今日は県が一般に公表していないブラックボックス予算「健康福祉部企画調整費」の使途を紹介する。
議会で認められた予算の使途は「健康福祉施策の推進に必要な調査等を行う。」というものだが、その実態は①(まるいち)の3件と③(まるさん)の3件で146万6千円、6%程度が調査等というべきもので、残りの大部は開示された公文書によれば「年度途中における緊急の行政課題への対応経費(15件)」というものである。
しかしこの15件を個別具体に見ると、別予算で事業化された「食育推進全国大会」事業の実質予算増額ともいうべき「第6回食育推進全国大会関連事業」(②の4番目)が、前述調査費用を上回る257万円も使われている。
御丁寧にも、この説明には「広報関係事業の追加」としてうちわ4万枚作成などと書かれており、本来の予算で行うべき事業をこの「企画調整費」で実質増額補正していたことは明白である。
また、②の中の「モンゴル公式訪問」や「中国訪問事業」がどうして緊急の行政課題なのか?
トイレの改修や図書の更新などというものにまで「企画調整費」で可能となればもはや予算制度の意味も希薄だ。
どんぶり勘定で使途自由なこのような予算こそ、せめて事後にでもその使途を自ら公開して評価に付すべきであろう。
議会で認められた予算の使途は「健康福祉施策の推進に必要な調査等を行う。」というものだが、その実態は①(まるいち)の3件と③(まるさん)の3件で146万6千円、6%程度が調査等というべきもので、残りの大部は開示された公文書によれば「年度途中における緊急の行政課題への対応経費(15件)」というものである。
しかしこの15件を個別具体に見ると、別予算で事業化された「食育推進全国大会」事業の実質予算増額ともいうべき「第6回食育推進全国大会関連事業」(②の4番目)が、前述調査費用を上回る257万円も使われている。
御丁寧にも、この説明には「広報関係事業の追加」としてうちわ4万枚作成などと書かれており、本来の予算で行うべき事業をこの「企画調整費」で実質増額補正していたことは明白である。
また、②の中の「モンゴル公式訪問」や「中国訪問事業」がどうして緊急の行政課題なのか?
トイレの改修や図書の更新などというものにまで「企画調整費」で可能となればもはや予算制度の意味も希薄だ。
どんぶり勘定で使途自由なこのような予算こそ、せめて事後にでもその使途を自ら公開して評価に付すべきであろう。