Maintenance SHIOHOUSE

■SHIOブログ■
「店主の独断と偏見でつづる個人的な日誌」

陸事持ち込み

2018-11-30 02:15:00 | CB400F/350F
今週の水曜日は完全OFF
旧車天国から帰って来てそのままのハイエースから
車両や機材を下ろして片付け
(翌日の車検は積載で行かないといけないので切羽詰まった状態)
その後は嫁のお供でコストコへ

ガソリンスタンドがオープンしていた

なんかすげぇ安いし

なんかあまり安いと逆に心配
読者さんで入れている人居ないかしら?
インプレ聞いてみたいっす



翌木曜日、早起きして火曜日に完成した車検車両を陸事持ち込み
まずはテスター屋で光軸計測
ところが横方向に思いっきりずれている
とても調整できる範疇じゃない
作業前はステムの曲がりがありハンドルが結構狂っていた
まっすぐ走ってるのに斜めじゃん!状態
前回の車検の時に小細工しているのでは?
そう思ってヘッドライトのバルブを確認

爪を曲げて調整していた
これを戻しながらライトの脱着を繰り返すのは
テスター屋さんには迷惑だろうから
ハイエースに戻り積んでいる新品H4バルブに交換して再度テスター屋へ
簡単に光軸調整できました。

検査ラインに入り灯火類のチェック
検査官が後ろに下がってライトでこっちを照らして
「ちょっと来て」という
行ってみると
「ほら、リフレクターが光らない」と
たしかに反射していない
社外品のテールレンズだが反射しないリフレクターなんて初めてのこと
作業中に灯火類のチェック、リフレクターの有無は確認するがライトを当てて反射するかまではチェックしていなかった
最近、CB400Fの純正テールの車両がほとんどなのでナンバーと共締めにするリフレクターなんか車には積んでいない、テールレンズなんかはなおさら

車両をハイエースに積んで店に戻ってきた
一応両サイドにリフレクターらしきはあるのだが

在庫品のBRCテールランプを持ってきて比較
ストロボを焚くと

反射していません

再メッキした純正のテールライトベースが付いているのでレンズだけ付け替えようと思ったら
BRC製のが若干大きくて入らない
仕方なくそっくり交換することにした。

時間的に無理なので
午後に再度陸事へ
今度はすんなり通りました。

最後の最後まで罠だらけの車両でした。


戻って来て試乗、良い感じです。
冬場のF2絞りは結構きつい
暖かい陽気なら身体も柔らかいので良いのですが
寒い時期はガチガチに固くなっているので
試乗コース一回りでも手首に違和感を感じる
昔、調子が出なくて寒い中無理して長時間乗っていたら手首をおかしくして仕事に差し障ったことがあるので今は無理はしないようにしている
明日、暖かい時間帯にもう一回りしてみましょう



相変わらずのバタバタで12月のスケジュールの更新が今日になってしまった。
急な話ではあるが
12/2(日)は臨時休業といたします。

この日店主は航空自衛隊百里基地航空祭に出掛けます。
F-4ファントム退役まであと2年
見れるうちに直に見て聞いておきたいのです。

こんな本も即Get


「仕事が忙しい割には遊んでばかりじゃないか、さっさと仕事しろよ!」とお叱りの言葉を頂きそうですが
たまには息抜きも必要と大目に見てください

車検車両

2018-11-28 02:25:00 | ノンジャンル
車検車両の続き
やることが多すぎて
2週目突入

ホイールをばらしていると(全体的に渋かったが)2本だけ錆で完全固着

お客様に聞いてみた
①2本だけ新品を使うか?
②新品スポークセットで全部交換するか?
後者の新品スポークセットを選択

タイ国製なんですね~


これまでのハブはなんとCB350F用が付いていた(左)

何が違うかってダンパーブッシュの穴が塞がっているか開いているか
CB350Fの場合は開いている
しかし、ダンパーブッシュの奥にリアホイールハブプラグなる蓋が入るため
実際には塞がっているのと同じことだが
このホイールは入っていない???

向こうが見えます!

今回少走行のハブに交換したので以前のハブに使っていた厚みUPワッシャーが合わなくなった
この車両の前のお客様ので厚みUPワッシャーに交換し交換部品は処分してくださいとのことで捨てたノーマルワッシャーを金属ゴミ入れから拾い出し使用


車体にホイールを組んでチェーン調整
この車両、フレームもそうだが塗膜がかなり厚い
前のほうの目盛りが消えている

また、右側はボルトが8mmのものに変っている

左右同じボルトならこんな方法で調整もできる


現行のチェーンアジャスターは「471」に統合になっている
こちらの場合はチェーンアジャスター側に目盛りがある

今回は右側のみ交換させていただいた。

こんな場合うちでは巨大なノギスで調整


グリス入れ替えでばらしたブレーキペダルシャフトをグリスを充分に塗布して組み立て
ブレーキペダルをポンチマークを合わせて組む
ボルトを...ん!?

なんだよ舐めてるじゃん
ペダルの外れ止めのためにシャフトに溝がありそこにボルトが通るわけだがいい加減なところでボルトを無理に締めたのだろう
リターンスプリングがあるためにうまくやらないとこうなってしまう
ブレーキペダルを組む際にシャフトの頭が少し出るくらいがちょうど良い位置

これでボルトはちょうど溝を通過するので舐めることはない

タコメーターギア部にオイル溜まり

ヘッドカバーを外してオイルシール交換

IGコイル、気になったのが配線


なんかおかしいな
丸端子の径が違い過ぎるだろう
ビスは5mm、端子の穴は8mm??

カシメ部には被覆はないし、あまつさえ緩んでいたものもありショートしては一大事
作りました。

装着


エンジンの腰下のオイル漏れは
クランクやミッションのオイルシール
コーキングはされていたが所詮お茶濁し
時が経てばまた出てきます。
お客様自らオイル漏れ止めケミカルを試したようだが効くところ効かないところがある
オイルシールは液体ガスケットをすべて除去し再コーキングの準備


ポイント側のオイルシールで嫌なものを発見
漏れ止めケミカルを何も考えずに全体に塗布してしまったようだ
シャフトとシールの隙間に固まっている
(なんでマスキングしなかったのだろう????)
除去を試みたがとても取れない
これが悪さしなければ良いが
万一リップ面から出てしまっていたらお手上げです。

ガバナーのグリスUP

片側のアームのダンパーが剥がれているので修正します。
クリップが口開いていますね=交換

ニュートラルスイッチからもオイル漏れがあり

Oリングだけでなく軸からも出ている様子
新品は手に入らないのでコーキングでお茶濁し

フロントブレーキの組み立て
以前の記事で「美しくないなぁ」とぼやいたブレーキスイッチハーネス
よく見たらとんでもない

別体マスターのブレーキスイッチには本来平端子(メス)で接続だが
なんと普通のメスのギボシを潰して使っていた


メインハーネスからの延長部

なんと平端子(メス)に普通のオスのギボシが乗っているだけ!?

多分F1ハンドルで乗っていただろう時はそのまま平端子で接続し使っていたのが
F1絞りになり延長するのにおっつけ仕事をしてしまったわけですね

作り直しました


満充電して比重計測と液補充したバッテリーを車体に組み
灯火類の確認をするとブレーキランプとテールランプが逆転している
シート下の配線の繋ぎ間違えがないか再確認
(今回リアフェンダー、ウインカー類を外している)

ナンバーブラケットの内部を確認

なんだ逆組み

エンジンを掛けて点火時期調整~キャブレター同調調整
充電量測定
充分に暖まったところでコンプレッション測定

エンジンオイル、フィルターを交換して

可動部の給油と緩みの確認を行いほぼ完成



作業中に車検は切れているので
ハイエースで陸事に持ち込み車検を通してから完成試乗

さぁ週後半は別の車検車両だ!がんばろう

3連休、25日のシオハウス

2018-11-25 23:46:00 | ノンジャンル
連休最終日は天気も良く暖かく過ごしよい一日でした

朝9時ちょい前に予約修理車が到着

点検整備でお預かりすることができないので
予約修理時間帯に小出しで作業をすることにして
今日は2回目
今回はフロントブレーキのO/H
マスターシリンダー、ブーツ破けて濡れている

何年モノだろう?これだけ漏れててシリンダー内壁大丈夫かな?
クランプ部分もフルードで濡れています。

これでスイッチ内に侵入すると内部で悪さをするわけです。
ケミカルクラックや錆など

マスターシリンダーホルダーのボルトもフルードが悪さして真っ赤


シール類も結構古いな

シリンダー内壁は残念ながら錆によるクレーターがあり
インナーキットを交換してもゆくゆく漏れるでしょう

方法としては
①シリンダー再生または再生品への交換
②こだわりが無ければ別体マスターシリンダーへの交換(安上がり)
世には社外品のマスターシリンダーもいろいろあるようだが
リペアキットが存在するものを選ばないと使い捨てになってしまう
またはメーカーに依頼しなければできないものもあるので注意が必要

今回は①の再生品を選択、現品を下取りでリビルト済のものに交換する

ダイヤフラムは伸びてはいませんが

手で伸ばすとクラック発見





キャリパー側
ブリーダーバルブの6角部が舐めている
聞けばそのためフルード交換もしていないそうな!


ピストンは

1か所錆のクレーターはあるがそれだけ
今回はパッド交換は無しでピストンはそのまま行きましょう
漏れはなかったのでシールよりも外側だろうと判断
パッド交換時にピストンも換えましょう
キャリパー内部は案の定ヘドロが堆積

この時点でシール溝も激しい結晶が見てわかる

中性洗剤で洗浄~

キャリパーをオーブンで乾燥させてチンチンに熱いうちに舐めているブリーダーボルトを外す

真っ赤ですやん
シール溝の掃除、こんなに出ました。



ブレーキパイプ、ブラシを入れて抜くと

真っ白、内部に堆積している
これはホースでも同じことになっていると考えるべき

全交換となります


本日の来訪車

CB400Fが置き場で当て逃げされ
部品代だけで10万近く掛かってしまった
かわいそうなお客様
足りない部品の購入に

何時見ても迫力ありますね


CB350Fのお供のCB400F

店主の自家用車に試乗してかなりのショックを受けていました。
ぼちぼち12月になるのでTMR-MJNは返さなければいけないので
キャブ、マフラーをノーマルに戻しましょう
その状態でもう一度乗ってもらいましょう
今の状態だとキャブが強烈すぎ

そのうち
いつもの井戸端会議メンバーが揃いはじめ話に夢中かなと外を見たらバイクはあるが誰もいない
通りに出て見回すと
ローソンの向こう側で車が事故ってる


ガードレールもくちゃくちゃ

「うわ~すげぇな」と思いながら店に向かうと反対側からお客様がそろって戻ってきた
「向こうでもう1台大破していますよ」と
行ってみると

街灯、ポールをへし折り歩道に乗り上げてくちゃくちゃの車


砕けた部品が周囲に飛び散っています。

戻ってきてお客様に詳しく聞いたら
外でしゃべっていたら大きな音がして事故ったなと店の裏から通りを見たら
バンパーのずっこけた車が全開で通過したそうな
「逃げたな!」と直感したお客様たち
すかさず大きな音がして
見に行ったら逃げた車が自爆していたそうな

どうやら白い軽自動車と事故を起こして全開で逃げて
舎人ライナー下の交差点で信号待ちしていた車を右から抜いて赤信号に突入
そのまま歩道に突っ込んだとのこと
歩行者居なくてよかったですね

他のお客様も来て仕切り直しで井戸端会議再スタート
当店コードに引っかかるので全体画像が載せられないが
エンジンは変態的にバフ掛けされている


以前ヘッド交換したCB350F

オイルパンにオイルが溜まるという
Lカバーを外して確認
プレッシャースイッチ根元からのオイル漏れ
液体ガスケットを塗布して再装着
若干緩んでいたようです。



17時を回り場所を変えるということで退場されました

お気遣い感謝いたします。


3連休お中日、24日のシオハウス

2018-11-25 22:28:00 | ノンジャンル
連休お中日の土曜日
当店のお客様はおっさんが多いため暑くても寒くても来訪者が少なくなるが

本日一番乗りは来週分の車検車両

いつもと雰囲気が違うのは車検仕様にシングルシートを純正シートに交換してきたから

続いて磨きの達人も登場

寒い中シコシコ磨き始めました。
磨きすぎて薄くならなければ良いが(笑)





今日はホンダSFのOB会があり店主は15時くらいに退場
東武スカイツリーラインで浅草へ

うんこビルのなかアサヒビール、吾妻橋フラムドール


SFに関しては下記文献を参照ください
ウイキペディア「ホンダSR/SF」
Honda cafe HONDA SF


自分は高校卒業とともに
ホンダSF 北工場(北区王子)に入社/配属
ホンダSFの正式名称は「AHSF」オール ホンダ サービス ファクトリー
本田技研の中の整備専門部門と考えてください
ジョブローテーションで4輪~部品を経験し満を持して2輪へ
即戦力としてすぐさまエンジンの分解整備を行っていた
何せ高校生時分からブローカーまがいなことをしていて
70年代後半~80年代オートバイやモーターサイクリストの個人売買欄に頻繁に登場している
規模縮小でSFからホンダサービスになり北工場は閉鎖
押上センターに移動となった
その後数年して狭山製作所に転勤になり
自分では職人だと思っていて
新車製作ラインの仕事はどうにも我慢が出来なく退社
ホンダ二輪東京東(現HMJ)立ち上げの際に何とか潜り込み
2年目で工場長
3年目で家業を手伝わなくてはならなくなり退社
家具職人の傍らプライベートガレージでSHIOHOUSEを立ち上げ
二輪整備の仕事を継続していた
やり続けなければ腕が鈍るからです。
それが現在に至っています。

押上時代に一緒に仕事をしていたモトクロス元国際B級安孫子氏と

ホンダSFの社内チーム「エンゼルス関東」の一員です。

誰が発掘してきたか懐かしい画像が映し出されます



こんなものを持ち込む人も

うわ~欲しい! なんで当時とっておかなかったのだろう
黄色い帽子まであれば最高ですね

新入社員研修の時のもの

髪型は若気の至りっていうことで(笑)
製作所のラインで3か月間の研修があります。
自分の時は鈴鹿製作所、住んでいたのは国府寮
後ろの地縛霊みたいなのは畠山さんだったかな今どうしているやら

懐かしい仲間との歓談をして
最後に集合写真

ある意味これは生存確認会みたいなもの
できれば毎年やりたいですね

場所を移して2次会突入
先輩と一緒にパチリ

中央は現ドリームボックス店主 新井氏
押上SFでは4輪を担当
右はHM現役O氏 当時は部品担当

まだまだ先輩たちは元気です
自分は下っ端のほうなので
次回まで元気でいなくちゃ


3連休初日、23日のシオハウス

2018-11-25 21:40:00 | ノンジャンル
11/23(金)
この日の来訪車はオイル漏れが酷いので見て欲しいというCB400F

シリンダーヘッドガスケット面からのオイル漏れ
腰上を開けての作業は預かる必要があり現状は無理
作業リフトは2台分確保しているが
1基はカスタム車両が鎮座していて目途が立っていない
「カスタムはやっていないはずなのにどういうことか!!」
仲間の加工業者に丸投げしていたものだが
いつになっても出来てこないので確認すると
親の介護や賃貸業やっていてそちらが忙しく
金属加工の仕事は全く手が付けられなくなっているという
作業も途中で止まったまま
長い付き合いでお母さまとも面識があり
彼も独身で母一人子一人状態、状況がわかるだけに無理も言えず
そっくり引き上げてきた。
今の世の中切実な問題で未婚男性が増える中、親が高齢になり面倒を見なければいけないのは長男であれば当たり前のこと
兄弟が居れば分担もできるが一人っ子の場合は全部の負担がのしかかってくる
実際に知り合いのモンキー系の有名店も同様の理由で廃業してしまった。
明日は我が身といえよう
自分は結婚しているが極力嫁には頼りたくない、というか彼女にも高齢の親がいますからお互いがお互いの親の気配りをしなければいけないと考える
読者の皆さんも経験済みの方もいるかもしれませんし
これから待っている方もいるかもしれない
早いうちから腹を括っておいたほうが良いだろう

そんなんで、結局受けてしまっている以上
「加工屋が出来なくなったので出来ません!」と言えるわけもなく
自分で作業することになった
旋盤、フライスを使いとりあえずリアディスクのためのアダプターを1セット製作
前後ハブの表面処理が終わり
お客様が部品を持ち込んだ時にフロントハブこんな仕上がりでどうでしょう?とお見せすると
言葉を詰まらせた
「あぁ望んでいるのはこの仕上げじゃなかったのか」
バレル研磨で仕上げたが
今取引のある研磨屋の樹脂で仕上げたしっとりとした仕上がり
以前、うちで依頼していたところでは金属のコンパウンドで仕上げてギラギラした仕上がり
「おそらく、これまでのギラギラした仕上がりをイメージしていたのか?」
慌てて前後ハブをこれまで出していた業者に依頼
ただ一抹の不安はあった
3年前から前後ハブを純正仕上げで6台分依頼しているが未だ帰ってこないこともあり
今回のハブはバレル研磨だけ依頼してヘアラインやクリヤー塗装は別の納期が確実のところに依頼する予定でいた。
念のために「バレル研磨だけでよいので納期は?」と尋ねると
「2週間くらいかな」と言われ
発送したがはや1か月半
催促を入れたが「加工屋が音沙汰無いと」
良い仕事をするのだが納期が読めない
そんな外注ばかりのため自分の首を絞めることになっている
さっさと終わらせたいのに.....

そんなこともあり
スペース的に無理なので車検車両以外の預かりはまだしばらく無理だとお考え下さい

話を戻して
お客様がギアの入りが悪いという
クラッチレバーの遊びを確認

ちょっと多いですね
あまつさえ「クラッチが軽くなる」というレバーが付いている
エンジン側のアームでもそうですが
軽くするためにレバー比を変えている
切れ始めから完全に切れるまでの間隔が長くなっている
(半クラの状態が長い)
レバーの遊びには注意が必要
遊びが多ければレバーを握っても完全にはクラッチが切れず
ギアの入りが悪くなったりする
心当たりがあれば試してみると良いだろう
また、冷間時とチンチンに暖まった状態でクラッチの遊びは変わるもの
心得ている人は都度調整をしている
完全に暖まった状態でちょっと遊びが有る程度にして信号待ちなどエンジンが掛かったまま停止している状態でギアの入りを確認する。
※CB350Fは遊びが多いほうがギアの入りが良いようです。

ドライブチェーンの確認
あぁ、完全に終わっていますね


だるんだるんです。
見ると油っ気が無い

聞くとエンジンオイルに漬けて潤滑をするという
いやぁ、全部飛んですぐ乾くのでは??
ノンシールチェーンの場合、自分なんか高校生のころからモトクロスをしていましたが
グリスを煮て液状になったらチェーンを入れて煮込んだものです。
出して冷えればグリスは固まります。
あの頃だとCRCのチェーンルブ(青いやつ)なんてありましたが
高校生で余裕がないためもっぱらグリス煮でしたね。
ただし、現在では様々なケミカルが売られています。
うちではDID製のチェーンルブを使っていますが
塗布したてはシャバシャバで内部に浸透します
やがて揮発してグリス成分のみ残るもの

ただ、現車はとっくに交換時期
今、作業できますか?と聞かれたが
例の車検車両がリフトに鎮座していて無理
後日予約を入れていただいて作業しましょう


覗くと下側にもオイル漏れがあることから
念のためにオイルレベルをチェック
んっ!!

オイルが付かない
車体を右側に傾けても無理
何も知らずに店には来たが
知ってしまったらもう無理
オイルの補充を依頼され
見事に1ℓ入りました。

本来、運行前点検の一つ
タイヤの空気もそうだが
時折チェックをしてほしい

お願いだから余計な仕事増やさないで~