わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

ここの人達は私の想像可能範囲を超えていた

2014-03-28 | 田舎暮らし
このブログの画面左側にブログラムというガジェットがついていますが、ここでガチャガチャしているアイコンにマウスを合わせると、このブログの成分を表示してくれます。このアイコンが可愛くて、私は気に入っているのですが、ここ数日、「安らぎたい」アイコンが出張っておる。で、安らぐため、新聞広告で見つけた貸家を見に行きました。

 何度も電話でお話しした大家さんとアパートの前で落ち合って、まだ住民が出て行っていない中へ。本来、今住んでいる人たちは先週末には引っ越して空き家のはずでしたが、雨で引っ越しが今週末になったハズ… だったのですが、中に入ってみれば引っ越しの気配なんて全くなく、いきなりタバコの臭いプンプン。屋内は喫煙禁止のハズなんですがw 4ヶ月前に変えたばかりのカーペットはしみだらけで、収納場所はふんだんにあるにも関わらず物が溢れ、部屋によっては足の踏み場もない状態。居間には危ない雰囲気のご主人が、むっつりと鎮座し、大家さんが声をかけても返事もしない。負けずに奥にずいっと入り、ここが主寝室、と、ドア開けたら、奥さんが寝てたwww

 ドアの前に山積みの洗濯物を蹴り飛ばして、地下室への扉を開けます。給湯器や暖房機を見て、ちゃんとすれば寝室にも使えるよ、この先は外から直接入れる部分で、あれ?なぜか古いマットレスが立てかけてあり、その先には進めないようになっています。マットレスを動かそうとする大家さんに、まぁまぁ、見なくていいですからと、とっとと退散。既に、そこで大麻育ててようが、クリスタルメス作ってようが驚かないぞ、って気分です。完全に逃亡体勢の私と、顔が引きつってる大家さん。とどめに、2つ目の寝室のドアを開けたら、今度は母猫+子猫が6匹がワラワラ。「きゃー!かわいー!一匹欲しい~!」と、はしゃぐ私の横で、ボロボロの壁と無残なカーペットに大家さん呆然。

 電話では4月始めに引っ越すつもりなら、余裕で掃除も全て終えて入居可能だよ、窓も注文済だから新しいアルミサッシのに変えるよ、壁も塗り替えるし、カーペットもクリ-ニングしてピカピカにしとくよ、と言っていた大家さん、家を出てから一言、「ごめん… 無理…orz」 今週末に出て行かなかったら、裁判所に退去命令申込むとブツブツ言いながら、申し訳ないからと貸家を何軒も持っている知り合いに「ペットOKの2寝室を探してる人がいるから、何かあったら教えてね」と、メッセージ残して、その人の電話番号をくれました。その人は地元のお医者さんで、なんと25軒も家を持ってるんだって(@_@)

 大家さんは何度も謝ってくれたのですが、私の方が「ご愁傷様」と言いたい気分でした。また一つ、田舎の本気を見たと思う。警察沙汰を起こしてオーナー協会から退去命令を出されながらも、居座り続けているLAのアパートの隣人も大概な厄介者だったけど所詮は1人、こっちは一家揃ってます。しかし、対する大家さんも強面の髭おじさんで、建築請負業を営んでいるので背後に丸太腕の従業員が控えてそうな感じ。ファイッ!(私は逃げます

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