郎さんのブログは格調が高く、凡人の私には
コメントのしようもないのですが、俳句に関してだけは
何かいいたくなります(笑)

くれなずみ とばりにのこる 鶏冠紅
下5句はなんとよむのだろう?とさかこう?
わかり易く鶏頭花(けいとうか)でよいのでは?
鶏頭は真紅をイメージするから、鶏頭花でいいのでは?それとも何か意図があってか?

暑い日の暮れざまを表現したいい句ですね!
鶏頭は本来秋の季語ですから、秋の日の暮れと
言ってもいいか?
そちらは花の季節が早いですね!
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RE:日和 (押田庄次郎)
2015-08-01 23:46:48
くれなずみ とばりにのこる とさかべに

夏の宵、暮れなずんだ闇に浮かぶ鶏頭の赤 ・・風情があるような、ないような情景。
鶏には、黒い烏骨鶏や茶色いチャボもいるが、そんな鶏の鶏冠の色は赤だったのか・・思い出せない。
自分には、・とさかべに・が素直な表現だったが、読みで悩ませるとは?いささか意外で不注意・反省。
でも、実は”耳障りがいい”ので気に入っている。
迷った方は”残る”で、当初は”映る”としていたが、経過する時間が顕れているように思い残るにした。
        ・・・ なんて
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