「レオン」と聞いて、皆さんは何を思い出すだろうか。
同名のちょいワルおやじ向け雑誌か、アクション映画のタイトルか。
以前の私は、ロッテオリオンズや大洋ホエールズなどで活躍した、プロ野球選手のレオン・リーを連想していたが、
最近は、中華ダイニングバー『玲音』(レオン)が真っ先に浮かぶようになった。
正式名は『Heaven's Kichen玲音』。ヘブンズキッチンというBONNIE PINKの楽曲もあるらしいが、関係は不明。
最寄り駅は高田馬場だが、駅周辺の繁華街からは離れた、住宅街の中に存在する。
食べログや雑誌では、駅から徒歩6分と紹介されているが、店主も常連客も「6分ではまず無理(笑)」と語る。
中央総武線の大久保か東中野から徒歩で向かうことの多い私も、先日高田馬場へ歩いてみたが、確かに10分ほどかかった。
私が玲音さんを知ったのは、今から数年前。高田馬場から大久保駅へお散歩の途中、偶然通りかかったのだ。
半地下の店舗の外観は、さっき書いたようにダイニングバーのようだが、お店の看板には中華メニューが記されている。
興味がわいたので入ってみたところ、厨房内には店主夫妻、カウンター席にはお子さんらしきお姉ちゃんと弟くん。
夕方16時台と、中途半端な時間帯だったため客は不在で、家族の団らんを楽しんでいたのかもしれないが、
私が来店したのを見て、仲良しきょうだいはどこかへ行ってしまった。なんだか申し訳ないね。
お食事だけの注文もOKだろうが、とりあえずサッポロビールの小瓶550円をオーダー。
下記画像は最近のドリンクメニューだが、オリオンビールの生があるのは珍しい。
※全体的に、酒類はちょいと割高かも
おつまみとして注文したのは、「餃子」と「キクラゲと卵炒め」という、私が愛してやまない2大中華メニュー。
まずは、店主が中華鍋でさっと炒めたKTI=キクラゲと卵炒め450円が登場。
安価ゆえ、玉子と木耳主体のシンプルな構成だが、しっかり中華の味に仕上がっている。
しばらくして、こんがりとした焼き色の、羽根付き餃子500円がやってきた。
1人前6個で、羽根を裏返したのがこちら。味自体にはクセのない、ジューシィ餃子であった。
ウーロンハイ600円をお替わりし、シメには店頭の貼り紙で気になっていた、「たまごカレーごはん」850円をオーダー。
TVや雑誌で何度も紹介されたらしい、こちらの名物料理で、カレーとご飯を一緒に炒めたものに、生卵が乗る。
カレーを炒めるいい香りが店内に充満し、しばらくしてスープと共に運ばれてきた。
ビリ辛のカレーチャーハンが食欲をそそり、スプーンが止まらず。付け合わせのスープもウマい。
途中で、愛しの黄身ちゃんを崩して混ぜれば、まろやか~な味わいとなる。
とにかく、カレー好きかつ玉子大好きな私にとって、
大満足なたまごカレーごはん=TKGであった。…あ、カレーってKじゃなくてCか。
実はこのとき、私の隣席では佐藤B作さん夫妻がお食事していた。もうだいぶ前のことだから書いてもいいでしょ。
プライベートなので、話しかけるのは遠慮した(斉藤清六さんなら声をかけた)が、どうやらここの常連客のようだ。
おふたりがオーダーした「ニラレバ炒め」がウマそうだったし、私自身もこちらの料理を気に入ったので、
玲音さんには今後も通い、他の料理も試してみようと決意し、お会計&退散。
とはいえ、中央線界隈で飲むことの多い私は、あまり高田馬場方面に行くことはなく、訪問は1年に1度くらいの割合。
以下で、その後に食べたメニューの一部を紹介していく。
こちらは、レギュラーメニューではなく、厨房内のホワイトボードに掲載されていた「皿ワンタン」400円。
短時間で出てくるので、オードブルに最適。きっとワンタンメンもウマいはずだ。
こちらもホワイトボードに記載されていた、「青ネギサラダ」400円。
たっぷりの青ネギに塩やごま油がかかり、見た目の割に味が濃く、私好みの非ヘルシーな(?)サラダであった。
続いては、「鶏のチリソース」720円。海老より安かったので、鶏を選んでしまった。
サイズはハーフとフルがあり、フルは920円と200円しか差がないので、そちらの方がお得なのだが、
先述した、B作さんたちが食べていたニラレバが、かなりボリューミーだったので、フルだとひとり客にはツラいと予測。
案の定、チリソースには鶏の唐揚げが6個ほど入っており、ハーフでも充分な量であった。
ある日のシメに頼んだのが、期間限定商品の「チーズ味玉カルボナーラつけめん」950円。名称と価格は実際とは異なるかも。
太めの麺にチーズと黒コショウが絡み、確かにカルボナーラっぽい風味になった。
私は麺をタレにたっぷりつけるので、最後はチーズで濁ってしまったが、塩味のつけダレ自体がおいしい。
さっきのたまごカレーごはんのところでも書いたが、ベースの鶏ガラスープが絶品なのだ。
その後は、コロナ騒動により都内への移動を自粛したため、先日久しぶりに訪問したところ、
14時半~17時までは中休みとなったようで、営業しておらず(泣)。日頃の行いが悪い私には、よくあることだ。
数日後、17時台に再度訪問し、今度こそ久々の入店を果たした。
まずはオリオンビールでノドを潤し、「海老とアスパラ炒め」のハーフ720円を注文。
とろみのある塩ダレが海老とアスパラに絡む、味も見た目も素晴らしい一品である。
続いては、最近メニューに加わったと思われる「チーズ餃子」600円も追加したところ、
以前頼んだ餃子と比較し、明らかに羽根がグレードアップ!
とはいえ、チーズは餃子の中に入っているため、羽根自体には特に味はなかった(苦笑)。
この日のシメは、何度も絶賛してきた、鶏ガラスープ使用の「ラーメン・塩」580円。
炒め物は旦那さんだが、麺類は女将さんの担当。麺を湯切りし、具材が盛りつけられ、待望の塩ラーメンがやってきた。
つけめんとは異なる細麺に、具材はチャーシュー、メンマ、味玉半分、ホウレン草、ナルトにネギ。
シンプルな構成だが、その分鶏ガラスープの味を引き立てる。「しょうゆ」もあったが「塩」にして正解だ。
レンゲでスープをひと口すすれば、ウホッ、びっくりするほどウメエ!
絶品スープに絡む、細麺との相性も抜群。この塩ラーメン、飲んだシメには最適だよ。
シメと言いつつ、いただいたお椀にスープを移して飲んでいたら、再び酒が欲しくなり、ウーロンハイをお替り。
会計時、「スープがものすごく美味しかったです」と告げたところ、「スープだけの注文もできます」と教えてもらえた。
それもありがたいが、未食の「しょうゆ」や「味噌」、「担々麺」や「カレーつけめん」なども試してみたい。
麺類だけでなく、「エビのマヨネーズ和え」や「豚ロース生姜焼き」なども食べたいし、まだまだ通い続けなくては。
そういえば、以前はよく見かけたお子さんたちだが、最近はあまりお店に顔を出さないとのこと。思春期かな?
でも、数年後にはまた、お店を手伝いに来るかもしれないし、ゆくゆくはお店の跡継ぎも…。
いろんな意味で、今後が楽しみな玲音さんなのであった。
Heaven's Kichen玲音
東京都新宿区高田馬場4-34-14
JR高田馬場駅戸山口から徒歩約10分、大久保駅、東中野駅からは徒歩約25分
営業時間 11時半~14時半、17時~23時
定休日 日曜、祝日
※奥に団体用の小上がり席、店頭にテラス席もあり
おまけ
『玲音』さんとは無関係で恐縮だが、最近ようやくプロ野球が開幕。
4~5月くらいまでは、歴代ベストメンバーなど、過去の選手について触れたネット記事が多かったのだが、
レオン・リーは、もっと評価されていい選手ではないか!?
レオンを知っている、昭和の野球ファンなら、同意してくれる方は多いはず。
昔のプロ野球については、また改めて書かせていただく。
同名のちょいワルおやじ向け雑誌か、アクション映画のタイトルか。
以前の私は、ロッテオリオンズや大洋ホエールズなどで活躍した、プロ野球選手のレオン・リーを連想していたが、
最近は、中華ダイニングバー『玲音』(レオン)が真っ先に浮かぶようになった。
正式名は『Heaven's Kichen玲音』。ヘブンズキッチンというBONNIE PINKの楽曲もあるらしいが、関係は不明。
最寄り駅は高田馬場だが、駅周辺の繁華街からは離れた、住宅街の中に存在する。
食べログや雑誌では、駅から徒歩6分と紹介されているが、店主も常連客も「6分ではまず無理(笑)」と語る。
中央総武線の大久保か東中野から徒歩で向かうことの多い私も、先日高田馬場へ歩いてみたが、確かに10分ほどかかった。
私が玲音さんを知ったのは、今から数年前。高田馬場から大久保駅へお散歩の途中、偶然通りかかったのだ。
半地下の店舗の外観は、さっき書いたようにダイニングバーのようだが、お店の看板には中華メニューが記されている。
興味がわいたので入ってみたところ、厨房内には店主夫妻、カウンター席にはお子さんらしきお姉ちゃんと弟くん。
夕方16時台と、中途半端な時間帯だったため客は不在で、家族の団らんを楽しんでいたのかもしれないが、
私が来店したのを見て、仲良しきょうだいはどこかへ行ってしまった。なんだか申し訳ないね。
お食事だけの注文もOKだろうが、とりあえずサッポロビールの小瓶550円をオーダー。
下記画像は最近のドリンクメニューだが、オリオンビールの生があるのは珍しい。
※全体的に、酒類はちょいと割高かも
おつまみとして注文したのは、「餃子」と「キクラゲと卵炒め」という、私が愛してやまない2大中華メニュー。
まずは、店主が中華鍋でさっと炒めたKTI=キクラゲと卵炒め450円が登場。
安価ゆえ、玉子と木耳主体のシンプルな構成だが、しっかり中華の味に仕上がっている。
しばらくして、こんがりとした焼き色の、羽根付き餃子500円がやってきた。
1人前6個で、羽根を裏返したのがこちら。味自体にはクセのない、ジューシィ餃子であった。
ウーロンハイ600円をお替わりし、シメには店頭の貼り紙で気になっていた、「たまごカレーごはん」850円をオーダー。
TVや雑誌で何度も紹介されたらしい、こちらの名物料理で、カレーとご飯を一緒に炒めたものに、生卵が乗る。
カレーを炒めるいい香りが店内に充満し、しばらくしてスープと共に運ばれてきた。
ビリ辛のカレーチャーハンが食欲をそそり、スプーンが止まらず。付け合わせのスープもウマい。
途中で、愛しの黄身ちゃんを崩して混ぜれば、まろやか~な味わいとなる。
とにかく、カレー好きかつ玉子大好きな私にとって、
大満足なたまごカレーごはん=TKGであった。…あ、カレーってKじゃなくてCか。
実はこのとき、私の隣席では佐藤B作さん夫妻がお食事していた。もうだいぶ前のことだから書いてもいいでしょ。
プライベートなので、話しかけるのは遠慮した(斉藤清六さんなら声をかけた)が、どうやらここの常連客のようだ。
おふたりがオーダーした「ニラレバ炒め」がウマそうだったし、私自身もこちらの料理を気に入ったので、
玲音さんには今後も通い、他の料理も試してみようと決意し、お会計&退散。
とはいえ、中央線界隈で飲むことの多い私は、あまり高田馬場方面に行くことはなく、訪問は1年に1度くらいの割合。
以下で、その後に食べたメニューの一部を紹介していく。
こちらは、レギュラーメニューではなく、厨房内のホワイトボードに掲載されていた「皿ワンタン」400円。
短時間で出てくるので、オードブルに最適。きっとワンタンメンもウマいはずだ。
こちらもホワイトボードに記載されていた、「青ネギサラダ」400円。
たっぷりの青ネギに塩やごま油がかかり、見た目の割に味が濃く、私好みの非ヘルシーな(?)サラダであった。
続いては、「鶏のチリソース」720円。海老より安かったので、鶏を選んでしまった。
サイズはハーフとフルがあり、フルは920円と200円しか差がないので、そちらの方がお得なのだが、
先述した、B作さんたちが食べていたニラレバが、かなりボリューミーだったので、フルだとひとり客にはツラいと予測。
案の定、チリソースには鶏の唐揚げが6個ほど入っており、ハーフでも充分な量であった。
ある日のシメに頼んだのが、期間限定商品の「チーズ味玉カルボナーラつけめん」950円。名称と価格は実際とは異なるかも。
太めの麺にチーズと黒コショウが絡み、確かにカルボナーラっぽい風味になった。
私は麺をタレにたっぷりつけるので、最後はチーズで濁ってしまったが、塩味のつけダレ自体がおいしい。
さっきのたまごカレーごはんのところでも書いたが、ベースの鶏ガラスープが絶品なのだ。
その後は、コロナ騒動により都内への移動を自粛したため、先日久しぶりに訪問したところ、
14時半~17時までは中休みとなったようで、営業しておらず(泣)。日頃の行いが悪い私には、よくあることだ。
数日後、17時台に再度訪問し、今度こそ久々の入店を果たした。
まずはオリオンビールでノドを潤し、「海老とアスパラ炒め」のハーフ720円を注文。
とろみのある塩ダレが海老とアスパラに絡む、味も見た目も素晴らしい一品である。
続いては、最近メニューに加わったと思われる「チーズ餃子」600円も追加したところ、
以前頼んだ餃子と比較し、明らかに羽根がグレードアップ!
とはいえ、チーズは餃子の中に入っているため、羽根自体には特に味はなかった(苦笑)。
この日のシメは、何度も絶賛してきた、鶏ガラスープ使用の「ラーメン・塩」580円。
炒め物は旦那さんだが、麺類は女将さんの担当。麺を湯切りし、具材が盛りつけられ、待望の塩ラーメンがやってきた。
つけめんとは異なる細麺に、具材はチャーシュー、メンマ、味玉半分、ホウレン草、ナルトにネギ。
シンプルな構成だが、その分鶏ガラスープの味を引き立てる。「しょうゆ」もあったが「塩」にして正解だ。
レンゲでスープをひと口すすれば、ウホッ、びっくりするほどウメエ!
絶品スープに絡む、細麺との相性も抜群。この塩ラーメン、飲んだシメには最適だよ。
シメと言いつつ、いただいたお椀にスープを移して飲んでいたら、再び酒が欲しくなり、ウーロンハイをお替り。
会計時、「スープがものすごく美味しかったです」と告げたところ、「スープだけの注文もできます」と教えてもらえた。
それもありがたいが、未食の「しょうゆ」や「味噌」、「担々麺」や「カレーつけめん」なども試してみたい。
麺類だけでなく、「エビのマヨネーズ和え」や「豚ロース生姜焼き」なども食べたいし、まだまだ通い続けなくては。
そういえば、以前はよく見かけたお子さんたちだが、最近はあまりお店に顔を出さないとのこと。思春期かな?
でも、数年後にはまた、お店を手伝いに来るかもしれないし、ゆくゆくはお店の跡継ぎも…。
いろんな意味で、今後が楽しみな玲音さんなのであった。
Heaven's Kichen玲音
東京都新宿区高田馬場4-34-14
JR高田馬場駅戸山口から徒歩約10分、大久保駅、東中野駅からは徒歩約25分
営業時間 11時半~14時半、17時~23時
定休日 日曜、祝日
※奥に団体用の小上がり席、店頭にテラス席もあり
おまけ
『玲音』さんとは無関係で恐縮だが、最近ようやくプロ野球が開幕。
4~5月くらいまでは、歴代ベストメンバーなど、過去の選手について触れたネット記事が多かったのだが、
レオン・リーは、もっと評価されていい選手ではないか!?
レオンを知っている、昭和の野球ファンなら、同意してくれる方は多いはず。
昔のプロ野球については、また改めて書かせていただく。