年間130万人という需要予測なら開港から10か月以内に達成していたであろう100万人。
これが、開港から20か月にしてようやく達成されたらしい。
何がめでたいのか分からないが、税金を使って100万人達成の記念セレモニーを行い、川勝平太曰く、「リピーターが増え、順調な達成だ」(朝日新聞)「いろんな追い風が吹いている」(毎日新聞)。
何が追い風なのかと思えば空港周辺の道路整備が進んでいることらしいが、税金使って自分で扇風機を回しているようなものを追い風とは言えないだろう。
知事はさらに、「100万人を達成した1年8か月よりも早く200万人を達成するという次の目標ができた」(読売新聞)と述べたそうだが、そもそもその目標にどんな意味があるのか。
目標に足りなければ税金投入でふじのくに友好団やら職員訪中団でも送って達成させるつもりだろうか。
誰のための目標なのか、誰のための県政なのか。
川勝よ、遊興もいいが、その前に内政にしっかり取り組みたまえ。