後編<前編からのつづき>
後編では浜松市長として県負担を求める鈴木康友と県知事として県負担を抑えたい川勝平太との対立を紹介する。
知事協議
平成26年12月26日(金)11:32~11:50
川勝知事
白井企画広報部長、増井部長代理、政策企画局長、地域外交局長ほか
知事戦略監、中川
サミット開催に係る県·両政令市の負担割合(案)
部長:県からは3者で1:1:1の均等負担を提案しているが、浜松市長から県のリーダーシップに期待するとして、県2:静岡市1:浜松市1を提案された。しかし、それでは27年度のみならず今後に影響が大きい。現時点では、まだ開催地が決まっていないこともあり、1:1:1で行きたい。なお、県の来年度予算では、当初で7百万円を積んでおき、開催地が決定した後に6月補正で必要経費を計上する予定。
知事:
- 浜松市長がそのように言うのであれば、代わりに浜松市(篠原地区)に建設するとしている野球場は浜松市長の責任で進め、球場経営は中日新聞社で行うよう話をつけてもらえばいい。
- なお、球場運営については、元から県営は一切あり得ない。球場設置に当たって、県は防災上必要最小限の整備をするのみ。後はご自由にやればいい。それを市長に上手に伝えてください。
知事協議
平成27年5月21日(木)13:33~13:40
川勝知事
交通基盤部 野知部長、増田理事、宮尾都市局長、濱田公園緑地課長
吉林知事戦略監、京極知事戦略課長、齊藤専門監、佐藤
遠州灘海浜公園野球場の基本構想の策定について
交通基盤部:プロ野球使用球場や公設球場のいくつかを比較して概略をまとめたものが資料1と1-1。これ以上の情報は電話等での聞き取りでは教えてもらえないことが多いので、来週現地を回って話を聞いてくる予定。
浜松市篠原地区の野球場は、県がこれまで主張してきたトビオ水泳場の南側用地とするのか、市の要望である東側の用地とするのかはまだ決まっていない。鈴木洋佑県議(浜松市西区、自改)もどこに作るべきかは明言していない。
プロ仕様の球場を前提とした場合、比較的小規模なものでも楽天の宮城球場が28,000人なので、最低3万人程度の規模が必要と仮定して、あとは遠州特有の風向きや既存工作物・防潮堤との位置関係などを考慮しつつ、現在レイアウト等を検討しているところ。
8月に浜松市からの要望を受け取る予定なので、それまでに必要な基礎調査、整備・管理手法の検討、市との役割分担などを決める方向で作業を進める。
知 事:了解。順調に進めてくれているようで安心した。
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