「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

税金投入タイチャーター便、県催行に執着

2010-04-25 22:46:00 | 静岡空港
今月29日から5月3日までバンコクを含めアユタヤやプーケットなどの観光も織り交ぜた「県民交流団ツアー」が計画されているが、タイ情勢の悪化で判断が遅れている。
この交流団は県職員、県議会議員などの税金丸抱え公式訪問団に加え、一般公募の税金補助参加者で構成されているのだが、JTBや日本旅行が外務省の23日の危険情報レベルの引き上げに伴いツアーを相次いで中止したのとは対称的にどうしてもこのゴールデンウィークに行きたいらしい。

同じ23日、県は県発行の超長期債の(引受・販売を行う)主幹事を発表したのだが、平成22年度予算分でこの超長期債、つまり20年債と30年債だけで各200億円発行するという。(*現実には10年債であっても借り換えで先のばされているので金利以外に区別する実益はないのだが、問題先送りは象徴している)
後世へのつけは増す一方だが、実感のない借金に痛みは感じられないのだろう。
まして、返済すべきころには引退して余命を待つだけの方々も多い。責任を問われることもない。
せめて、無駄飯食いといわれないような交流の成果を出してくれれば文句はないが期待するのも空しい。
穀潰し役人と政治家に喰い荒らされ、静岡丸も日本丸とともに沈んでいくしかないようだ。