「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

公開!静岡県労働委員会委員報酬分析(時給換算79,333円の委員も!)

2009-09-26 21:02:00 | 行政委員報酬
行政委員(非常勤特別職)の報酬が月額であることの違法問題はこれまでに取り上げたとおり
http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/470.html
http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/471.html
であるが、とりわけ問題なのが労働委員会。
http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/440.html
政官財の癒着のための利権ャXト化している。

高額の報酬を得た労働委員の中には、静岡空港の事業再評価を行った静岡県事業評価監視委員会の委員長や、住民投票の代わりとして設置された静岡空港専門家委員会の委員の名前もある。
県の方針に逆らえるわけがない。
知事職を左右した連合静岡からは2人もが現委員だ。

今日は、公文書開示請求で得られた文書をもとに算出された静岡県労働委員会委員の報酬額を日額換算した額と、時給換算した額を公表する。
平成20年度 静岡県労働委員会委員(非常勤特別職) 報酬額対活動実績集計表
http://hp1.cyberstation.ne.jp/shizuoka/roudou.htm

静岡県公害審査会委員(非常勤特別職)報酬は日額であり、
委員長12,200円/日
委 員11,200円/日
であるが、
この額というのは知事部局内に設置の各種審議会においても参考にされ同様の額が多い。

仮にこの日額とした場合、静岡県労働委員会委員の平成20年度年間報酬総額は、
5,659,400円で、月額報酬制の
39,900,000円に比べ、
34,240,600円も税負担が正当に軽減されるのである。

一委員会だけでこの額だ。全ての委員会が日額制にすれば億単位の額になるのは確実。
そもそも、1日も出席せずとも月額報酬がもらえる制度というのが未だに残っているというのが為政者の怠慢であり、この怠慢はまさに利権の構図によって温存されてきた遺物として排除されるべきなのである。

「静岡県特別職報酬等審議会」はどのように結論を出すのか。
・天野敬久(連合静岡 事務局長)
・海野泰男(常葉学園大学学長)(会長に選任)
・佐々木右子(弁護士)
・土屋京子(静岡県消費者団体連盟副会長)
・長野蝶子(静岡県地域女性団体連絡協議会会長)
・増田恭子(静岡県商店街振興組合連合会理事長)
・増田玲司(静岡経済同友会静岡協議会代表幹事)
・御室健一郎(静岡県商工会議所連合会副会長)
・望月眞佐志(静岡県信用農業協同組合連合会経営管理委員会会長)
以上の審議会委員の責任は重大である。