先日「お願い」という記事を書いたのですが
かなり厳しい意見のコメントを頂きました。
そのままUPしたのですが
来店したお客様から気遣いのお言葉を頂いたり
そのコメントに対してのカウンターコメントがきたりして
そのコメントをUPすると読者同士で炎上しそうな気がするので
当該記事は削除させていただきます。
また、記事を見て気分を害した読者様にはお詫び申し上げます
申し訳ございませんでした。
10月3週目の車検車両
見たことのないエンジンガードが付いていますね
左の下側のマウント部を確認
ボルトがクランクケースに当たっている
外して確認...わずかだが当たっていた部分が光っている
ケース側にも痕跡
見て分かるように当たっている部分はオイルポンプからオイルフィルターケースへのオイルラインの壁
長いボルトで無理に締めればクラックが入り大惨事になる
プレインワッシャーを1枚追加
ワッシャー分隙間が出来ました。
あと注意したいのが
エンジンガードを外してボルトをそのまま使ってしまうこと
エンジンガードのステーの厚み分ボルトが長いのでケースを押してしまう
エンジンガードを交換するでも隙間があるか確認すること
オイル交換、お客様の指定は「NUTEC」ZZ-03
紙パックに入っていてお酒みたいですよね
なもんでしっかりと書いてあります。
子供が間違えて飲まないようにひらがな表記
オイルはもし指定があれば取り寄せ可能です。
依頼事項は油温/電圧計の装着
接続はライトケース内で行います。
(黒と緑のギボシの空きを確認)
オリジナルは黒=アース、赤=電源
お客様が自分でメンテする際に分からなくならないように
熱収縮チューブで純正色にモディファイ
アース=緑、電源=黒
もう一つはリアサスペンションをIKONに交換
4週目車検車両
前回フルメンテナンスしているのですんなりいくかと思ったら...
まず灯火類の点検...右リアウインカーが点かない
クランプ部にクラックが入っていてゆるゆる
交換ですね
テールランプレンズが割れている
これも交換
依頼事項はオイル漏れ、漏れ箇所を確認する
フレームからサイドスタンドを伝って地面にシミが出来るとのことで
探してみると....クランクケースのUBSボルトから出ている
ケース合わせ目ボルト穴に流れ込んでいるのだろう
しかし真下がフレームのためボルトが外せない
エンジン降ろすしかないか
ざっくり見積もり出して作業指示を頂いて作業開始
キャブレターを外そうとしたら、#2マニホールドが分離
先端の黒い部分、ほんの1mm程度の皮1枚で繋がっていた感じ
今回エンジン降ろしで気が付いたから良いものの
そのまま乗っていて二次エアーでも吸ったら大変
混合気は濃ければかぶるだけだが、薄ければエンジンが壊れます
エンジンが降りて
外そうとレンチを掛けたら..緩い!
しかもケース側のねじ山も付いてきた....最悪
ねじ山があがっていました
ヘリサート修正はケースを割らないとできない
とりあえずノギスで穴の奥行きを計測し
可能な範囲で長いボルトで対応しよう
しかし使えるのは+5mm程度のボルト
右からオリジナル、+5mm、+10mm
本来なら10mmくらい掛かると良いのだが入らないものは仕方がない
ボルトの頭周辺には液状ガスケットを塗り、ネジ部には緩み止めを塗って舐めない程度のトルクで締めておいた。
今までフレームに隠れて分からなかったが
フィルターケースが付く左右のM8x60mmボルトが付くところ
両側ともぱっくり割れている
何が起きたかというと
ネジ穴にオイルが入っているのを知らずに思いっきりビューンと締めたのだろう
液体は圧縮できませんから「パン!」と割れてしまっらのでしょう
手で締めればボルト先端がオイルに当たれば重くなるので「おかしいな?」と分かるもの
おかしいと思わずにぐいぐい締めたか?エアツールでも使ったか?
酷いもんです
マニホールドも交換して
エンジンを車体に積んで
足回り、フロントフォークブーツにクラック
どうせ車検整備でホイールは外しますから交換しましょう
セパレートハンドルが付いているのでがタンクに当たります。
前回は検査官にチェックされず通りましたが
今回の検査官が確認しないとも限らない
「前回大丈夫だった」は通用しない
不安要素は無くしておきましょう
タンクとシートを後ろへずらします
タンクのフロントクッションに接する部分はゴムのブロックを貼り付け
リアクッションは加工して5mm程度後ろに移動
シートヒンジの穴も工作機械で楕円に加工
左はクリアできた
それでも右のハンドルのクランプボルの頭が当たるので
穴にヘリサートを打ってナットは使わずに締められるようにした
ボルトの頭が無くなった分楽勝です
セパハンのためクラッチケーブルの取り回しが悪く
ワイヤー給油しても重い
そこでアゲイン製のマジックレバー
ワイヤーのタイコが引っ掛かる部分の位置を変えてレバー比が変わるためにすごく軽くなる
ただしCB400Fの場合冷間時と温まってからではクラッチの遊びが変わる
クラッチワイヤーの調整が非常にシビアになる
また、ハンドルレバー側のアジャスターは定位置で固定となるため
遊びの調整はクラッチカバー側で行う必要がある
楽をするには手間が掛かるということ
また、BRCさんのエンジン側のレバーとの併用はできないのでご注意されたい
さぁ完成しました
腰が1か月以上調子悪いのだがこのポジションは拷問でした。
5周目車両
はい、いつものように
リアブレーキはインジケーターのマークを越えたので交換
上が現車のもの、下が新品
まだ残っているように見えますが
ドラム側も減りますから無理して使っているとブレーキ踏んだら戻らなくなる場合もある
交換前、ポンチマークらスプラインを2山ずらしていた
ブレークカムの角度が付いて引っ掛かってしまう
交換後はポンチマークを合わせると
ブレーキロッドのアジャストナットが結構奥まで入るので
1山ずらしでちょうど良かった(ドラムが幾分減っているということ)
かなり厳しい意見のコメントを頂きました。
そのままUPしたのですが
来店したお客様から気遣いのお言葉を頂いたり
そのコメントに対してのカウンターコメントがきたりして
そのコメントをUPすると読者同士で炎上しそうな気がするので
当該記事は削除させていただきます。
また、記事を見て気分を害した読者様にはお詫び申し上げます
申し訳ございませんでした。
10月3週目の車検車両
見たことのないエンジンガードが付いていますね
左の下側のマウント部を確認
ボルトがクランクケースに当たっている
外して確認...わずかだが当たっていた部分が光っている
ケース側にも痕跡
見て分かるように当たっている部分はオイルポンプからオイルフィルターケースへのオイルラインの壁
長いボルトで無理に締めればクラックが入り大惨事になる
プレインワッシャーを1枚追加
ワッシャー分隙間が出来ました。
あと注意したいのが
エンジンガードを外してボルトをそのまま使ってしまうこと
エンジンガードのステーの厚み分ボルトが長いのでケースを押してしまう
エンジンガードを交換するでも隙間があるか確認すること
オイル交換、お客様の指定は「NUTEC」ZZ-03
紙パックに入っていてお酒みたいですよね
なもんでしっかりと書いてあります。
子供が間違えて飲まないようにひらがな表記
オイルはもし指定があれば取り寄せ可能です。
依頼事項は油温/電圧計の装着
接続はライトケース内で行います。
(黒と緑のギボシの空きを確認)
オリジナルは黒=アース、赤=電源
お客様が自分でメンテする際に分からなくならないように
熱収縮チューブで純正色にモディファイ
アース=緑、電源=黒
もう一つはリアサスペンションをIKONに交換
4週目車検車両
前回フルメンテナンスしているのですんなりいくかと思ったら...
まず灯火類の点検...右リアウインカーが点かない
クランプ部にクラックが入っていてゆるゆる
交換ですね
テールランプレンズが割れている
これも交換
依頼事項はオイル漏れ、漏れ箇所を確認する
フレームからサイドスタンドを伝って地面にシミが出来るとのことで
探してみると....クランクケースのUBSボルトから出ている
ケース合わせ目ボルト穴に流れ込んでいるのだろう
しかし真下がフレームのためボルトが外せない
エンジン降ろすしかないか
ざっくり見積もり出して作業指示を頂いて作業開始
キャブレターを外そうとしたら、#2マニホールドが分離
先端の黒い部分、ほんの1mm程度の皮1枚で繋がっていた感じ
今回エンジン降ろしで気が付いたから良いものの
そのまま乗っていて二次エアーでも吸ったら大変
混合気は濃ければかぶるだけだが、薄ければエンジンが壊れます
エンジンが降りて
外そうとレンチを掛けたら..緩い!
しかもケース側のねじ山も付いてきた....最悪
ねじ山があがっていました
ヘリサート修正はケースを割らないとできない
とりあえずノギスで穴の奥行きを計測し
可能な範囲で長いボルトで対応しよう
しかし使えるのは+5mm程度のボルト
右からオリジナル、+5mm、+10mm
本来なら10mmくらい掛かると良いのだが入らないものは仕方がない
ボルトの頭周辺には液状ガスケットを塗り、ネジ部には緩み止めを塗って舐めない程度のトルクで締めておいた。
今までフレームに隠れて分からなかったが
フィルターケースが付く左右のM8x60mmボルトが付くところ
両側ともぱっくり割れている
何が起きたかというと
ネジ穴にオイルが入っているのを知らずに思いっきりビューンと締めたのだろう
液体は圧縮できませんから「パン!」と割れてしまっらのでしょう
手で締めればボルト先端がオイルに当たれば重くなるので「おかしいな?」と分かるもの
おかしいと思わずにぐいぐい締めたか?エアツールでも使ったか?
酷いもんです
マニホールドも交換して
エンジンを車体に積んで
足回り、フロントフォークブーツにクラック
どうせ車検整備でホイールは外しますから交換しましょう
セパレートハンドルが付いているのでがタンクに当たります。
前回は検査官にチェックされず通りましたが
今回の検査官が確認しないとも限らない
「前回大丈夫だった」は通用しない
不安要素は無くしておきましょう
タンクとシートを後ろへずらします
タンクのフロントクッションに接する部分はゴムのブロックを貼り付け
リアクッションは加工して5mm程度後ろに移動
シートヒンジの穴も工作機械で楕円に加工
左はクリアできた
それでも右のハンドルのクランプボルの頭が当たるので
穴にヘリサートを打ってナットは使わずに締められるようにした
ボルトの頭が無くなった分楽勝です
セパハンのためクラッチケーブルの取り回しが悪く
ワイヤー給油しても重い
そこでアゲイン製のマジックレバー
ワイヤーのタイコが引っ掛かる部分の位置を変えてレバー比が変わるためにすごく軽くなる
ただしCB400Fの場合冷間時と温まってからではクラッチの遊びが変わる
クラッチワイヤーの調整が非常にシビアになる
また、ハンドルレバー側のアジャスターは定位置で固定となるため
遊びの調整はクラッチカバー側で行う必要がある
楽をするには手間が掛かるということ
また、BRCさんのエンジン側のレバーとの併用はできないのでご注意されたい
さぁ完成しました
腰が1か月以上調子悪いのだがこのポジションは拷問でした。
5周目車両
はい、いつものように
リアブレーキはインジケーターのマークを越えたので交換
上が現車のもの、下が新品
まだ残っているように見えますが
ドラム側も減りますから無理して使っているとブレーキ踏んだら戻らなくなる場合もある
交換前、ポンチマークらスプラインを2山ずらしていた
ブレークカムの角度が付いて引っ掛かってしまう
交換後はポンチマークを合わせると
ブレーキロッドのアジャストナットが結構奥まで入るので
1山ずらしでちょうど良かった(ドラムが幾分減っているということ)