わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

瘀血治療にチャレンジ

2013-07-25 | 日記
 昨日、うう…腰痛い…と、前屈みで歩いているところを、同じアパートに住む気のいい韓国人のオバサンに目撃されてしまいました。あんた、どうしたね、まだ若いのに腰曲げて~と、アパート中に響く大声で(彼女は普段から声がでかい)言われてしまった。彼女、それほどの高齢には見えないけど、昔、日本語を学校で習ったんだよ!と、片言の日本語でいつも話しかけてくれるので、見た目より年配なんだと思う。彼女から見りゃ、私もまだ若い。

 いやー、肩凝って腰も痛くてトホホなんですよ~、と言ったら、それなら私が毎月行ってるオススメの診療所行くべし、と、近くの指圧・鍼灸治療所を教えてもらいました。今日はマッサージに行こうと思っていたところだし、この地域に長く住んでるオモニが太鼓判押す、この地域で長く営業している韓国マッサージ。それはきっといいものに違いない、と、さっそく予約取って、今日行ってみましたよ。鍼灸、マッサージだけではなく、瘀血のカッピング治療も行なっているとのことなので、チャレンジしてみることにしました。韓国式鍼灸もカッピングも初体験です。どきどき…

 いらん血を吸い取るって、中世暗黒時代の瀉血治療と変わらんのではないかっ?!という疑問が、先ず心に浮かんだんだけど、ネットで色々と調べてみたら、一緒にしたらいかんものらしい。失礼しました。日本でも「吸い玉治療」として、昔からある民間療法なんだって。押してもダメなら引いてみな、ってんで、指圧で押すんじゃなく、ツボを引くものらしい。本当に効くのかな?衛生面とかは大丈夫?不安はあるものの、好奇心と頑固な肩凝りには勝てず、藁をも掴む思いで縋ってみましたよ。

 まずは軽くマッサージ。いやー、凝ってますねと朗らかに言われつつ、いきなりツボにはまって、ぎゃー!秘孔突かれた!なんて飛び上がること数回。その後は鍼。トントンと軽く打つ極細鍼でした。この鍼は全部、使い捨てなんだって。以前、西LAに住んでいた頃、近くに保険の効く鍼灸治療を行なっている診療所があったので暫く通っていたのですが、そこの先生は日本で学んだ日系人の方でした。そこのは長くて細い針だったけど、今日のは、それより短め。鍼の後がカッピング。確かに「引っ張られる~!」って、ひしひし感じる。首、肩、背中に上腰部まで、左右に5個づつ全部で10個。

 背中は余り感じないんだけど、首、特に右側がキツく引っ張られているように感じました。肩や背中より皮膚が薄いからかな、と、思っていたのですが、一番沢山の血が出たのもここだったから、なにか関係があるのかも?ともあれ、血を吸われつつ寝転がってる間、折角なので、木漏れ日に輝く岩間を鮮やかな赤のサラサラ血液が流れる、涼し気な清流…(と、書いたらホラーだが、私的には健康的なイメージのつもりだった)をイメージ。

 実際に吸い玉をくっつけてる時間は短かったように思います。右の首には、先生が「うわ!これは随分出ましたね!見ますか?」と言うほど、溜まってたようです。見ますかと言われたら、見たくなるのが人情。頭上げて見てみたら、なんかドロっとした血が。ぎえ~!ホントにこんなん出たんですか?と、結構驚いた。背中を拭いてもらった後、タオルを掛けて、再びマッサージ。気のせいか、体が軽くなったような気がするよ?

 家に帰って、鏡で見てみたら、他の場所は、それほど跡が残っていませんでしたが、モンダイの首の右側は、まん丸く紫がかったピンク色の跡がくっきり。やっぱり、ここが凝ってましたね、とのことでした。首の左側は、カップの縁が少し赤みがかってるだけだけど、左肩は右首ほどじゃないけど、丸く跡がついてる。しかし、衝撃のピンクの真ん丸、これ何日で消えるかな?なんか、あんまり見事なんでお見せしたい気もするけど、オバハンの項を見せるのは申し訳ないのでやめときますw

 取り敢えず、今夜は肩が楽な気がする。明日になっても首や肩にコリを感じなかったら、成功なのかな?調べてみたら、この「Cupping Therapy」、サウスベイでも行なっている所が数カ所あります。もし効いたら、また違う診療所で試してみたいかも?別に今日行ったとこに不満があるんじゃなくて、オフィスに寄って番うのか、色々試してみたいだけですが。ところで、今日のこの約一時間の施術、60ドルでした。安いか高いかは、効果次第…

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