収用ミスで立木などが残った大失態に関して「立入調査に入る方法を選択すべきであったと反省している」、と殊勝にも昨年11月の謝罪会見で反省の姿勢を示していた知事。
ところが今2月議会では一転、自身の責任の取り方に疑問を呈されつい本音が出たのか、「今回の空港事業の、今回の事案については残念ながら地権者の御理解御協力を得られなくて測地測量ができなかったということが、そもそも、この今回の測量誤差の発生の元になると私は存じているわけでございます」(2/19№2代表質問54'52"~)と、測量ミスの根源は地権者らの協力がなかったことによると責任転嫁してたのだ。
それをいったら、虚構の需要予測にのった空港事業そのものがあらゆる問題の根源だろうに。
責任発表の時期も手前勝手だ。当初「完全運用への道筋をつけられた段階」で責任を示すと言って、1月30日に訴訟での強制手段の決断によって完全運用への道筋がついたとして減給という自分に甘い処分を決めておきながら、地権者から大失態の責任を取っての辞任を求められるや、①6月4日の開港に万全を尽くすこと、②一日も早い完全運用の実現に向けて努力しその道筋をつけること、この2つに取り組むことが今の責務だから、辞めないなどと、結局は完全運用の道筋がまだと言うのに等しい発言で矛盾を露呈する始末。
6月4日に開港した後でも、まだ完全運用に道筋が立っていない、などと真顔でいうのだろうか。
しかも、自身が辞めればまさに完全運用に道筋が立つというのに。
ますます明らかになる彼の本性を、とくとご覧いただきたい。
(参考)
以下、2008.11.21知事謝罪会見より
<記者>
先程の判断ミスということに関連してだが、文書の中に、十分な話し合いを行って立入調査に入る方法を選択すべきであったと反省しているとあるが、つまり、立入調査を行わなかったという判断にミスがあったということか。
<知事>
ここは、当時の状況として、一種の流血事故のような、最悪の事態は避けたいということで行ったわけです。ところが、多分、相手方からすれば、そんなことまでは、我々は考えていなかったので、なぜ、ちゃんとやらなかったのかという、そういう、こちらが過剰反応したという、そういう意味での判断ミスがあったと思う。
これは、結果として、やらなかったということは、我々が、そういう判断をして測量を引いたわけですから、そういう点で、それを踏まえてのこういう文書ですから、そういうことを申し上げているわけです。
<記者>
そういうことというのは、事情があったにせよ。
<知事>
(事情が)あったにせよ、我々が踏み込んでいけば、そういう心配するような事態がなかったと。かもしれないということですので。
<記者>
法的に認められている以上は、やるという判断が出てきたわけで、その判断が強制力をもってやらなかったということか。
<知事>
我々は、流血の事態に至る可能性もあるという心配をして、判断をした。それが結果的に間違っていたということを言われれば、そうではないという反証はできない。だから、そこは認めざるを得ない。
ところが今2月議会では一転、自身の責任の取り方に疑問を呈されつい本音が出たのか、「今回の空港事業の、今回の事案については残念ながら地権者の御理解御協力を得られなくて測地測量ができなかったということが、そもそも、この今回の測量誤差の発生の元になると私は存じているわけでございます」(2/19№2代表質問54'52"~)と、測量ミスの根源は地権者らの協力がなかったことによると責任転嫁してたのだ。
それをいったら、虚構の需要予測にのった空港事業そのものがあらゆる問題の根源だろうに。
責任発表の時期も手前勝手だ。当初「完全運用への道筋をつけられた段階」で責任を示すと言って、1月30日に訴訟での強制手段の決断によって完全運用への道筋がついたとして減給という自分に甘い処分を決めておきながら、地権者から大失態の責任を取っての辞任を求められるや、①6月4日の開港に万全を尽くすこと、②一日も早い完全運用の実現に向けて努力しその道筋をつけること、この2つに取り組むことが今の責務だから、辞めないなどと、結局は完全運用の道筋がまだと言うのに等しい発言で矛盾を露呈する始末。
6月4日に開港した後でも、まだ完全運用に道筋が立っていない、などと真顔でいうのだろうか。
しかも、自身が辞めればまさに完全運用に道筋が立つというのに。
ますます明らかになる彼の本性を、とくとご覧いただきたい。
(参考)
以下、2008.11.21知事謝罪会見より
<記者>
先程の判断ミスということに関連してだが、文書の中に、十分な話し合いを行って立入調査に入る方法を選択すべきであったと反省しているとあるが、つまり、立入調査を行わなかったという判断にミスがあったということか。
<知事>
ここは、当時の状況として、一種の流血事故のような、最悪の事態は避けたいということで行ったわけです。ところが、多分、相手方からすれば、そんなことまでは、我々は考えていなかったので、なぜ、ちゃんとやらなかったのかという、そういう、こちらが過剰反応したという、そういう意味での判断ミスがあったと思う。
これは、結果として、やらなかったということは、我々が、そういう判断をして測量を引いたわけですから、そういう点で、それを踏まえてのこういう文書ですから、そういうことを申し上げているわけです。
<記者>
そういうことというのは、事情があったにせよ。
<知事>
(事情が)あったにせよ、我々が踏み込んでいけば、そういう心配するような事態がなかったと。かもしれないということですので。
<記者>
法的に認められている以上は、やるという判断が出てきたわけで、その判断が強制力をもってやらなかったということか。
<知事>
我々は、流血の事態に至る可能性もあるという心配をして、判断をした。それが結果的に間違っていたということを言われれば、そうではないという反証はできない。だから、そこは認めざるを得ない。