Maintenance SHIOHOUSE

■SHIOブログ■
「店主の独断と偏見でつづる個人的な日誌」

出先のトラブル、対処できるか?

2011-07-20 13:14:00 | CB400F/350F
あの暑い3連休のお中日の日曜日
懇意にしてもらっている東京の某クラブのメンバーの一人が15時くらいに現れて
「自分は仕事で行けなかったので夕方、シオハウスで待ってます」
とツーリングに行ってる仲間にメールを送っておいたらしい。
今回はメンバー3人+ゲスト1人で伊豆方面にツーリングに行ったらしい
(とは言うものの待ってるメンバー、行ってるメンバー全員ウチのお客様を紹介して送り込んだ精鋭ぞろい!
店的にはクラブなどを作る気はまったくなく、紹介依頼されれば波長が合うような知り合いのクラブを紹介しています。
ここしばらく、忙しくて行っていませんが店のツーリングも「今度、xxxxxへ行くけど、一緒に行きたい人店x時集合!途中合流、離脱自由」みたいなスタンスでイベントは行います。
なんせ店主あまり群れるの好きじゃないし、お客様も同様でロンリーな方が多いのです。)

さて、3時を回ってツーリング行ってるメンバーから電話が入る
「xxちゃんコケちゃってダイナモカバー割ってローターにコイルが当たっちゃっているんですけど、外せば大丈夫ですよね?」
との緊急電話
「干渉しているコイル(ステーター、フィールド)は外してもカバーだけは付けて来てくださいね、オイルパスプラグはダイナモカバーで押さえていますからね。
外す必要があるならホームセンター探してエーモンステーなどでオイルパスプラグが出てこないよう押さえてくださいね。
また、バッテリーの電気だけで帰ってくる必要があるので、使い切る前に他の仲間とバッテリーを交換しながら帰ってきてくださいね。
信号待ちではブレーキ握りっぱなしにはしないでね。
どうにもならなくなったらレッカー行くから電話頂戴ね」
とアドバイスして帰りを待つ

伊豆長岡からの電話だったので明るいうちに帰着は無理だろうなと
待つこと
20時ごろ店に到着

あらあら、ぱっくり!なんでこんなところが......


何でも、渋滞の中左端をすり抜け中、トンネルの手前で路肩が無くなり縁石で進路を阻まれているのを発見し慌ててブレーキ
最後の最後に不幸にも路面に小石が浮いていたのを拾って左側へぽてっと転倒
縁石にエキパイ~シリンダー~ダイナモカバーをヒットして割ってしまったようです。
人間はかすり傷程度でよかったですね
右に倒れて渋滞中の車に倒れ込んだらタダでは済まなかったですね。

そのときのステーターコイルが当秘宝館に寄贈されました。



壊れたパーツで博物館が開けそうな勢いです。
しばらく店頭に展示して置きますね。

何を壊しても高くつきます。
人間が壊れても治療費が掛かります。
(歳取ると直りも遅いしね)
いいこと何もなし

充分に気をつけて
「先を読んで走ること(危険予知)」
大事なことですよね


またエンジンガードも場合によってはエンジンの破損を防いでくれます。
当店でも現在オリジナルのエンジンガードを製作中
タロッティも取扱有りますがどうもメンテナンス性が悪くて.....

また、出先のトラブルに対しての対応
しょっちゅう遠出をする方は特にですが
何かが起きても大丈夫な工具、スペアパーツ
また、使用するボルト、ナット、ビス類の吟味

車載工具しか積んでいなくて
キャップボルトや汎用の8mmボルト、ナット(6角部分13mm)
などを使っていたら対応が出来ません
それ用の工具も積んでおくこと

それこそスポーク車輌何台かで行くなら
パンク修理の道具を分散して皆で積んでいくとか
(パンク修理が出来る人が居ないと意味ないですが)

特に収納スペースの無いCB400Fですが
とんちを効かせて
うまく収納してくださいね。


コメント (2)