わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

オハイオ一周年

2015-03-08 | 田舎暮らし
 随分と暖かくなってきました。天気予報を見ると、まだまだ予断はならないのですが、久しぶりに温かい週末、愛犬を連れて、Hills And Dales Metro Parkへ。道には相変わらず雪が残り、滑りやすいので小一時間ほどの短い散歩でしたが、一生懸命、滑り易い坂道を登っていると、冷気を含んだ空気が気持ちよくて、リフレッシュした気分。
   


 タイトルの通り、去年の今日、私はオハイオに引っ越してきました。さぞや寒かろうと構えていたけど、実際にデイトン空港に降り立ってみれば、今日と同じような小春日和の気持ちいい日だったのを思い出します。NYCにNY州の大学町イサカを経てボストン郊外、ワシントンDCといった東海岸海岸のエスタブリッシュメントから、南部のテキサス、ロッキーの麓で自然が豊かでありながらも、リベラルなデンバーで働くプロフェッショナル達の住宅街としてコスモポリタンな雰囲気をたたえたエバーグリーン、そして西海岸のLAと、まぁ全米で色んなところに住み、日本から初めて米国に来た時でさえ、若さの勢いか、それとも初めから「ここは外国」と腹を括っていたせいか、カルチャー・ショックなんて感じたことの無かった私が、初めてカルチャー・ショックを受けたのが、ここ中西部での暮らしです。お父さんが陸軍に所属していたので、やはり全米各地やドイツ、韓国で育ち、平和部隊でアフリカ生活を経験したわにお君ですら、電話でこちらの様子を伝えると、「マジ?(@△@)」になってしまう、ここは異郷。その度に私の返事は「You can never imagine and you really don't wanna know...(絶対想像もつかないし、絶対に知りたくもないよ…)」

 ところが、今夜は私のほうが、「マジ?(@△@)」になってしまう出来事が…

 これは、LAで乗っているプリウスに貼っていた「Americans for OBAMACARE(オバマ・ケアを支持するアメリカ人)」のステッカーです。何時から、こうなっていたのかは分かりません、というのは、今日になって息子に指摘されるまで、わにおは気付かなかったからw 確かに自分がいつも乗ってる車の後ろなんて、しみじみ見ないわな…

 この辺りでは、オバマケアがアメリカを破壊する、とか、オバマケアはアメリカンじゃない、なんて標語も珍しくはありませんが、南カリフォルニアの、更にリベラルでオープンなビーチシティーでの出来事だけに驚いてしまいます。当然、これは器物破損ですから違法ですが、何時、誰がしたかなんて予想もつきません。ただ、オバマケア等に反対してるのって、こういう形で不満を表すことしかできない、気も頭も弱い連中だってことを証明したと私は思うw

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