「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

静岡空港利用者の推移(開港3年目第4月)~先月同様、減便路線廃止で搭乗率アップも利用者数ダウン~

2011-10-05 20:04:00 | 静岡空港
静岡空港利用者数(搭乗者数)の推移

(注)開港初年については月ごとの発表のなかった上海便各月推計データを加味した上で3か年を比較したグラフです。
以下、開港3年目の第4月となる9月実績に基づき傾向を概観する。
<傾向>
開港3年目4か月間の傾向は、先月同様前年度の4分の3程度の利用者数で推移しており低迷状態が継続している。
特に国際線にあっては回復の足取りは鈍く、前年同月比55.4%と需要の足を引っ張っている。
国内線にあっては、対前年同月比92.9%と下げ止まった感はあるが、今後の減便の影響は少なくはない。
県は定期路線の低迷をよそにチャーター便の宣伝に力を入れており、一見明るい兆しのようにも錯覚させているが、現実は3年目(4か月)のチャーター便利用者は、2年目(同4か月)の10,809人に比べ73.4%ダウンの2,874人に過ぎない。
来月からの定期便の減便の影響は、チャーター便が1便増えようが、そんなものに比べればはるかに大きく、需要改善のめどは全くないのが現実である。

では、以下に今月の実績を記す。
<平成23年9月までの実績:対前年同月比>
路線:搭乗者数対前年同月比(H23.9/H22.9):搭乗率[H23.9;H22.9]

札幌線:89.5%(7,911人/8,842人):[70.5%;73.8%]
福岡線:127.3%(9,733人/8,022人):[65.9%;49.4%]
沖縄線:95.9%(5,548人/5,784人):[79.7%;80.3%]
小松線:-%(-人/1,103人):[-%;23.5%]
熊本線:-%(-人/1,986人):[-%;43.2%]
鹿児島線:117.7%(2,756人/2,341人):[63.5%;43.2%]

国内定期便計:92.9%(25,123人/27,053人):[69.7%;57.3%]

国内線チャーター便計:-%(0人/0人):[-%;-%]

ソウル線:51.1%(7,536人/14,736人):[69.1%;68.2%]
上海線:66.0%(2,129人/3,226人):[55.9%;62.9%]

国際線定期便計:53.8%(9,065人/17,962人):[65.7%;67.2%]

国際線チャーター便計:55.4%(1,502人/2,203人):[84.2%;85.9%]

全路線計:76.9%(36,290人/47,218人):[69.1%;61.7%)]

最新の画像もっと見る

コメントを投稿